インドルピー出金不可!インド大手仮想通貨交換所「Zebpay」が顧客へ警告

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インドルピー出金不可!インド大手仮想通貨交換所「Zebpay」が顧客へ警告

インド国内で仮想通貨企業へのバンキング(銀行との取引)が禁止になり、その期日が近づいていく中、インド最大手仮想通貨交換所「Zebpay」は、ユーザーに対して彼らの資産が危機に晒されていることを強く警告している。

規制までの猶予は7月5日:その後のルピー入出金不可の可能性

ビットコイン(BTC)のウォレットと仮想通貨取引のプラットフォームであるZebpayは、インド最大級の仮想通貨企業であるが、今回インド準備銀行(RBI)が強行する規制によって、仮想通貨がルピーに交換できなくなる可能性があると、利用者に呼びかけている。

4月5日、RBIは国内銀行を含む金融機関に、仮想通貨取引所など仮想通貨に関連した企業への金融サービスを禁止する声明を出した。RBIが取り決めた期限は3か月後の7月5日であり、その日までに仮想通貨取引所の銀行アカウントが多く閉鎖されることになるだろう。

今回の件で、仮想通貨利用者は、インドの法定通貨であるルピーを仮想通貨から換金できなくなる可能性出てきた。

6月24日にZebpayは次のように語った。

「“RBI”声明は他人事ではありません。 Zebpayの銀行アカウントが閉鎖されれば、仮想通貨によるルピーの入金と出金ができなくなります。そうなってしまえば、ルピーによる仮想通貨の取引を続けていくことが不可能になり、また価格の大変動も当然起こることでしょう」

期限である7月5日が過ぎてしまうと、Zebpayが出金許可のサービスを提供した時でしか、利用者はルピーを引き出すことができなくなってしまうと、Zebpayはこのことを利用者に何度も警告しているのだ。

※zebpay公式Twitterより

Zebpayサイト内のよくある質問によると、Zebpayが今やろうとしていることは、ユーザーの凍結された資産でも仮想通貨が購入できるように、銀行アカウント閉鎖後の「仮想通貨ーインドルピー取引を可能にすること」である。しかし、Zebpayは「インドルピーと仮想通貨の取引がこれからも永く続くかどうかは保証できない」とも述べており、バンキングの展望を見通すことができないのである。

ルピー換金警告による相場への影響

この報告によって、仮想通貨の取引量が急激に上昇し、それに伴って価格は急激な暴落を見せた。460,000ルピー (日本円約74万円)で取引されていたものが、たったの24時間で350,782ルピー(日本円約56万円)に下がったのだ。6月25日午後には、ビットコイン(BTC)のインド国内取引価格は 414,000ルピー(日本円約66万円)と、400,000ルピー(日本円約64万円)以上で今のところ安定している。

今月初め、RBIは仮想通貨企業へのバンキングを禁止するという強硬政策に乗り出すにあたって、事前に調査はおろか専門家や政府にも相談をしていなかったことが明らかになった。

※日本円換算は記事執筆時点のレート

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参考:CCN