専門技術は教育機関の利用がベスト?仮想通貨・ブロックチェーンを取り扱う大学の紹介

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専門技術は教育機関の利用がベスト?仮想通貨・ブロックチェーンを取り扱う大学の紹介

仮想通貨が世界に浸透するにつれて、ブロックチェーン技術の研究や開発などをプログラムやコースとして受け入れる大学が出現しつつある。特に、仮想通貨における金融市場・関連法律、ブロックチェーン技術の開発に関するコースは人気が高い。本稿では、そういった教育コースについて触れてみたい。

世界の仮想通貨・ブロックチェーン技術の研究を行う大学

世界の中でもマサチューセッツ工科大学(以下:MIT)は、世界で最も古く、最も有名な大学主催のブロックチェーン開発研究所を備えている。 MITメディアラボは、MITの教員と協力して、宇宙開発の主要な独立系開発者の一部を集めたうえで、プラズマネットワークなどのアプリケーションの開発や拡張を行っており、着実な成果を出している。

2018年には、世界トップクラスの大学の一部がMITのブロックチェーン研究・開発に加わり、教員・学生共に更にブロックチェーン技術に対する理解を深めている状況にある。つまり、MITだけでなく、率先的にブロックチェーン技術の研究を行うことにより、あらゆる産業の研究や可能性、そして既存のシステムとの比較検討など多角的な視点をもった学生を育てることに繋がると言える。

では、MITを代表格として世界でブロックチェーンを取り入れたコースやプログラムを実施している大学をみてみよう。

コーネル大学(米国:Cornell University)

アイビーリーグの大学の中で、最年少のコーネル大学は、最新のブロックチェーン技術のコースを専念することを意図していた。大学として1865年の設立以来、コーネル大学は、世界で最も影響力のある研究大学の一つに成長しており、ビジネスとコンピュータサイエンスの歴史的リーダーであるその立ち位置は自他共に揺るがないものだ。

コーネル大学は、仮想通貨の研究の為に、IC3(ブロックチェーンに特化したCryptoCurrencies&Contractsというグループ)によってサポートされているプロジェクトである、コーネル・ブロックチェーンの研究を行っている。 コーネル・ブロックチェーンは、学生や法人顧客にブロックチェーン技術の教育、認証、応用を提供することを目的としたものだ。そして、コーネル大学は重要な技術の未来を形作るリーダーを育てることを目指している。

デューク大学(米国:Duke University)

デューク大学は、アメリカの有名大学の1つである。特に、医療、ビジネス、技術の研究の世界的リーダーであり、世界最高レベルの研究費と最も生産性の高い学部と名高い。例えば、エイズ研究から神学、腫瘍学、経済学など非常に幅広い分野をカバーしている。

デューク大学のブロックチェーンラボは、学生や教職員がブロックチェーン技術に対して、最新の開発をスピードアップできるように設計された学生向けの専門的な研究センターだ。

講義、インタレストグループ、ワークショップを通して、金融、銀行業などの進化と適応のグローバルリーダーになることを念頭においたプログラムを選択できる。

ジョージタウン大学(米国:Georgetown University)

ジョージタウン大学は、アメリカで古くからのカトリック大学だ。世界で最も有名な民間研究機関の1つで、1789年の設立以来、強い影響力を持つ教育機関であり、ジョージタウンのワシントンDC政府との深いつながりを有している。その為、政治、産業、財政、政策分析における最も強力な人たちに対するアクセスが行いやすい。

そして、ジョージタウンのMcDonough School of Businessは、ブロックチェーンの学術研究で最も注目すべきとも言われている。金融市場と政策センターは、過去3年間にわたり、年1回の国際的なブロックチェーンサミットを後援し、ホワイトペーパーの発行やブロックチェーンの財務および投資への影響の分析を行っている。

アメリカやヨーロッパなどと比較すると日本の大学でブロックチェーン技術を専門的に学べる機会は非常に限られている。今後、ブロックチェーン技術の台頭によって増加することも考えられるが、大学教育の観点からすれば、自主的にスクールなどに通う以外では専門知識をつけにくいのが難点だ。ブロックチェーン関連のイベントも開催されているのでそういったものを試してみるのもいいだろう。

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参考:Bitcoinmagazine