ビットコインETF否決にも関わらず、ウィンクルボス兄弟は引き続き前進

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ビットコインETF否決にも関わらず、ウィンクルボス兄弟は引き続き前進

ウィンクルボス兄弟によるビットコインETF申請、二度目の否決

テイラー・ウィンクルボス氏とキャメロン・ウィンクルボス氏(ウィンクルボス兄弟)は、7月末に彼らの運営する仮想通貨取引所『Gemini (ジェミニ) 』によるビットコインETF申請がアメリカの証券取引委員会(SEC)に否決された。

ウィンクルボス兄弟はこれまでに、Geminiの取引量の減少や取扱通貨の価格低下などに悩まされてきた。しかし、ビットコインETF申請がSECにより否決されたことが、おそらく彼らにとって最大の打撃であろう。彼らは、ビットコインETFが承認されれば大きな利益になりうると考えていたため、多額の株式を保有していたが、否決によって市場に悪影響を及ぼしたようだ。

しかし彼らは、ビットコインETFが否決されたにも関わらず、Geminiをさらに大きく成長させるべく取り組んでいる。

ウォール街は仮想通貨市場への参入をためらっているとの見解

ウィンクルボス兄弟は仮想通貨取引所を発展させようと、様々なプログラムを作り引き続き努力している中、Bloombergのインタビューに応じ、仮想通貨市場の今後や、ウォール街が仮想通貨市場に参入することをためらっているとの見解を示した。

「ウォール街は仮想通貨の現状を真剣にとらえている。しかし、ウォール街の企業はまだ規模が小さい仮想通貨市場への参入はしないようだ。いずれこの状況は変化するだろうが、時間がかかるだろう。」

仮想通貨の規則が充実していない点と、大きな投資がないという点は、機関投資家がこの分野に参入していないことに原因がある。

ウィンクルボス兄弟のビットコインETF申請を、関係者は一番いいETF案ではないと考えていたが、この否決によって市場は停滞することになった。このことには様々な原因があるが、その一つに、市場全体の価格よりも、Gemini取引所の価格規模を評価されたことがある。

現在ビットコインETFの承認を得るためには、CBoE VanEck-SolidXの投資手段が理想的であるとされている。もし承認されれば、市場は上向きに変化する可能性がある。しかし、もし否決されれば、市場はまた停滞することになるだろう。この決定(可決or否決、または審議延期)は9月30日に予定されている。

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成長を続ける仮想通貨取引所Gemini、スタッフ増員計画も

未だ、ビットコインETFは実現していないが、ウォール街が仮想通貨市場へ参入した小さな一歩としてCBoEのビットコイン先物取引の開始(2017年12月)がある。また、Coinbase Custody(機関投資家向けの仮想通貨保管サービス)やGeminiの保管ソリューションを含む、仮想通貨市場への投資に関心のある機関にとって、良い保管方法の選択肢となる可能性のある製品が様々存在しています。

Geminiは取引量が少なく、制度的な関心があまりないにも関わらず、Geminiは取引所として成長を続けている。今後は、2018年だけ(過去6ヶ月間)でスタッフを150人に増大させ、年末までにその数を2倍にまで広げる予定である。この取引所はニューヨーク証券取引所(NYSE)の元最高技術責任者(CTO)のRobert Cornish氏を含む専門家を雇用している。

また、ウィンクルボス兄弟はアメリカ政府に仮想コモディティ協会(Virtual Commodity Association)を作る案を提出した。これは政府の支援を受けて仮想通貨の規制を進める協会である。他の機関とも協力し、仮想通貨発展に害のない規制の枠組みづくりをしてく動きである。

(執筆者:RAVA)

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参考:NEWSBTC