ネム(NEM/XEM)

ネム(XEM/NEM)とは?特徴・特性を解説

Bitcoinフォーラム参照、初期ロゴ NEMとは、「NEW ECONOMY MOVEMENT ” A New Economy Starts With You.”」 を掲げて2014年1月19日にBitcoinフォーラムにて資金調達が始まったプロジェクトです。 金融の自由・地方分権・機会平等を備えたコミュニティ指向の第2世代暗号方式を目指しています。 NEMの主な特徴として、重要性の証明、アセットエクスチェンジ、暗号化メッセージング、ワンクリッククライアントがあります。(画像はBitcoinフォーラム参照、初期ロゴ)

NEMでは、第1世代(Bitcoinなど)で使われるPoW(Proof-of-work)の問題を解決し、自動決済や有効期限付き決済などの高度な機能を備え、資産交換と決済をサポート。 開発者の資金調達や資産リスティング、トークンの発行などを備えたプラットフォームにするため、資産交換の使い勝手に焦点を当てています。 また、契約書などの保管と個人間コミュニケーションのためのメッセージ機能を備えています。

NEMが掲げたNEW ECONOMY MOVEMENT(新しい経済運動)は、Bitcoinにおける金融、非中央、分散化という考えを基盤とし、かつBitcoinで使われるPoWの問題点を解決することにあります。 その上で決済としての機能に特化することを目的としています。これは実生活に置ける様々な資産をスムーズに交換するとともに、固有トークンの発行と、 それに価値をもたらすことで新しい経済運動をひき起こそうとしていると思います。

加えて、資金調達や決済時に証明を残す契約書保管機能と個人間メッセージ機能があることから、様々な店舗と場面で導入することできます。 店舗と店舗、店舗とユーザー、ユーザーとユーザーが交わる所にトークンを介した新たな経済圏が生まれていく、NEMはそのきっかけを作っているように感じます。

NEMの開発

nem公式ロゴ NEMは暗号通貨NXT(ネクスト)を改良するプロジェクトとして2014年1月から始まりました。 開発計画のドキュメントが公開され、Bitcoin、NXT、Bitshareの優れた機能と独自のイノベーションを組み合わせるものとされています。(画像は現在の公式ロゴ)

プログラム言語はJavaを使用して設計され完全に1から作られています。 Bitcoinなどのマイニングされる暗号通貨とは異なり、すべて最初のブロックにて発行されます。 NEMホルダーは取引を検証し、ネットワークを保護する独自のノードとなります。

これにより、BitocinなどのPoWネットワークにかかる大きなコストとマイナーの必要性を排除します。 NEMを多く持っているノードではなく、ネットワークにとって最も重要なノードに報酬を与える方式を取っています。( PoI:Proof-of-Importance ) 2014年1月19日?2014年2月17日に開発のための資金調達し、プログラムのアップデートを繰り返しながら開発が進んでいます。

NEMとBitcoinの違いとは何か

通貨が誕生してから、通貨は常に中央政権にコントロールされてきました。 中央政権では、通貨を使うあらゆることを思うがままに決めつけることができます。 2008年にSatoshi Nakamotoを名乗る人物による、通貨の概念をすべて直したいという気持ちから暗号通貨の起源であるBitcoin(ビットコイン)が生まれました。

Bitcoinという革新的なアイディアの副産物としてBlockchain(ブロックチェーン)を創出しました。 ブロックチェーンは今まで起きた全ての取引記録が載った公開台帳であり、全ての人がそのトランザクションを確認することができます。

NEMとBitcoinの比較表

項目 NEM(ネム) Bitcoin(ビットコイン)
総発行量 8,999,999,999
XEM
2100万
BTC
最小単位 0.000001
XEM
0.00000001
BTC
発行 初期全量発行済 ブロック毎
システム PoI PoW
その他 通貨以外の機能あり


大きな違いは通貨の発行とシステム

NEMとBitcoinの大きく違う点は、通貨の発行とそのシステムにあります。 Bitcoinの場合は10分に1ブロック生成される仕様となっており、ブロック生成される度に新規Bitcoinが発行されます。 約2100万枚発行されるまでこれが続きます。一方、NEMの場合は最初から全量が発行されており、取引手数料を各ノードが分け合う形でネットワークが維持されています。

Bitcoinの仕組はPoW(Proof-of-Work)といい、コンピューターパワーにより取引を承認しBitcoinを獲得する動きとなっています。 NEMでは、PoI(Proof-of-Importance)という仕組を用いており、ネットワークにおける重要度を評価しブロック毎の手数料を獲得できる仕組となっています。

NEMの仕組はBitcoinと比較すると電力をあまり必要としません。また、PoIアルゴリズムにより、通貨を使うことを促し評価しています。 NEMはEigenTrust++というノードの重要性を決めるためのアルゴリズムが採用されており、ネットワークのセキュリティを大幅に強化しています。

