
目次
コインベース(Coinbase)の最新動向と将来性を徹底解説
S&P500採用、ビットコイン還元クレジットカード、日本展開状況など最新情報をお届け
コインベースとは?世界最大級の仮想通貨取引所を基本解説

コインベース(Coinbase)は、2012年に設立された米国最大の仮想通貨取引所です。現在では世界100か国以上でサービスを提供しており、9,000万人を超えるユーザーを抱える業界のリーディングカンパニーとして知られています。
同社は2021年にNASDAQに上場し、2025年5月には仮想通貨企業として初めてS&P500指数に採用されるなど、伝統的な金融市場での地位を確立しています。
コインベースの基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
設立年 | 2012年 |
本社所在地 | 米国カリフォルニア州サンフランシスコ |
ユーザー数 | 9,000万人以上 |
対応国数 | 100か国以上 |
上場市場 | NASDAQ(ティッカーシンボル:COIN) |
S&P500採用 | 2025年5月19日より |
コインベース株価の最新動向【2025年7月】
最新株価情報
2025年7月現在、コインベースの株価は373.85ドル(7月9日終値)で推移しています。
同社の株価は2025年に入ってから大幅な上昇を見せており、4月の安値から約150%の上昇を記録しています。
株価上昇の主要因
- ビットコイン価格の史上最高値更新(113,000ドル超)
- S&P500指数への採用(2025年5月19日)
- 2025年Q1調整後純利益5億2,700万ドル
- 取引収益以外の収益源拡大
専門家の株価予測
- 2025年末: 372.18ドル
- 2029年末: 462.29ドル
- 出典: TradersUnion分析
コインベースの日本展開状況と今後の展望
日本市場からの撤退と現状
コインベースは2021年8月に日本でサービスを開始しましたが、2023年1月に撤退を発表しました。
撤退の理由として、同社は「市場環境の変化により、現在の日本での事業の全面的な見直しと既存顧客との取引停止という難しい決断を下した」と説明しています。
現在の制限事項
- 日本居住者の新規登録不可
- 既存アカウントの取引停止
- グローバル版の利用不可
今後の展開可能性
- 規制環境の整備待ち
- 日本市場の成長期待
- 機関投資家向けサービス需要
コインベースの新サービス・将来性
2025年に発表された新サービス

ビットコイン還元クレジットカード「Coinbase One Card」
2025年6月13日、コインベースはアメリカン・エキスプレスと提携し、ビットコイン還元型クレジットカードを発表しました。
主な特徴:
- 最大4%のビットコイン還元
- Coinbase One会員限定
- 2025年秋サービス開始予定
料金体系:
- 年額49.99ドル
- 米国居住者限定
- 高いセキュリティ基準
永久先物取引サービス
従来のスポット取引に加えて、永久先物取引サービスの提供も開始。より多様な投資戦略が可能になります。
ステーブルコイン決済ソリューション
「Coinbase Payments」として、企業向けのステーブルコイン決済サービスを展開しています。
2025年後半の市場予測
コインベースの機関投資家部門は、2025年後半の仮想通貨市場を「建設的(強気)」と予測しています。
経済回復期待
企業のBTC採用拡大
規制環境の整備
コインベースの競合他社との比較
取引所名 | 特徴 | 強み | 弱み |
---|---|---|---|
Coinbase | 米国最大手、S&P500採用 | 規制対応、機関投資家向け | 手数料が高い |
Binance | 世界最大の取引量 | 豊富な銘柄、低手数料 | 規制リスク |
Kraken | セキュリティ重視 | 高いセキュリティ | UI/UXが複雑 |
コインベースの投資価値分析
投資におけるメリット
-
規制対応力
米国の厳格な規制に対応、コンプライアンス体制が整備
-
多様な収益源
取引手数料、ステーキング、カストディ、機関投資家向けサービス
-
技術革新
Layer 2ソリューション「Base」、DeFiサービス拡充
投資リスク
-
市場の変動性
ビットコイン価格に連動した株価変動
-
規制リスク
規制環境の変化による事業への影響
-
競争激化
手数料競争、新規参入者の増加
よくある質問(FAQ)
まとめ:コインベースの現状と今後の展望
コインベースは2025年、S&P500への採用や新サービスの展開により、仮想通貨業界のリーダーとしての地位を一層強固なものにしています。
ポジティブ要因
- 株価の大幅上昇(4月から150%)
- S&P500採用による機関投資家の資金流入
- 新サービスの積極展開
- 2025年後半の市場強気予測
注意点
- 日本市場からの撤退継続
- 仮想通貨市場の変動性
- 規制環境の変化リスク
- 競合他社との激しい競争
投資に関する免責事項
本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘や特定の銘柄の推奨を行うものではありません。
投資判断は自己責任で行い、損失が発生する可能性があることを十分ご理解の上、投資を行ってください。過去の実績は将来の運用成果を保証するものではありません。
日本で利用可能な仮想通貨取引所のご紹介
コインベースが日本で利用できない現在、日本で認可された信頼できる仮想通貨取引所をご紹介します。

BitTrade(ビットトレード)
豊富な銘柄数と充実したサービスで人気の仮想通貨取引所です。
主な特徴:
- 取扱い銘柄数38種類以上
- 少額投資対応
- 24時間サポート
- 高セキュリティ
おすすめポイント:
- 初心者にも優しい
- 手数料が明確
- 豊富な取引ツール
- 信頼性の高い運営
SBIVC取引所
SBIグループが運営する安心・安全な取引所です。
主な特徴:
- 取扱い銘柄数22種類
- SBIグループの信頼性
- 高セキュリティ基準
おすすめポイント:
- 金融ノウハウ豊富
- 安定した取引環境
- 充実したサポート
- 堅実な運営方針

CoinCheck(コインチェック)
初心者にも使いやすいインターフェースで人気の取引所です。
主な特徴:
- 取扱い銘柄数29種類
- 使いやすいアプリ
- 積立投資対応
- NFTサービス
おすすめポイント:
- 操作がシンプル
- 豊富なコンテンツ
- 手厚いサポート
- 多様なサービス

bitbank(ビットバンク)
取引手数料の安さと高い流動性で評価される取引所です。
主な特徴:
- 取扱い銘柄数38種類
- 業界最安水準手数料
- 高い流動性
- リアルタイムチャート
おすすめポイント:
- 狭いスプレッド
- 高速取引
- 豊富な分析機能
- プロ向けツール