米国の電気通信機関(NTIA)、ブロックチェーン技術について専門家から提言を求める

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米国の電気通信機関(NTIA)、ブロックチェーン技術について専門家から提言を求める

アメリカ政府は、国内の起業家たちにブロックチェーン技術の導入を推奨し、その為の環境作りを推し進めている。

アメリカ政府、ブロックチェーン技術専門知識を募集

アメリカ合衆国の国家電気通信情報管理庁(NTIA)は、企業、市民団体、技術界、学者、一般市民を含む業界のステークホルダー(業界の利益に直結する重要人物、利害関係者)から、ブロックチェーン技術に関する専門的な提言を求めていると発表した。

参考:NTIA

NTIAは、「アメリカの起業家たちは、積極的に国際市場に参入し、電子サービスおよび製品の提供に努めてほしい。」とコメントしており、アメリカの「国際的関与」を拡大させる一環として、インターネット政策を発展させる4つの領域(先端技術、プライバシーとセキュリティ、インターネット政策、情報の自由化と管理)に焦点を当てた政策を計画している。

アメリカの政府機関は、日々進歩する先端技術に後れを取らぬよう、絶えず研究を重ねているのだが、NTIAの発言は彼らにもおよび、公的視点から見た技術的助言も求めている。米国情報高等研究開発活動(IARPA)は、ネット上で不特定多数の人からブロックチェーンに関する専門知識を募り、Geopolitical Forecasting Challenge(地政学予測チャレンジ)運動を展開している。

ブロックチェーン導入は経済成長の大きな議題

NTIAは将来行われるであろう技術発展に関する国際会議でステークホルダーの提言を議題の中心として扱う意向を見せている。

NTIAが出した声明は以下のものである。

「この数十年の間、技術革新に関する議論は更なる激化を見せ、世界中で専門家の様々な提言が国家の技術革新戦略に取り入れられています。さらには国内の枠組みを超え、彼らの意見はAPECやOECDなどの国際フォーラムにも議題として挙がっています。

これからの将来、技術革新に関する協議は、人工知能の社会経済的影響、オート化とネットビジネスによる労働力の変化、ブロックチェーン導入による経済成長といった議題を中心に、更に白熱することになるでしょう。そして、米国商務省の補助機関として、NTIAはアメリカの電気通信情報政策に関して、米大統領に貴重な助言を与える大きな役割も担っています。

インターネットが進化し続けるのと同時に、NTIAはこのネット環境を『強化』『保護』『助長』させ、『オープンで誰もが利用可能なネット環境』を形成しています。さらに、情報の自由な流れを提唱し、世界市場を強化することで、アメリカの電子サービスおよび製品をより広く普及させようと考えています。」

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▼参考
ETHNews