NEMには通貨やネットワークだけでなく+αな機能が豊富にあります。 NEMは簡単にマルチシグネチャを作成したり編集したりできます。また、NEMのブロックチェーン上にサードパーティを必要とせずともモザイクと呼ばれる独自トークンを発行することができます。 Bitcoinにはないメッセージ機能もあり、通貨の送金と同時にメッセージを送信することも可能です。

NEMではブロックチェーン上にサードパーティの作成を容易にしています。 Bitcoinの場合は、サードパーティを作成するにあたり、中心的なサービスを使い機能させます。 つまり、開発者は、構築やアップデート、APIの維持のために中心的なサービスを信頼せざるをえません。 NEMはその点において、扱いやすいJSON/restful APIを提供しており、開発者は容易にサードパーティを作成することができます。

XEM(ゼム)/NEM(ネム)の違いとは何か

NEM(ネム)はNEMブロックチェーン全体の総称です。もともとはNew Economy Movementの略称でしたが、現在は略称ではなく、NEMという固有名詞とされています。 XEM(ゼム)はNEMブロックチェーン上のモザイク(トークン)になります。つまり、通貨単位としてはXEMといい、ブロックチェーンやその仕組全体についてはNEMと呼びます。

XEMの価格推移とNEMの歴史

XEMの価格推移とNEMの歴史

NEMの歴史を簡単にみてみます。2015年3月29日にNEM最初のブロックであるGenesis Blockが誕生しました。 この日からNEMのブロックチェーンは動き続けています。それからBitcoinフォーラムで掲げていたNEMの機能を順次導入していく流れになります。

テックビューロ社がNEMのプライベートチェーン版mijinが発表し、2016年2月からmijinオープンベータプログラムが開始されました。 mijinを使ったブロックチェーン実証実験が様々な企業で行われるようになります。また、テックビューロとNEMの提携でカタパルトの共通採用が決定しました。

2017年に入ると、中国CERTレポートが公開されます。このレポートではNEMが最も安全なプロジェクトとして評価されています。 2017年からNEMブロックチェーンを利用したアプリケーション開発が続々と進み、開発と同時にNEMが広がりをみせ、価格も上昇しています。

NEMの今後の展開「カタパルトの実装」

2018年に入り、NEMはどのように進んでいくのでしょうか。 2018年度中にカタパルト(catapult)を取り入れる予定となっています。 NEMのコードは完全にオリジナルで1から作られています。カタパルトも同様です。 NEMでは、後に重大な分岐につながらないように 慎重にプログラムの作成を進めています。カタパルトでNEMは大幅にアップグレードされます。

カタパルトがもたらすのは、小さな経済圏のきっかけ

カタパルトで注目されるのはアグリゲートトランザクションです。 このアグリゲートトランザクションでは、複数の取引を1つとして同時に処理することができます。 例えば、XEMとモザイクと円を同時に交換できることにもつながります。お店とお客さんと取引所の3つでアグリゲートトランザクションを組むことで、お客さんはお店にXEMを支払い、 お店は取引所でXEMを円に変え、またモザイクをポイントとしてお客さんに送金することを同時に一瞬で行うこともできます。

トラストレスな暗号通貨圏において、信用をいかにブロックチェーンを含めた暗号技術におけるかが課題になります。 アグリゲートトランザクションでは、複数のトランザクションを絡めることで、第三者を信用せずに取引することができます。 また、モザイクもアグリゲートトランザクションにより価値が生まれてくるように思います。カタパルトと並行してモザイクを交換できる場所も進められているようです。

このカタパルトが搭載されたNEMを起用することで、少しづつ暗号通貨経済圏の歯車を回し始めることができるように思います。
(解説:西内達也|Twitter:@BFM33211

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加えて、資金調達や決済時に証明を残す契約書保管機能と個人間メッセージ機能があることから、様々な店舗と場面で導入することできます。 店舗と店舗、店舗とユーザー、ユーザーとユーザーが交わる所にトークンを介した新たな経済圏が生まれていく、NEMはそのきっかけを作っているように感じます。

NEMの開発

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プログラム言語はJavaを使用して設計され完全に1から作られています。 Bitcoinなどのマイニングされる暗号通貨とは異なり、すべて最初のブロックにて発行されます。 NEMホルダーは取引を検証し、ネットワークを保護する独自のノードとなります。

これにより、BitocinなどのPoWネットワークにかかる大きなコストとマイナーの必要性を排除します。 NEMを多く持っているノードではなく、ネットワークにとって最も重要なノードに報酬を与える方式を取っています。( PoI:Proof-of-Importance ) 2014年1月19日?2014年2月17日に開発のための資金調達し、プログラムのアップデートを繰り返しながら開発が進んでいます。

