業界史上最大のマイニングカンファレンスが開催、マイニング企業各社は一斉上場へ

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業界史上最大のマイニングカンファレンスが開催。マイニング企業各社は一斉上場へ出典:Mining Summit

史上最大級マイニングカンファレンスが2018年9月開催

来月、9月21日から23日にかけて大規模なマイニングカンファレンス「World Digital Mining Summit」が、Georgiaで開催されます。

カンファレンスは、マイニングハードウェア製造最大手のBitmainと、中国暗号通貨系の情報ポータル大手であるBitkanの主催です。実際に、筆者が知る限りでも、マイニングにフォーカスをしたここまで大規模なイベントは初であり、マイニング業界では注目が集まっています。

サイトによると50社以上のマイニング企業と、30以上のスピーカーが参加するイベントで、BitmainのCEOであるJIHAN WU氏や、Bitcoin.comのRoger Ver氏、Marco Streng氏などが参加をするほか、普段はあまり表にでないマイニングプール運営者や、Bitmainの幹部などが登壇をするとしています。

Bitmainは現在、上場を計画しており、香港市場への上場申請を9月にも行う予定であると業界最大手メディアであるcoindeskが報じている。

それによると、上場による資金調達額は約180億ドル(約2兆円)を計画しているようで、実際にこの通りに上場をすると、Facebook社を更新した市場最大のIPOになります。BitmainのIPOは、最大で時価総額400~500億ドル(~約5兆5000億円)という規模になると思われます。

Bitmainは、プレIPOラウンドとして今年7月23日にテンセント、ソフトバンク、China National Gold Group(中国黄金集団)、またその他いくつかの公表がされていない政府系ファンドから$1Billionの資金調達を実施しています。

プレIPOラウンドの評価額は、$15Billion(約1兆6500万円)です。

アメリカ最大の取引所であるcoinbaseは、自社の評価額を$8Billion(約8800億円)と算定しており、その約2倍のバリュエーションとなります。名実ともに、今時点で暗号通貨・ブロックチェーンの業界で最も価値の高い企業はBitmainということです。

関連:マイニング業界大手Bitmainがテンセント・ソフトバンクから資金調達、年内にIPOを目指す

Bitmain上場準備期間とカンファレンス開催が同じタイミング

時期的には、カンファレンスとBitmainの上場準備期間は、タイミングが重なり、このタイミングでなにかしらの発表などが行われる可能性が高いのではないか、とも推測されています。

また、現在、Bitmainだけでなく、マイニング関連企業が一斉に上場を計画しているタイミングでもあります。BitMain、Canaan、Ebangの3社はいずれもマイニングハードウェアを製造する企業であり、彼らが業界トップ3であり、3社ともに、同時期に香港証券市場への上場を計画しています。

計画通りに上場が承認をされると、2019年の1Qには各社の株式は公開市場で取引をされていることになります。

また、クラウドマイニング事業を行うArgo Blockchainは、今年8月にロンドン証券取引所へ上場をしました。その他、Hydrominer社も、ロンドン証券取引所の上場を噂されており、マイニング企業の上場がこれから連続します。

その点では、9月に開催されるイベントは各社にとって、マイニングというある面では業界特有の人しか深くは理解をしていない産業を、公開企業が増えるタイミングの今、一般投資家に認知をしてもらうという目論見があるイベントである可能性もあります。

いずれにしても、これまでマイニングに関連をする企業の各社の情報は開示がされず、Bitmainもこれだけの規模でありながら実態が外からは情報が不透明でした。

今後、マイニング企業各社の情報が、おそらく多く開示されることになり、マイニング業界の動きが大きくなるだろうと予想されます。

関連:仮想通貨マイニング企業BitmainがIPO、資金調達額180億ドル目指す

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