暗号通貨の開発がオープンソースで行われることのメリットとは?

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暗号通貨の開発がオープンソースで行われることのメリットとは?

ビットコインをはじめとする暗号通貨の多くはオープンソースプロジェクトとして、コードなどが公開されており、世界中のとても優秀な開発者たちによって、テクノロジーの発展が支えられています。

今回は、コインセンター(CoinCenter)による何故オープンソースがブロックチェーンプロジェクトに重要なのかという記事を読んだので、その一部、オープンソースで開発されることによるメリットについてまとめてみます。

そもそもオープンソースとは?

オープンソースとはソフトウェアのソースコードを公開し、誰でも閲覧・改良・再配布ができるようにしたソフトウェアのことです。

どこかの会社が作っているものではなく、開発に興味のある人たちが集まって作られているものを使うのは人によっては慣れない感覚かもしれませんが、実はオープンソースはとても身近なものです。

オープンソースプロジェクトの代表的なものはオペレーティングシステムのLinuxですが、例えばアンドロイドスマホのOSはLinuxがベースになっています。

オープンソースで開発されることのメリット

ソフトウェアのオープンソース開発についてCoinCenterの記事の中には以下のようなポイントが挙げられていました。

開発に関わっている人たちのモチベーション

オープンソース開発に関わっている開発者は、仕事やお金のために、というよりも、自分が欲しいものを作っていたり、やりたいから、といった理由で参加しています。このためモチベーションが高く、このソフトウェアでどんな問題を解決したいのかも、作っている人自身がよく理解しています。

できる人がコードを改善してくれる

プロジェクトに参加している優秀な開発者が問題のある部分を指摘したり、解決してくれたり、不要な部分を削ったり、コードをよりシンプルなものに改善してもらうことができます。公開されており、誰でも参加することができるので、なかなか解決できなかった問題が新しく加わった開発者によって解決されることもあります。

より多くのバグに気づき改善できる

一般に公開されていない状態で開発を進めるとデベロッパーたちが気づかないバグや不具合が残っている可能性がありますが、オープンになっていて且つたくさんに利用者や開発に関わる人がいれば、より多くの不具合に早く気づき、より強固で安全なソフトウェアを作ることができます。

暗号通貨とオープンソース

このようにして、多くの開発者が参加することによって、よりよいソフトウェアを作ることができ、優秀な開発者たちがプロジェクトに興味を持って開発やメンテナンスを続けてくれている限りソフトウェアはアップデートされ続けます。

また、上記のようなメリットに加えて、ビットコインのような普通の企業が始めたら規制されてしまうであろう取り組みも自発的に集まった開発者たち(匿名の人も含む)によってオープンに作られているため簡単に止めることができません。

まとめ

オープンソースでの開発は、より多くの人が自発的に参加するため、モチベーションやコードの改善といった開発面でのメリットがあるほか、暗号通貨の開発に関して言えば、特定の組織が作っているわけではなく分散型のコミュニティであることもプラスに働いています。

暗号通貨がここまで成長してこれた背景にはオープンソース開発が非常に重要な役割を果たしていることが分かります。

筆者自身、オープンソースの世界について調べてみたのは最近ではありますが、詳しく知ろうとすると、1つの記事ではとてもではないけれど書ききれない深い世界があるようです。

興味のある方は、オープンソースの歴史や考え方についても調べてみると、暗号通貨のカルチャーを理解する手助けになるのではないでしょうか?

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