アルトコイン急騰の背後に見えるクジラの影

編集部おすすめ

アルトコイン急騰の背後に見えるクジラの影

2020年1月の第3週に入って、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)やその他の暗号資産(仮想通貨)が軒並み価格を上げ、下降トレンドから一転、市場は活況を呈しています。

しかし、Twitter上においては、市場で起きた変化と理由について議論がされています。ただ多くの人々の見解は、これはアルトコインのシーズンが来たということではなく、特定の流動性のない仮想通貨取引所で、クジラが価格を操作しているというものに一致しているようです。

アルトシーズンなのか、それとも他の何か?

仮想通貨市場でビットコインが8,400ドル(約924,000円)の壁を破ったのに続き、アルトコインの価格はいたる所で下降トレンドから脱却し、6ヶ月前のレンジ相場水準にまで回復しました。

ほとんどのアルトコインに起こった大きな価格上昇は、FOMO(Fear of Missing Out:取り残されることへの恐怖 )効果を生み出し、投資家たちはこの流れが今後数か月から数年の間、安定的に継続することへ期待を寄せています。

しかし、アルトコインのシーズンがついに到来したと、投資家たちが安堵のため息をつくのはまだ早そうです。アナリストの一部は依然として懐疑的で、長期的な弱気市場から強気市場へと転換したこの数週間の変化について思案を続けています。

アルトコインとクジラの関連性

決定的な事実がつかめない中で、現在の市場動向について、デリバティブのプラットフォームであるマルタの仮想通貨取引所オーケーイーエックス(OKEx)と、そこで活動するクジラとの関連性を指摘したユーザーもいます。

今回高騰したアルトコインはすべてがOKExで取引可能であり、取扱いのないアルトコインは、同じようなレベルの値上がりを見せていません。アルトコインは丸2年にわたって下降トレンドにあり、2017年の仮想通貨バブル崩壊での損失から立ち直ろうともがいていますが、人々はさらなる逆風を予測しています。

2019年におけるビットコインの値動きは、事態を一層悪化させ、アルトコインはドルだけではなく、ビットコイン建てにおいても値を下げました。この状況に多くの人々が、アルトコインはもはや使い物にならず、2017年のようなアルトコインのシーズンは、二度と来ないだろうと結論付けていました。

こうした考えに対して一部のアナリストは、今回の価格高騰が、可能な限り高い価格でアルトコインを売りたい大口投資家が、最終手段として価格を釣り上げて売り抜けようとし、その結果、アルトコインの高騰が起きたのではないかと危惧しています。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート
イーサリアム(ETH)の価格・相場・チャート
ライトコイン(LTC)の価格・相場・チャート

参考
Pumping Altcoins All Have One Thing In Common: Crypto Whale Games

【こんな記事も読まれています】
ビットコイン(BTC)急騰はイラン国内の需要増加が原因ではない?データから見える真実
仮想通貨の完全規制は難しい、規制に厳しい国の事情と理由
中国の2大国家プロジェクトのデジタル人民元とブロックチェーンの現状


前のニュース「仮想通貨取引所上位10社がビットコインの価格発見をリード」分析会社が発表
次のニュースビットコイン(BTC)はフィボナッチのリズムで動く!?重要ライン上値までは上昇
コインチョイス編集部
仮想通貨・ブロックチェーンについて日々勉強中の当サイト編集部員。初心者でもわかりやすいように最新ニュースや話題の出来事、ハウツーを解説。TwitterFacebookLINE@などのSNSでも最新情報を配信中。