ユニセフ、イーサリアムによるスマートコントラクトへの試み

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国際連合児童基金(ユニセフ)のベンチャー部門はブロックチェーンへの調査をイーサリアムのスマートコントラクトまで広げている。

昨年、ユニセフは世界中の子供達の生活を向上させるという使命にブロックチェーンが役立つかどうかをの調査に重点を置いてきた。

国連ではより幅広い用途にブロックチェーンを応用するための取り組みを行っており、このユニセフベンチャー部門での取り組みはその一環となっている。

最近発表されたユニセフベンチャーファンドのブログでは、ブロックチェーン上で動く自律的なコード部分であるスマートコントラクトを含め、取引のテストが行われたことが発表されている。

今回は複数署名(マルチシグ)、例えばAさん、Bさん、Cさんの3人のうち、2人が認めれば案件Xが実行される、といったもののテストが焦点だったようだ。

テストに使用されたアドレスは公開されているため、どのような送金・取引が行われてたのかについて、検索すればだれでも知ることができる。

プロジェクトの背景をユニセフのソフトウェア開発者であるQusai Jouda氏はこう述べている。

「信頼のコストを低下させることは、オンライン上でのトランザクションを再構築する一つの方法だ。実際に、インターネットを通じて資産を仲間同士で送る方法を向上させている。

早い段階で技術が成熟するほどに解決策の組み合わせを与えてくれる新しいテクノロジーを評価・試作するためのユニセフベンチャー部門にとって、それはイーサリアムを使ったスマートコントラクトを、効率性と透明性、信頼性を高める手段として試すことである。」

ユニセフは昨年末にブロックチェーンスタートアップ、9Needsにおよそ1000万円を投資しているが、それから1年も経たないうちに、このような取り組みを進めている。

参考リンク:Coindesk