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通貨が誕生してから、通貨は常に中央政権にコントロールされてきました。 中央政権では、通貨を使うあらゆることを思うがままに決めつけることができます。 2008年にSatoshi Nakamotoを名乗る人物による、通貨の概念をすべて直したいという気持ちから暗号通貨の起源であるBitcoin(ビットコイン)が生まれました。

Bitcoinという革新的なアイディアの副産物としてBlockchain(ブロックチェーン)を創出しました。 ブロックチェーンは今まで起きた全ての取引記録が載った公開台帳であり、全ての人がそのトランザクションを確認することができます。

NEMとBitcoinの比較表

項目 NEM(ネム) Bitcoin(ビットコイン)
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XEM
2100万
BTC
最小単位 0.000001
XEM
0.00000001
BTC
発行 初期全量発行済 ブロック毎
システム PoI PoW
その他 通貨以外の機能あり


大きな違いは通貨の発行とシステム

NEMとBitcoinの大きく違う点は、通貨の発行とそのシステムにあります。 Bitcoinの場合は10分に1ブロック生成される仕様となっており、ブロック生成される度に新規Bitcoinが発行されます。 約2100万枚発行されるまでこれが続きます。一方、NEMの場合は最初から全量が発行されており、取引手数料を各ノードが分け合う形でネットワークが維持されています。

Bitcoinの仕組はPoW(Proof-of-Work)といい、コンピューターパワーにより取引を承認しBitcoinを獲得する動きとなっています。 NEMでは、PoI(Proof-of-Importance)という仕組を用いており、ネットワークにおける重要度を評価しブロック毎の手数料を獲得できる仕組となっています。

NEMの仕組はBitcoinと比較すると電力をあまり必要としません。また、PoIアルゴリズムにより、通貨を使うことを促し評価しています。 NEMはEigenTrust++というノードの重要性を決めるためのアルゴリズムが採用されており、ネットワークのセキュリティを大幅に強化しています。

NEMには通貨やネットワークだけでなく+αな機能が豊富にあります。 NEMは簡単にマルチシグネチャを作成したり編集したりできます。また、NEMのブロックチェーン上にサードパーティを必要とせずともモザイクと呼ばれる独自トークンを発行することができます。 Bitcoinにはないメッセージ機能もあり、通貨の送金と同時にメッセージを送信することも可能です。

NEMではブロックチェーン上にサードパーティの作成を容易にしています。 Bitcoinの場合は、サードパーティを作成するにあたり、中心的なサービスを使い機能させます。 つまり、開発者は、構築やアップデート、APIの維持のために中心的なサービスを信頼せざるをえません。 NEMはその点において、扱いやすいJSON/restful APIを提供しており、開発者は容易にサードパーティを作成することができます。

XEM(ゼム)/NEM(ネム)の違いとは何か

NEM(ネム)はNEMブロックチェーン全体の総称です。もともとはNew Economy Movementの略称でしたが、現在は略称ではなく、NEMという固有名詞とされています。 XEM(ゼム)はNEMブロックチェーン上のモザイク(トークン)になります。つまり、通貨単位としてはXEMといい、ブロックチェーンやその仕組全体についてはNEMと呼びます。

XEMの価格推移とNEMの歴史

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NEMの歴史を簡単にみてみます。2015年3月29日にNEM最初のブロックであるGenesis Blockが誕生しました。 この日からNEMのブロックチェーンは動き続けています。それからBitcoinフォーラムで掲げていたNEMの機能を順次導入していく流れになります。

テックビューロ社がNEMのプライベートチェーン版mijinが発表し、2016年2月からmijinオープンベータプログラムが開始されました。 mijinを使ったブロックチェーン実証実験が様々な企業で行われるようになります。また、テックビューロとNEMの提携でカタパルトの共通採用が決定しました。

2017年に入ると、中国CERTレポートが公開されます。このレポートではNEMが最も安全なプロジェクトとして評価されています。 2017年からNEMブロックチェーンを利用したアプリケーション開発が続々と進み、開発と同時にNEMが広がりをみせ、価格も上昇しています。

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トラストレスな暗号通貨圏において、信用をいかにブロックチェーンを含めた暗号技術におけるかが課題になります。 アグリゲートトランザクションでは、複数のトランザクションを絡めることで、第三者を信用せずに取引することができます。 また、モザイクもアグリゲートトランザクションにより価値が生まれてくるように思います。カタパルトと並行してモザイクを交換できる場所も進められているようです。

このカタパルトが搭載されたNEMを起用することで、少しづつ暗号通貨経済圏の歯車を回し始めることができるように思います。
(解説:西内達也|Twitter:@BFM33211

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