ICOで仮想通貨全面安、これを見れば何が起きたのかがわかる!

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9月4日(月)16:00頃、中国当局がICO(Initial Coin Offering)は違法とみなすと発表。
それを受けて仮想通貨が急落。銘柄によっては20%以上の暴落が見られました。

ICOとは

ICOは仮想通貨版IPOのようなもの。各プロジェクトの資金調達に使われることが多く、出資の見返りに、独自トークンやコインを渡すというしくみ。

資金調達の即効性、値上がり度をみると、プロジェクト側にも投資家側にもメリットがあるため、世界中で注目されていました。

特に中国のICO人気が爆発的に大きかったのですが、ICO案件の中には「あやしいと言うか、実現性の薄いもの」があるため「ICO禁止」とした背景があります。

中国のほかにもアメリカ(SEC)米証券取引委員会やシンガポール(MAS)でもICOに関するガイドラインの設定という動きも見られます。

仮想通貨がダメなわけじゃない

この報道により仮想通貨が全目的に下げていますが、中国で「ICO」が禁止になっただけで、仮想通貨が禁止になったわけではありません。

ICOは、全部を否定するものではないので、安易な情報をうのみにする事は避けたいです。
逆にあわてて狼狽売りをする前に(押し目買いかもしれないので)各仮想通貨の情報を自分の目で確かめて判断することをお勧めします。

仮想通貨市場の動向要因についてはあまり情報がありませんが、このサイトを見ればより詳細が分かります。

参考記事:仮想通貨の時価総額ランキングをチェックしよう

9月5日時価総額ランキング


出所:CryptoCurrency Market Capitalizations

時価総額ランキング100位中、98銘柄がマイナスという事態ですが、焦ることはありません。
自分の保有している銘柄のメインプレイヤーを見極めることです。

メインプレイヤーは誰か?

<確認方法>
①時価総額ランキングの対象銘柄をクリックします。(例:bitcoin)
②Marketsを押します。

<わかったこと>
①取引所:Bittrex(米)が多い
②ペア:
第1位:BTC/USD・・・これは納得
第2位:NEO/BTC・・・これはなんだ???

「NEO/BTC」をクリックすると、、、

Bittrexで取り扱っている「NEO」のチャートが出てきました。

Bittrexはビットコイン建ての取引所なのでこのチャートは「NEO/BTC」です。中国からICO禁止令の報道がされた時刻に大暴落をしていました。

<NEOってなに?>
実はNEO(ネオ)というのは「中国版イーサリアム」とも言われる仮想通貨で、中国初のオープンソースなパプリックブロックチェーンを使っています。
ですから今回の報道で大きな影響を受けたのは言うまでもありません。今後も中国系の仮想通貨については注意が必要です。

ICO関連通貨といえば・・・イーサリアム

時価総額ランキング第2位のイーサリアムがビットコイン以上に急落しています。これはICOトークンがイーサリアベースで作られているものが圧倒的に多いからです。
資金調達もETHなので今回の騒動で影響が大きかったのもうなずけるところ。

<わかったこと>
①取引所:Bithumb(韓国)
②ペア:BTC/KRWの比率が高い

ビットコインでは上位に見られなかった「KRW=韓国ウォン」のペアが目立ちます。これはリップル(XRP)も同じ傾向が見られます。
またイーサリアムの取引については、韓国最大の取引所Bithumbが1位という事からも、韓国の仮想通貨&ICOの過熱度が増していることが推測されます。
一部報道では、韓国も仮想通貨およびICOに関する規制またはガイドラインの導入に注目が集まっています。

<まとめ>
・時価総額ランキングをチェックし、自分の目で判断する事
・中国系仮想通貨は当面様子見
・韓国動向およびKRWペアをウォッチする