英国FX企業がRipple(リップル)のxRapidを利用した国際送金テストに成功、大手金融サービス業では初

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英国FX企業がRipple(リップル)のxRapidを利用した国際送金のテストに成功、大手金融サービス業では初

イギリスの外貨交換および国際決済プロバイダーであるCurrencies Direct(カレンシーズ・ダイレクト)社が、国際決済システムRippleNetの1つである「xRapid」プラットフォームを利用した国際決済のテストに成功したと発表した。この取引処理は、RippleのXRPを利用したもので、大手金融サービス機関による試験運用の最初の成功事例の1つとなった。

xRapid利用で送金スピードが5日間から数秒に短縮

銀行サービスとの親和性が高いリップル(XRP)は、発行上限1000億XRPのうち、執筆時点で99,992,075,773XRP供給されているが、しばしばユースケースが少なく、投機的な取引の対象にしか過ぎないという批判を受けているのも事実である。

カレンシーズ・ダイレクト社のような外貨交換および国際決済プロバイダーによる試験運用の成功は、従来の金融サービスのために高速で効率の良い価値移転ソリューションを提供するというRipple社が意図していた目的に向かって順調に進んでいることを表している。

カレンシーズ・ダイレクト社による試験運用自体は、事前に選定した機関の間で複数の送金を行うというものだ。従来このような送金には5日間以上かかっていたが、この送金は数秒で完了した。

プロジェクト関係者は試験運用成功に歓喜、XRPの将来についても言及

カレンシーズ・ダイレクト社のチーフ・プロダクト・オフィサーであるブライアン・ハリス(Brian Harris)氏は、下記のように述べた。

「XRPを利用した私たちの試験運用は明らかに成功した。私たちは次のステップのため試験運用の結果を評価している。収集した情報は、XRPの利用によってほとんど瞬間的に決済することにより顧客へのサービスを大幅に向上できることが示されており、XRPに使用がゲームチェンジャー(新しい可能性、思想など持つ企業)になることを示している。

私たちのゴールは、可能な限り良いサービスを提供すること。そして、仮想通貨を“価値の貯蔵”というよりは”価値を移転する手段”として利用することが、論理的に考えて業界における次のステップとなる。結局のところ、価値の移転(送金・着金)こそが仮想通貨が意図していた目的であり、この新しい技術を利用することで顧客に対して最も便利かつシームレスな体験を届けられることを誇りに思う。」

ハリス氏は加えて、下記のようにも語っている。

「このことは、業界にとって革命的なステップを象徴しており、カレンシーズ・ダイレクト社のようなフィンテック企業が、金融サービス業界をどのように支援することができるかを明確に示している。私たちは、この技術のアーリーアダプター(比較的早い段階での導入)であることを誇りに思う。」

Ripple社の製品担当副社長Asheesh Birla氏も同様に、xRapidとXRPについて誇ることをためらわない。

「この結果は、xRapidという名称が表しているように、XRPを利用することで国際決済のコストと時間を大幅に削減し、資金を移転する手段を創った。xRapidは、顧客により良い決済体験を提供する一方で、決済プロバイダーは市場における競争力を得ることが可能になった。」とBirla氏は語った。

本記事公開時点で、リップル(XRP)は約72.5円前後で取引されており、2018年4月1日の約50円から約2ヵ月で45%ほど上昇している。

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参考
Bitcoinist