Tezos(テゾス/XTZ)がメインネットローンチ発表後、30%の価格上昇をみせる

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Tezos(テゾス/XTZ)がメインネットローンチ発表後、30%の価格上昇をみせる

五月雨まくら(@samidare_makura)です。
2017年7月に約2億3200万ドルをICOで調達したTezos(テゾス/XTZ)が、今月、9月17日(月)にメインネットをローンチ。それに伴い価格も上昇したようです。本稿ではその値動きとTezosの概要についてまとめます。

メインネットローンチ発表後、価格が約30%上昇


出典:CoinMarketCap

メインネットローンチの発表がTwitterで行われた後、Tezos(XTZ)の価格は1.3ドル付近から1.66ドル付近まで約30%の上昇をみせました。過去の事例をみてもメインネットのローンチは、プロジェクトが順調に進んでいることを証明するためポジティブな値動きをする傾向があるようです。

そもそもTezos(テゾス)とはどのようなプロジェクトか?

Tezosは、自己修正型クリプトレジャー(A Self-Amending Crypto-Ledger)です。Tezosがなぜ「自己修正型」と呼ばれるかというと、ノードがプロトコルの仕様修正を承認する手続きを規定しているからです。つまりノードが自分たちでフォークを調整できるということですね。

通常、仮想通貨のプロトコルの仕様修正をおこなうにはハードフォークが必要とされます。すると旧システムと新システムの間に分裂が生じてしまいます。しかしTezosは、ネットワークプロトコル、トランザクションプロトコル、コンセンサスプロトコルをそれぞれ独立させることで、旧システムと新システムとの間に互換性を担保します。

Tezosのプロトコルを修正するメカニズムは”Futarchy”と呼ばれるシステムに基づいています。このシステムの基本的な考え方は、価値観が大多数の合意によってもっともよく捉えられ、その価値を実現するのに役立つ政策の選択が予測市場に残されていることが好ましいというものです。Tezosは、”Futarchy”を次のような仕組みで実装しています。

まず、ノードは価値の満足を表すデータフィードに投票します。するとフィードの指標の変化を推定するための予測市場が生まれます。そしてその値付けは、市場メーカーにコインを発行することによって、動機付けられます。最終的には、指標を改善する可能性がもっとも高いであろう修正案が自動的に採用されます。ちょっと難しいという方は、Tezosではシステムの修正案が採用されるとコインがもらえるよ、ということを覚えておけば大丈夫です。

Tezos(テゾス)の動向まとめ

Tezosの値動きと概要についてお届けしました。ちなみに、ICO後のTezosは内紛により、トークンが発行されず、投資家に集団訴訟された黒歴史も持ちます。ただ開発は順調なようですので、メインネットローンチ後の動向も見守りましょう。

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参考
Tezos position paper
Bitcoinist.com

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