米証券取引委員会(SEC)はビットコインETFに慎重な姿勢、Direxion社の審査延期を発表

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米証券取引委員会(SEC)はビットコインETFに慎重な姿勢、ディレクシオン社の審査期間延期を発表

アメリカの証券取引委員会(以下:SEC)は、ビットコインETFの承認について、より協議が必要であるとの見方を示した。今回のETF提案はすべてDirexion Investments社(アメリカの投資会社:ディレクシオン・インベストメント)によって提出されたものである。

ビットコインETFは実現されるのか、米SECはディレクシオン社の審査期間を延期

ビットコインの価格は未だ成長を続けている途中であり、証券ファンドがデジタル通貨を扱うときもいずれくるだろうという見通しもなされている。

先日、CBOEグローバルマーケットからETF申請をSECが受け取った。同社はシカゴ・ボード・オプション取引所を所有しており、昨年末にビットコインの先物契約を開始した1社である。

この会社はSECからの勧告を遵守しており、ビットコインETFの実現に向けて築いたパートナーシップのおかげで、CBOEグローバルマーケットの申請が初めに受理される可能性が高いと見られている。なお、この結果については8月に出ると予想されている。

ビットコインETFの提案は、SECにとっては数多くある申請の一つでしかない。連邦官報に掲載された文書によると、SECはDirexion Investments社に提案された5つのビットコインETF申請については、より多くの時間を必要とする(協議が必要)と記載されている。提案は今年(2018年)の1月に行われたものである。

公表された文書では、Direxion Investments社のビットコインETFの審査は9月21日まで延期されると記載されていた。

「証券委員会はこの問題において、この提案を承認するかもしくは却下するのかを決めるのはより長い時間をかけて決めるのが適切であると判断した。つまり、提案された既存のルールの変更については、十分な検討時間を必要とする。」

CBOEのビットコインETF提案についての言及はなし

公表された文書(連邦官報)の中には、CBOEグローバルマーケットが行ったビットコインETFの提案についての言及はされていない。

一方で、ある雑誌には来月(8月)にETFの承認がおよそ90%の確率でされるだろうとの見方がある。しかしこの意見は、作者不明の出典を根拠としている。ここ数日で、ビットコインの価格が8000ドルを超えて上昇したことは、一部において楽観的な考えを広げたと見られている。

ビットコイン関係者及び、仮想通貨に携わる人々がビットコインETFの承認が行われるのを期待して待っている。これらのETFの提案者にとって、金融当局に提出された多くの申請書の1つが承認されることは、従来のマネージャーがビットコインに関わっていくことをより容易にしていくだろう。ETFを実行するためには膨大なビットコインを保有しなければならず、このことはビットコインの価格を大きく上昇させるのではと見られている。

2017年12月には、CMEグループとCBOEのビットコイン先物契約の開始によって、多くの初心者投資家が機関投資家の参入によって資金を失うことになった。これは仮定の話だが、ETFが承認されたとしても需要がない場合は、大きな売りが始まるかもしれない。今後もETFについては新情報に注目する必要がありそうだ。

(執筆者:RAVA)

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参考:NEWSBTC

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