【墨汁速報】対象者は?イーサリアムL2「アービトラム」待望のARBエアドロップを発表

イーサリアムの今後のスケーリングの中心となる技術「ロールアップ(Rollup)」を採用した「アービトラム(Arbitrum)」は待望のガバナンストークン「ARBとDAOガバナンス」のローンチを発表。アービトラム・ワン(Arbitrum One)とアービトラム・ノヴァ(Arbitrum Nova)を利用していた対象ユーザーにARBをエアドロップするという。

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アービトラム「ARBトークン」のエアドロップを発表

イーサリアムのL2ネットワークのアービトラム(Arbitrum)は待ち望まれたガバナンス「ARBトークンとDAO」を発表した。アービトラムはイーサリアム上に展開するDeFiやNFTなどのスマートコントラクトを実行できるセカンドレイヤー(またはL2)と呼ばれるネットワークの1つであり、ハイブリッド方式であるオプティミスティック・ロールアップ(Optimistic Rollup)という技術を採用している。

同様の技術を採用しているオプティミズム・ネットワーク(Optimism)が既にガバナンストークンの「OP」をローンチして利用者に配布しているものの、アービトラムは2021年5月にメインネットβローンチをしており、約2年近くARB発行が噂されていたものの音沙汰がなかった。

アービトラム・ファンデーションによるとARBトークンのエアドロップは2023年3月23日を予定されており、エアドロップ対象者の確認が既に開始されている。

ARBエアドロップの対象者条件は?

アービトラム・ファンデーションはARBトークンのローンチに伴いガバナンスの詳細を記載したページを公開した。ARBエアドロップの対象者としての条件はアービトラム・ワンとアービトラム・ノヴァのどちらかまたは両方を利用しているユーザーであり、

アービトラム・ワンでは

・アービトラム・ワンへブリッジBridged funds into Arbitrum One
・異なる2つの月間に取引がある
・異なる6つの月間に取引がある
・9ヶ月間に取引がある
・4つの取引か4つ以上のコントラクトを使用している
・10の取引か10以上のコントラクトを使用している
・25の取引か25以上のコントラクトを使用している
・100の取引か100以上のコントラクトを使用している
・1万ドル以上の取引を超えている
・5万ドル以上の取引を超えている
・25万ドル以上の取引を超えている
・1万ドル以上の流動性を提供している
・5万ドル以上の流動性を提供している
・25万ドル以上の流動性を提供している

アービトラム・ノヴァでは

・アービトラム・ノヴァへブリッジ
・3つ以上の取引
・5つ以上の取引
・10以上の取引

となっている。

ARBエアドロップかを確認する

ARBトークンのエアドロップが得られるかを確認するにはアービトラムファンデーションのサイトに接続し、メタマスクなどのウォレットを接続する必要がある。

Arbitrum Foundation公式:https://arbitrum.foundation/

サイトにアクセスした後にウォレットを接続し、「CHECK ELIGIBILITY」をクリックすれば上記の条件を満たしている場合にいくらのARBトークンがもらえるかを確認することが可能だ。

ARBトークンの発行(Claim)が可能となるのは1週間後の23日となっており、これを装った偽のトークンなどが送られてきたり、広告される可能性があるため仮想通貨投資家は注意が必要だ。

関連記事:イーサリアム(ETH)の2023年の開発ロードマップを理解する

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