【墨汁速報】世界5位の銀行アナリスト、12万ドルのビットコイン(BTC)価格予想が低すぎたと謝罪

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世界5位に位置づけられるスタンダードチャータード銀行のアナリストはビットコインの予想価格を12万ドルと先月予想をするも「12万ドルは低すぎた」として謝罪をした。ビットコインの史上最高値は約11万ドルとなっており、スタンダードチャータードのアナリストは史上最高値更新が目前と考えていることになる。

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スタンダードチャータードのアナリスト「12万ドルは低すぎた」

スタンダードチャータード銀行のアナリストジェフリー・ケンドリック(Geoffrey Kendrick)氏は2025年第2四半期、つま4月から6月にかけてのビットコイン価格の予想を12万ドルと予想、日本円にして1479万円をターゲットにするだとう予想を述べていた。

一方で既に10万ドルを9日現時点で回復しており、一時期てに10万4000ドルを記録。史上最高値は仮想通貨推進派のドナルド・トランプ大統領の就任式が事実売りとなった今年1月の109358ドルとなっており、現在の上昇速度を保つと過程した場合5月中には最高値を更新する可能性が高いと言えるだろう。

このことからケンドリック氏はクライアントに対してEメールで

「2025年第2四半期の自分の12万ドルという予想は低すぎたようで申し訳ない」

と現地時間木曜日に送信したという。

ケンドリック氏のビットコイン価格予想は仮想通貨推進派のトランプ大統領が大統領令として署名した戦略的仮想通貨準備金(ビットコイン準備金)による米国の資産の再割り当てや大口による購入を背景に予想したとしている。

 

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仮想通貨市場は2025年に高騰か?

仮想通貨ではビットコインのみが市場最高値を大きく更新、イーサリアムはグレースケールの長年のポジションがイーサリアムETFとして上場されたことによる売りで上値が重く、アルトコイン市場全体がこのトランプ大統領の事実売りで下落している。

ケンドリック氏はブラックロックやフィデリティが率いる米国の現物型ビットコインETFが3週間で53億ドル、7727億円のBTC現物買いをしている点から「さらなる機関投資家によるビットコイン買い」を予想、仮想通貨自体に非常に強気のポジションを取っている。

イーサリアム価格がこの発表から20%の上昇を記録していることを考慮すると、アルトコイン全体の方向性を決めるETHの上値が軽くなったことでこれからいわゆる「アルトコインシーズン」への回復の可能性を示していると言えるだろう。

 

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