三菱UFJ銀行:ブラジルのブラデスコ銀行と国際送金プラットフォーム共同開発へ

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三菱UFJ銀行:ブラジルのブラデスコ銀行と国際送金プラットフォーム共同開発へ

11月9日、三菱UFJ銀行とブラジル四大銀行の一つであるブラデスコ銀行(Banco Bradesco S.A.)は、Ripple(リップル)社の技術を利用した国際送金プラットフォームを共同開発する覚書に署名したことを正式に発表した。

参照:プレスリリース

日本とブラジル間の国際送金プラットフォーム開発へ

今回の国際送金プラットフォーム共同開発プロジェクトは2017年9月から続いてた、両行のフィンテック関係共同研究の覚書から続いていた協業体制によって、生まれたとのことだ。同発表によれば、三菱UFJ銀行やブラデスコ銀行はRipple社が提供するサービスを利用、最終的には日本~ブラジル間の迅速かつ安全で透明な取引を目指すという。

20世紀初頭から続くMUFGとブラジルの関係性

元々ブラジルは20世紀初頭、日本人移民が多数送り込まれた主要な土地としても広く知られる。元々三菱UFJの前身(東京銀行の前身)であった、横浜正金銀行も1919年に初めてブラジルのリオデジャネイロに支店を開設。以降、約100年にわたってサービスを提供してきた。

法務省が2018年9月に発表した平成30年度6月末現在の在留外国人数統計の速報値(参照)によれば、在留外国人の有する国籍の中でブラジル国籍者は5番目に多い。その数は 196,781人と非常に多く、合わせてブラジル国内には(推定)約190万人の日系ブラジル人がいるといわれる。この数字から明らかなように、現在でもブラジルと日本の関係性は強い。

約200万人の市場開拓となるか

三菱UFJ銀行とブラデスコ銀行の共同開発したプラットフォームが実現すれば、両行が参加するRippleNetは在邦ブラジル人、日系ブラジル人、合計約200万人の市場を獲得することになるだろう。

Ripple運営側も今回の発表について公式ツイッターで言及するなど、動きを見せている。まだ明確なプロジェクト計画は発表されておらず、サービス開始の予定も不明だ。今後の動きに注目したい。

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参考
Bitcoinist
MOFA

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