アラブ首長国連邦(UAE)、初のイスラム法(シャリーア)準拠の仮想通貨取引所を立ち上げ

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アラブ首長国連邦(UAE)、世界初のイスラム法(シャリーア)準拠の仮想通貨取引所を立ち上げ

アラブ首長国連邦(以下:UAE)は、国内企業が世界初のイスラム法(シャリーア)準拠の仮想通貨取引所を立ち上げるとのことで、デジタル通貨分野への参入を積極的に続けている。

初のイスラム仮想通貨取引所(FICE)がローンチ、イスラム金融の前進

UAEに拠点を置くフィンテック企業、ADAB Solutions社は先日、イスラム法(シャリーア)に準拠した世界初の仮想通貨取引所の立ち上げを発表した。このプロジェクトは、便宜的にFICE(First Islamic Crypto Exchange: 初のイスラム仮想通貨取引所)と呼ぶこととなった。

この仮想通貨取引所は、イスラム教徒及びイスラム金融(イスラム法に則った金融取引)利用者の仮想通貨市場へのさらなる参入を目的とし、今後世界規模での金融サービスを展開していく予定だ。FICEはイスラム金融規則の下で取引が行われる世界初のデジタル資産取引所として期待が高い。

ADAB Solutions社の創設者でありCEOのTimur Turzhan氏は次のように語る

「“シャリーアの規範に準拠する” というのは、このプロジェクトの具体的で分かりやすい特長であり、ビジネス戦略もはっきりとしております。このイスラム法準拠(ハラル)のプロジェクトは、世界中で数多く打ち出されている仮想通貨ビジネス構想を遥かに凌駕して、堅実な成功を収めることを確信しています。」

今後の予定として、ADAB Solutions社は世界中のイスラム法(シャリーア)専門家を集めたシャリーア諮問委員会を社内に設けるとのことだ。彼らはシャリーアの原則に従いながらこのプロジェクトに協力していくこととなる。

アラブ首長国連邦(UAE)、ブロックチェーン技術の進展

近年のUAEの発展は目まぐるしく、殊にブロックチェーン技術においては、その進歩は著しい。

今年の1月初め、ドバイは2018年だけで最低でも20以上のブロックチェーンベースのサービスを展開すると報告してしている。UAE最大の銀行であるドバイ国立銀行(NBD)は、先日からブロックチェーンを使った革新的な技術を導入し、それを小切手詐欺の防止に役立てている。

さらにドバイの交通機関は、ブロックチェーン技術を導入した車両管理システムの構築計画を明らかにした。このシステムが実装されると、交通機関の管理者は車両の運行記録を、その導入から破棄まで全期間確認することができるそうだ。

そしてUAEの首都アブダビ市が先日明らかにしたのはリップルとの提携であり、分散型台帳技術を使った国際送金が開始される予定だ。

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参考:Bitcoinist

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