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リップル(XRP)基軸とは?
インドの仮想通貨取引所KOINEXから、4月28日にXRP基軸のペア8銘柄が発表されました。Koinexによるとこれが「世界初」となるようです。
@Ripple (XRP) has always been a crypto-crowd favourite because of its high liquidity and ease to transact. For the first time in the crypto world, Koinex proudly presents XRP-based trading market with 8 XRP pairs going live tonight. #XRPTheStandard#WhatsNextOnKoinex #Ripple
— Koinex (@koinexindia) 2018年4月28日
リップル基軸とは、通貨ペアのうち右側がXRPとなる銘柄の事。仮想通貨の銘柄の多くは法定通貨やBTC建てになっています。
(基軸通貨ペア例)
・円建て:BTC/JPY、XRP/JPY
・BTC建て:XRP/BTC、USD/BTC
個人的には、出来ればSBI-VC(SBIバーチャル・カレンシーズ)さんに一番に名乗りを上げてほしかったところですが、リップラー(リップルホルダー)にとっては朗報です。
リップル(XRP)以外の取扱いも多数
koinexの銘柄の多くは法定通貨のINR(インドルピー)建てが多く、現在19銘柄。次に多いのが仮想通貨のBTC(ビットコイン建て)となります。
ビットコイン(BTC)建て銘柄「9」
出典:Koinex
詳細:BITCOIN CASH、EOS、ETH、LITECOIN、NUCLEUS VISION、OMISEGO、REQUEST NETWORK、RIPPLE、TRON
イーサリアム(ETH)建て銘柄「6」
詳細:BITCOIN CASH、EOS、LITECOIN、OMISEGO、RIPPLE、TRON
リップル(XRP)建て銘柄「8」
詳細:AETERNITY、EOS、GOLEM、LITECOIN、NUCLEUS VISION、OMISEGO、REQUEST NETWORK、TRON
銘柄の中にはよく知らないものもありました。(インドでは人気があるのでしょうか?)
Koinex、リップル(XRP)取引の人気度
出典:CoinMarketCap
Koinexの24時間の取引ボリュームは6,713,199ドル(約6億円)ちなみにbitFlyerは$108,458,072 (約118億円)ですから、海外のメジャー取引所と比べると規模が小さい事がわかります。
Koinex取引所の人気の通貨ペア第3位はXRP/INR(リップル/ルピー)でシェアは11.22%です。なぜか他の主要仮想通貨銘柄が上位に来ていません。
Koinexまとめ
インドと言えば、昨年Ripple NETの分散型台帳術(DLT)を使って、でシンガポール・インド間の国際送金を始めたり、インド政府がデジタルルピーの発行に向け検討しているなど、デジタル化がどんどん進んでいる国です。Koinexは拡大する実需に対し(話題性も含め)世界に先駆け「XRP基軸」をローンチしたのでしょう。
今後もXRPを基軸とする取引所や、XRP銘柄がどんどん増えていく事を期待します。