仮想通貨市場に出現するクジラ、熊、雄牛が分かれば取引が面白くなる

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仮想通貨市場に出現するクジラ、熊、雄牛が分かれば取引が面白くなる

暗号資産(仮想通貨)の世界では、「クジラ(whales)」「熊(bears)」「雄牛(bulls)」などの動物の名前が出てきます。ビットコイン(BTC)など仮想通貨のニュースに関連して飛び交うこれらの動物の意味を良く理解している人はどれほどいますか?いずれも金融市場特に株式市場でよく使われる言葉ですね。

仮想通貨メディアのネクストウェブ(NextWeb.com)は、「Hard Fork Basics」と称する用語集の中で、これらのアニマルを簡潔、明快に定義していますので紹介しましょう。

大量の仮想通貨通貨を保有するクジラが市場を動かす 

クジラ(Whales):仮想通貨の世界に出現するクジラは、大量の仮想通貨を保有する個人もしくは企業のことを指しています。海中に生息する哺乳動物と同様に、この個人もしくは企業は、驚異の存在でしょう。ビットコインクジラは、仮想通貨空間を動き回り、至る所で波風を立てます。

ビットコインクジラの多くは、匿名のトレーダー、取引所、ヘッジファンドなどで、公開アドレスによってのみその存在を知ることができます。有名なクジラは、少なくとも100万BTCを保有しているだろうビットコイン創設者で、実在不明のサトシ・ナカモトがその1人です。さらに仮想通貨取引所ジェミニ(Gemini)を運営している双生児のウィンクルボス(Winklevoss)兄弟は、発行済みビットコイン全量の1%を保有していると推測されています。

しかし、クジラがどうしてそれほど話題になるのでしょうか?ビットコインのブロックチェーンは非中央集権型であることを知っている人なら、数人の個人が大量のコインを保有すれば、市場にとっては大きな問題になりうることは理解できると思います。

仮想通貨市場は大部分が規制を受けていませんので、クジラは思うままに市場を動かすのに十分な影響力を持っています。ですからトレーダーは、クジラの一挙手一投足に細心の注意を払い、どのような理由からいつ、どこで彼らが取引に参入したかを監視します。

前足を振り下ろすしぐさから「弱気相場」と形容

熊(bears):仮想通貨の「ベアマーケット(bear market)」は、「要注意もしくは悲観的」な市況のことを意味します。熊が弱気とはピンときませんが、立ち上がって前足を振り下ろすしぐさが、相場の下落を象徴するように見えることから形容されています。

ベアマーケットの際には、平静時より高値あるいは低値で購入することができます。その好例は、2018年初頭からのビットコインの驚異的な価格下落でした。価格修正が起きるベアマーケットでは慌てず混乱しないことが重要です。

ベアマーケットは、目立った価格下落の動きを特徴とする期間が長く続きます。価格修正は過大評価された(と思われる)通貨あるいはコモディティ(商品)価格が自律修正される時に発生します。

角を突き上げる雄牛の姿からブルマーケット「強気相場」に

雄牛(bulls):仮想通貨の「ブルマーケット(bull market)」とは、「ベアマーケット」と対比される相場で「強気相場」のこと。雄牛が角を突き上げるしぐさから相場の上昇を表すのに使います。市場動向が上向きになることから、投資家が楽観視もしくは確信を持つのが特徴です。例えば、2017年12月にビットコインの価格が2万ドルに達した時は、ブルマーケットの好例でした。

ベア、ブル、そしてホエールは、仮想通貨の舞台で互いに密接に関連していることが分かれば、取引市場でこれらのアニマルが何をしようとしているのか、そしてどのような役割を果たそうとしているのか十分理解できれば、これまで以上に考え深く市場に参入することができるでしょう。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

参考
A quick overview of cryptocurrency whales, bears, and bulls

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