【墨汁速報】ビットコイン(BTC)史上最高値11万ドルを突破、イーサリアムは高止まりでアルトコインシーズンか?

ビットコイン(Bitcoin)はトランプ大統領の就任式前の10万9374ドルを超えて11万ドルを突破し、記念すべき史上最高値を更新した。仮想通貨推進派として知られるドナルド・トランプ氏の事実売りとトランプ完全ショックを乗り越えたことになる。イーサリアムはFTX破産時の水準まで下落していたものの再度回復しており、2600ドル前後を推移していることから今後の回復が期待されている。

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ビットコイン11万ドルを突破

ビットコインは記念すべき史上最高値となる11万ドルの壁を突破し、一時11万788ドルを記録した。この水準は仮想通貨推進派としてイーサリアムを保有したり、自身のミームコインであるトランプコインなどを持つドナルド・トランプ氏の大統領就任式が行われた2025年1月20日に記録した10万9374ドルが史上最高値となっており、その後時事売りで暴落。

さらに第一次トランプ政権よりも過激な関税による、いわゆる「トランプ関税ショック」によりリスク資産である仮想通貨(暗号資産)は売られ、一時73000ドルまで迫っていた。仮想通貨史上全体はイーサリアムがグレースケールのいわゆる「禊」によるETHの大量売却でブラックロックが買い支えているにも関わらず下落していったことで、イーサリアムの回復待ちであると言えるだろう。

 

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アルトコインシーズンはイーサリアム次第

イーサリアムは仮想通貨において最も巨大なエコシステムをもっており、ソラナ(SOL)やスイ(SUI)なども急成長を見せているが、アルトコイン全体の方向性はイーサリアム価格の下落と連動しているため、仮想通貨全体が高騰する「アルトコインシーズン」はイーサリアムの回復が鍵であると言えるだろう。

イーサリアムの史上最高値は2021年の4852ドルとなっており、本記事執筆時には2560ドル前後を推移しているため2倍以上の回復幅があるということになる。直近1週間ではイーサリアムETF最大手のブラックはETHを購入し続けており、それに合わせてイギリスの仮想通貨ファンド「Abraxas Capital」はブラックロック以上の巨額のETHを購入し続けている。

このような機関投資家の動きから年末にかけてイーサリアム価格の回復、史上最高値更新となればアルトコインシーズンは今年から来年にかけて訪れる可能性があると言えるだろう。

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