楽天グループが開発する「楽天コイン」とは?今後のサービス事業拡大や展望

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楽天グループが開発中の「楽天コイン」とは?今後のサービス事業拡大や展望

楽天は、1997年に設立された日本における大企業の1つであり、球団運営・銀行・トラベル・ネットショップ・クレジットカードなどあらゆる事業で成功を収めている。つまり、楽天はグループとして異なる事業であっても顧客のニーズをつかんだ運営を行えるノウハウを有していると言えるだろう。

そして、楽天は金融業で培ったノウハウを加味したうえで、仮想通貨への事業参入を表明しており、既に楽天コインの開発に入っている。社長である三木谷氏は、楽天コインの将来性や可能性について至るところで言及している。

楽天コインを開発中の楽天グループの展望とは

国内において楽天は、ネットショッピング分野でYahoo!やAmazonなどと比較されることも少なくない。しかし、楽天における顧客へのアプローチは他社には真似できないものだ。

例えば、展開している事業の多さから楽天グループ内でのポイントは、非常に多くのサービスに対応しており、楽天内におけるサービスの連携は他者にはない優位性だと言える。楽天コインの発行は、楽天グループとしての市場での立ち位置を更に盤石のものにする狙いがあると考えられるのだ。

ブロックチェーンの活用という意味では、AmazonやYahoo!もブロックチェーンの活用に前向きである。その為、今後はサービス内容の違いが非常に重要となってくる。将来的に楽天においては、楽天ポイントと仮想通貨である楽天コインが等価となり、アプリなどを通して法定通貨と楽天グループ内の通貨交換が容易に行える環境を作る予定だ。

仮想通貨は、世界中で規制の対象となっている。しかし、楽天グループの売上は9445億円にも上り、日本のみではなく様々な国々の客層に対して大きな支持を得ている状況だ。その為、楽天として、楽天コインを発行することにより、通貨としての楽天コインが加速的に世界中で使用者が増加する可能性があり、楽天の社長である三木谷氏もその流れを想定した楽天コインの開発を行っている。

楽天の昨年売上参考:https://corp.rakuten.co.jp/investors/assets/doc/documents/17Q4PPT_J.pdf

楽天グループのサービス事業の拡大

また、事業としての楽天も拡大傾向にある。例えば、楽天コインが最初に使用されると発表されたのはチャットアプリの「Viber (バイバー)」だ。Viberは、世界で10億人規模のユーザー数を誇ることに加え、楽天の完全な子会社となった。そして、LINEが仮想通貨事業に参画を表明していることから、LINEとViberは競合することになるだろう。

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しかし、LINEとViberが競合したとしても楽天にはグループとしての強さがある。楽天ポイントと楽天コインが交換できることに加え、楽天に関連するサービスで得た楽天コインをViberでも使用することが可能だ。その為、楽天の優位性は揺るがないと言える。

楽天グループは、今後もグループとしての連携を強めたうえで顧客のニーズに対応していく。また、楽天は日本における第4のキャリアとなることが確定している。その為、将来的には楽天コインが携帯の支払いにも対応できるようになると見ていいだろう。

楽天コイン、考えられる今後の展開とは?

楽天コインは、楽天グループにおいて将来的に非常に使い勝手のいい支払いが可能となる通貨となると予測する。ブロックチェーンの採用によって、あらゆる支払いや手続きがスムーズ化されると共に、楽天コインが対応できるサービスは非常に幅広いものだ。それこそ、主要な仮想通貨と比較しても、マーケットとして楽天コインのみで日常生活が成り立つほどの優位性があると考えられる。

また、楽天が第4のキャリアとなり、海外では億単位のユーザーを誇るViberを子会社としたことも楽天のサービスを更に世界的なものにする為の計画の1つだろう。楽天コインが世界中で使用できる仮想通貨を目的としていることから、既に海外で一定の地位を獲得しているViberと共同で新しいスマホサービスを展開することも予想できる。

今後、楽天は楽天コインの使用に向け、ブロックチェーン技術の開発を進めていくと共に、モバイル分野では新たな一歩を踏み出すことになる。楽天グループの今後の展開は、注意深く見守る必要がある。

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参考:Cryptoslate