
目次
XRPの今後は?2025年最新価格予想と将来性を徹底解説
冒頭の直接回答
XRPは2025年9月現在、SECとの長期訴訟終結により価格が大幅上昇し、現物ETF承認期待や企業のトレジャリー採用により、専門家は2025年の価格を1.5〜6ドル(約230〜900円)と予想している。
要点
- SECとの5年間の法廷闘争が2025年8月に完全終結し、XRPの地位が確立
- 複数のXRP現物ETF申請が進行中で、2025年末までの承認が期待される
- 企業のトレジャリー戦略への組み入れが増加し、機関投資家の需要が拡大
- 国際送金やCBDC分野での実用化が進み、実需拡大が価格を支える要因
- 2025年価格予想は最低1.5ドル、平均3.5ドル、最高6ドル超との見通し
【最新】XRPをめぐる重大な変化と市場への影響
2025年はXRPにとって歴史的な転換点となりました。最も重要な変化は、米証券取引委員会(SEC)との5年間の法廷闘争が完全に終結したことです。
SECとの訴訟終結による影響
2025年8月13日、SECとリップル社は相互控訴を取り下げることで正式に合意し、2020年から続いた訴訟が終結しました CoinPost。これにより、XRPが証券ではないことが確定し、米国市場での取引が完全に正常化されています。
価格への影響
- 2025年初頭から現在まで約7年ぶりの高値を更新
- 時価総額ランキングで3位まで上昇
- 主要取引所での取引量が大幅増加
現物ETF承認への期待
複数の資産運用会社がXRP現物ETFの申請を行っており、2025年末までの承認が現実的な見通しとなっています Diamond。
主要な申請状況
- Grayscale:XRPトラストのETF転換を申請
- Bitwise:米国初のXRPスポットETFを申請
- Canary Capital、21Shares、WisdomTreeも申請準備中
XRPの2025年価格予想と専門家の見解
主要機関の価格予想
2025年のXRP価格について、複数の専門機関が強気の予想を発表しています。
予想機関 | 2025年価格予想 | 根拠 |
---|---|---|
CryptoNews | 3.09〜4.15ドル | 規制明確化とETF承認期待 |
Gate.io | 平均2.77ドル(418円) | 技術分析と市場動向 |
Crypto Coin Society | 597円 | 実需拡大とパートナーシップ |
99Bitcoins | 3〜6ドル超 | 法的地位確定と機関投資家参入 |
長期価格予想(2026年以降)
2030年予想
- 最大17ドル(約2,500円)との予想もある
- ただし、現実的には5〜10ドル程度が妥当とする専門家が多数
100万円到達の可能性 現在の発行枚数(約1,000億枚)を考慮すると、1XRP=100万円到達は現実的ではありません。これには約100兆ドルの時価総額が必要で、現在の世界経済規模を超える水準です オカネコ。
XRPの将来性を支える5つの要因
1. 国際送金市場での優位性
XRPは3.3秒での送金完了と0.0004ドルの低手数料を実現しており、従来のSWIFT送金システムに対して圧倒的な優位性を持っています BeInCrypto。
技術的優位性
- 送金時間:3.3秒(SWIFT:3-5営業日)
- 手数料:約0.0004ドル(従来比最大42%削減)
- 対応通貨:55カ国以上、300社以上の金融機関が参加
2. CBDC分野での活用拡大
中央銀行デジタル通貨(CBDC)の技術パートナーとして、リップル社は複数の国と提携しています。
主要パートナーシップ
- ジョージア国立銀行:CBDCパイロット事業で技術提携
- ドバイ金融サービス機構:XRPを正式承認
- 複数の中央銀行がRipple CBDC Platformを採用検討中
3. 企業のトレジャリー戦略への組み入れ
2024年後半から、上場企業が余剰資金の一部をXRPで保有する動きが加速しています SBI VCトレード。
主要事例
- Worksport:余剰資金の10%をXRPに投資
- Nature's Miracle Holding:最大2,000万ドルのXRPトレジャリー
- Trident Digital:5億ドル調達でXRPトレジャリー構築計画
4. RWA(現実世界資産)トークン化
XRPレジャー上でのRWAトークン化プロジェクトが急速に拡大しています。
具体的プロジェクト
- Societe Generale:ユーロ建てステーブルコインをXRPLに展開
- Archax:トークン化マネーマーケットファンドを立ち上げ
- Ondo Finance:米国債トークン化をXRPLで実施
5. DeFi機能の拡張
XRPレジャーは単なる送金プラットフォームを超え、包括的なDeFiエコシステムに進化しています。
主要機能
- ネイティブDEX(分散型取引所)
- AMM(自動マーケットメイカー)機能
- XRPL EVMサイドチェーンでSolidity対応
- MetMask連携による開発者フレンドリーな環境
日本の主要仮想通貨取引所でのXRP取引
日本でXRPを購入できる金融庁登録済みの主要取引所をご紹介します。
SBI VCトレード
特徴
- SBIグループの安定した経営基盤
- 各種手数料が業界最安水準
- レバレッジ取引に特化
主要手数料
- 売買手数料:販売所無料、取引所無料
- 入金手数料:無料
- 出金手数料:無料
- 送金手数料:無料
最小購入額:1円から
