レンディングサービスBlockFiのユーザー層や、サービスの強みとはなにか?

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レンディングサービスBlockFiのユーザー層や、サービスの強みとはなにか?

レンディングサービスBlockFiとは

ブロックファイ(BlockFi)は暗号通貨のレンディングサービスです。同社が執筆時点で提供しているサービスは主に2つ存在します。1つは預金サービスで、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を預けていると利息を受取ることができます。2つ目は、ビットコインやイーサリアムを担保にしてドルの融資を受けれるサービスです。同サービスに利用方法は下記の記事で紹介しています。

関連:年間金利6.2%の仮想通貨預け入れサービス、BlockFiの利用方法とメリット

レンディングサービスBlockFiのターゲットユーザー

BlockFiのターゲットユーザーはどのような層なのでしょうか?預金機能については分かりやすいでしょう。暗号通貨はインカムゲインがないアセットです。ビットコインやイーサリアムを預け入れして利息収入を得たいユーザーは多く存在します。

では、暗号通貨を担保にして法定通貨を借り入れしたいユーザーはどのような層でしょうか。ベース・レイヤー(Base Layer)のポッドキャストで同社の最高経営責任者(CEO)であるザック・プリンス(Zac Prince)氏は、ユーザーの利用目的は以下のようなものに分かれるとしています。

①レバレッジ取引
まずショートを含むレバレッジ取引です。暗号通貨を担保にした法定通貨でさらに暗号通貨を購入したり、他のアルトコインをショートしたりする需要です。

②税金を支払わず法定通貨を調達できる
担保にして借り入れで法定通貨を調達して、その時点での税金を支払いを回避したいユーザーです。暗号通貨を売却するとキャピタルゲイン税を支払う必要がありますが、借り入れならば法定通貨を手に入れても税金の支払いはその時点で発生せず、キャピタルゲイン税の支払いを将来に先延ばしできます。

③日常での支払い
次に日常での支払いです。ビットコインは過去の価格実績をみれば、長期を通して価格が上がり続けてきました。そのビットコインを売却せずに、日常での支払いをしたいユーザーが存在することは理解できます。

BlockFiの企業としての強みとはなにか

Base Layerのポッドキャストでは、BlockFiの強みは機関投資家とのコネクションであるとしています。これは機関投資家の貸し出し需要を創出できるという観点での強みでしょう。
ユーザーが預け入れした金利収入はBlockFiが支払いますが、その元はBlockFiが機関投資家に貸し出しして得た利子収入です。つまりBlockFiがユーザーの競争力のある金利を提供し続けるには機関投資家とコネクションを持ち、貸し出しを続けられることが重要になります。同社はフィデリティ(Fidelity)からの出資を受けており、それが強みにもなっているでしょう。

レンディングサービスは他にも数多く存在しますが、これがBlockFiの強みであると言えます。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート
イーサリアム(ETH)の価格・相場・チャート

参考
Base Layer Episode 077 – Zac Prince (BlockFi)

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