Solana(ソラナ) でNFTを発行する方法、誰でもできる簡単ツールの紹介

NFTのストアフロントを作るツールとして知られているものの一つにメタプレックス(Metaplex)がありますが、その兄弟ツールのような形でオラプレックス(Holaplex)が存在します。オラプレックスではプログラミングなど必要なしに簡単にミント(発行)することが可能です。

今回は、オラプレックスを使ったNFTのミントの方法を解説します。

まずはソラナ(Solana)のウォレット連携から

まずはオラプレックスのウェブサイトで右上のメニューからMint NFTs(NFTを発行)を選択します。

■オラプレックス(Holaplex)
https://www.holaplex.com/

#
そしてソラナ(Solana)のウォレットを連携します。やり方が分からない方やファントムウォレット(Phantom)ウォレットの使い方から説明を知りたい方は、下記の記事をご参照ください。

まずはファントムウォレットとHolaplexを連携させます。

#

NFTの名前など詳細を設定

接続できたらNFTにしたい画像をアップロードします。ファイルの形式はjpgとpng、 gif、 mp4、 mov、 mp3、wav、flac、glbのいずれかで、最大10個までファイルをアップロード可能です。
#

NFTにしたい画像を選択したら、「これでいいですか?」と聞かれます。
大丈夫ならLook Goodを押してください。

#

次にNFTの名称と説明文を入力します。
オプションで、コレクション名(あれば)、コレクションが属するカテゴリ名(あれば)、Attribute(属性)なども入力することができます。

#

1枚だけ発行するときはここまでの手順でいいのですが、複数枚やるなら枚数分の名称と説明文の指定をしなければいけません。

完了したら、次に二次流通売上のロイヤリティを決めます。
デフォルトは10%でそのうち最低2%はHolplexへ、残り98%はユーザーへ行くようになっていますが、変更したり、ロイヤリティを分配したいアドレスを追加したり(Add creator) することができます。

また、ページ下部の「Editions」の部分で、1枚だけ発行するか同じものを〇枚発行するか決めることができます。「One of One」が1枚だけ発行、複数枚作りたい場合は「Limited Edition」を選択して、枚数を入力すればいいはずなのですが、複数枚発行はなぜかこの記事執筆のために何度かトライしたものの、成功しませんでした。

「Apply to all」を押すと登録した「NFT」全てに同じ条件が適用されますが、別々にしたい場合はページの下にある「Do each individually」を選んで個別の設定ができます。
#

設定が完了したら最終確認です。これでいいですか?と聞かれるので大丈夫そうならピンクのLooks Goodボタンを押してください。

#

料金を確認したらNFT発行へ

最後にNFT発行にかかる料金の確認です。
NFT1枚発行するのに0.01SOLがかかり、今回は3枚なので0.03かかります。

#

確定ボタンを押したら発行が始まります、またファントムウォレットから発行を承認するか聞かれるので承認ボタンを押してください。

#

完了したら、ファントムウォレットのNFTページからちゃんとNFTが発行されているかどうかご確認ください。

このほかにもHolaplexにはNFTストアを作る機能など、NFT発行以外にもできることがあります。もしも使っていて分からないことがあればディスコードに参加してサポートしてもらうことができます。

また、SolanaのNFTマーケットプレイスの中にもNFTミント機能を備えているところがいくつかあります。詳しくはこちらの記事から見てみてください。

【こんな記事も読まれています】
ソラナ(Solana)とは?秒間5万トランザクションを処理できるブロックチェーン
Solana(ソラナ)の2021年振り返り
【Solana Breakpoint レポート】クリエイターエコノミーの未来

おすすめの記事
マイクロソフトもメタバースに本格参入か?ブロックチェーン部門ディレクターの募集を開始
仮想通貨ニュース
マイクロソフトもメタバースに本格参入か?ブロックチェーン部門ディレクターの募集を開始
1月に米国最大手ゲーム企業であるアクティビジョン・ブリザード(Activision Blizzard)社の買収を発表したマイクロソフト(Microsoft)社がWeb3.0領域に強いブロックチェーン関連ディレクターの募集を開始しました。業界の傾向からメタバース領域への本格参入準備ではないかと言われています。