向いているユーザー:レバレッジ取引をしたい方、手数料を重視する方
BitTrade(ビットトレード)
特徴
- Huobiグループの日本法人
- 豊富な取扱銘柄数
- 高機能な取引ツール
主要手数料
- 売買手数料:販売所無料、取引所Maker 0.7%、Taker 0.8%
- 入金手数料:無料
- 出金手数料:330円
- 送金手数料:0.15 XRP
最小購入額:2円から
向いているユーザー:多様な銘柄に投資したい方、プロレベルの取引をしたい方
Coincheck(コインチェック)
特徴
- 国内最大級のユーザー数を誇る
- 初心者にも使いやすいシンプルなインターフェース
- マネックスグループ傘下で高いセキュリティ
主要手数料
- 売買手数料:販売所無料、取引所無料
- 入金手数料:銀行振込無料(振込手数料は利用者負担)
- 出金手数料:407円
- 送金手数料:0.15 XRP
最小購入額:500円から
向いているユーザー:仮想通貨初心者、シンプルな操作を求める方
bitbank(ビットバンク)
特徴
- 全銘柄で取引所取引が可能
- 高機能チャートでテクニカル分析に対応
- セキュリティの高さで定評
主要手数料
- 売買手数料:Maker -0.02%、Taker 0.12%
- 入金手数料:無料
- 出金手数料:550円/770円
- 送金手数料:0.15 XRP
最小購入額:0.0001 XRP
向いているユーザー:中上級者、テクニカル分析重視の方
BITPOINT(ビットポイント)
特徴
- 各種手数料が無料
- 独自のポイントプログラム
- レンディングサービスも提供
主要手数料
- 売買手数料:無料
- 入金手数料:無料
- 出金手数料:無料
- 送金手数料:無料
最小購入額:500円から
向いているユーザー:手数料を抑えたい方、レンディングで収益を得たい方
よくある質問(FAQ)
Q1. XRPの現物ETFはいつ承認される予定ですか?
A. 2025年10月〜12月頃に承認される可能性が高いです。
複数の資産運用会社が申請を行っており、SECとの訴訟終結により承認環境が整っています。ビットコインとイーサリアムのETF承認実績を踏まえ、XRPも同様の流れが期待されています。ただし、最終的な承認時期はSECの審査状況により変動する可能性があります。
Q2. XRPが100万円に到達する可能性はありますか?
A. 現実的には極めて困難です。
XRPの発行上限は1,000億枚で、1XRP=100万円になるには時価総額が100兆ドル(約1.5京円)必要です。これは現在の世界GDP総額を上回る水準で、数学的に非現実的です。より現実的な目標として、2030年までに5〜10ドル程度の価格帯が専門家による妥当な予想範囲とされています BTCC。
Q3. リップル社とSECの裁判結果は今後の価格にどう影響しますか?
A. 既に大きなポジティブ影響を与えており、今後も持続すると予想されます。
2025年8月の裁判完全終結により、XRPの法的地位が確定し、米国市場での取引が正常化しました。これにより機関投資家の参入障壁が除去され、ETF承認への道筋も整いました。過去の価格推移を見ると、裁判の進展とXRP価格は強い相関関係があり、今回の終結は長期的な価格上昇要因として作用すると分析されています Diamond。
Q4. XRPと他の仮想通貨との違いは何ですか?
A. 国際送金に特化した実用性と企業パートナーシップが最大の特徴です。
XRPは投機目的ではなく、実際の国際送金業務での利用を前提に設計されています。300社以上の金融機関がRippleNetに参加し、実際の送金業務でXRPが使用されています。ビットコインが「デジタルゴールド」、イーサリアムが「スマートコントラクトプラットフォーム」と位置付けられるのに対し、XRPは「国際送金インフラ」としての独自の価値を持っています。
Q5. 2025年の最新キャンペーン情報はありますか?
A. 各取引所で口座開設キャンペーンや取引手数料優遇が実施されています。
Coincheckでは新規口座開設で最大1,000円のビットコインプレゼント、GMOコインでは暗号資産購入で最大1,000円キャッシュバック、SBI VCトレードでは取引手数料優遇キャンペーンなどが継続的に開催されています。最新のキャンペーン情報は各取引所の公式サイトでご確認ください。また、XRPの現物ETF承認が近づけば、各社で特別キャンペーンが実施される可能性があります。
まとめ
XRPは2025年にSECとの長期訴訟終結という歴史的な転換点を迎え、価格・取引量ともに大幅な成長を見せています。現物ETF承認期待、企業のトレジャリー採用、国際送金・CBDC分野での実需拡大により、2025年の価格は1.5〜6ドル程度が現実的な予想範囲とされています。
ただし、仮想通貨投資には価格変動リスクが伴うため、投資判断は十分な情報収集と自己責任で行うことが重要です。まずは少額から始め、複数の取引所で口座開設することで、手数料やサービスの違いを比較検討することをお勧めします。
XRPの将来性に期待する方は、上記で紹介した金融庁登録済みの国内取引所での取引を検討してみてください。
出典
- Diamond Online(確認日:2025年9月8日)
- SBI VCトレード市場レポート(確認日:2025年9月8日)
- CoinPost(確認日:2025年9月8日)
- BeInCrypto(確認日:2025年9月8日)
- オカネコ(確認日:2025年9月8日)