ウォルマートがビットコイン(BTC)受け入れ発表か?新たなゲームチェンジャーに期待

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ウォルマートがビットコイン(BTC)受け入れ発表か?新たなゲームチェンジャーに期待

世界最大の小売スーパーチェーン「ウォルマート(Walmart)」が最近、ビットコイン(BTC)を買い集めだしたとのうわさが流れています。ウォルマートは5月中旬に公表する四半期決算報告の中で、ビットコインについて発表するとの報道もあります。これが事実とすれば、ウォルマートはビットコイン受け入れの意味で、ゲームチェンジャーとして大きなインパクトを与えることになります。

テスラに次いでウォルマートがゲームチェンジャーに

米国の上場企業は最近、相次いでビットコインを購入しています。マイクロストラテジー(MicroStrategy)はその好例であり、何回にもわたりビットコインを購入して、すでに90,000BTC以上を所有しているとされています。2003年に創業、10年ほどの電気自動車開発で一躍コングロマットに成長したテスラ(Tesla)もまた、今年初めに自社利益準備金の8%をビットコイン購入に支出、自社開発自動車の販売にビットコインを受け入れています。

そこにウォルマートが参入することになれば、ビットコインの採用を加速するだけではなく、他の機関投資家や個人投資家の間のビットコイン利用を大幅に促進するゲームチェンジャーになるかもしれません。ウォルマートがビットコインによる決済を選択する顧客(買い物客)に10%割引を実施するとなれば、まさにゲームチェンジャーになるでしょう。

24カ国に展開するウォルマート、BTCで会計処理が大幅簡素化

ウォルマートは、米国だけでなく世界で広く利用されており、その収益は2020年に5480億ドルと世界最大です。同社はまた、24カ国に1万1000店舗余りが進出して、100カ国以上から生産物を調達しています。

ビットコインマガジン(Bitcoin Magazine)のクランシー・ロジャーズ(Clancy Rogers)氏によると、ウォルマートのような国際的なスーパーチェーンは、多くの国の異なる法定通貨の為替交換の煩雑さが悩みの種です。もしこれをデジタル通貨のビットコインに一本化して受け入れることになれば、会計(決済)処理は簡素化され業務の流れも一挙に容易になります。

給与の10%がBTC決済になれば世界はハイパービットコイン化?

ウォルマートはまた非正規従業員を含めて220万人の従業員を雇用していますが、時給7.5ドルの最低賃金で週30時間働いてもらうと仮定した場合、週に給与として4億7850万ドルを支払っていることになります。

従業員がこのうち10%をビットコインで支払われることを希望すると、週に4,785万ドル(約52億5,000万円)がビットコインで支払われる計算になります。それを年間給与に換算すれば、総額24億8000万ドル相当額がBTCで支払われることになります。それは年間にして45,090BTCになります。

世界は「ハイパービットコイン化」、つまりビットコイン利用が急増して、事実上世界の支配的通貨になりつつあるとささやかれています。時価総額3,800億ドルのウォルマートがビットコインを受け入れる時が来れば、それは現実化するのでしょうか?

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

参考
Reports Suggest Walmart Could Be Stacking Bitcoin, Here’s What It Means for Crypto Community

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長瀬雄壱
フリージャーナリスト、大手マスコミのOB記者。在職中は社会部、科学部、外信部で記者活動を行なう。特に外信部では、10年余り海外特派員(3カ国)を務め、国際関係、政治、経済、社会、戦争取材など、あらゆる分野で記者活動を続けた。翻訳業務経歴は約50年あり、今でも海外ニュースを深くモニターしている。