
目次
暗号資産規制はどう変わる?金商法移行を巡る最新答申のポイント
結論
金融庁の金融審議会は、暗号資産の規制の在り方について検討を進めてきた結果、暗号資産の規制根拠法を「資金決済法」から「金融商品取引法(金商法)」へ移行する方向性を示す答申を正式に承認しました。
これにより、今後は法案作成を経て国会提出が予定されており、暗号資産を「決済手段」だけでなく、投資商品としての側面も整理し直す制度整備が進む見通しです。
金融審議会の答申承認により、暗号資産を取り巻く制度環境は今後、大きく整理されていく可能性があります。
現時点で投資判断を迫られる状況ではありませんが、制度改正の動きや市場環境を継続的に把握するためには、国内で信頼性の高い取引所の情報発信やサポート体制を確認しておくことが有用です。
3つの要点(要約)
- 暗号資産規制は「資金決済法」から「金商法」への移行が検討段階に入った
- 現時点で個人投資家に新たな義務が課されるわけではない
- 市場の透明性と投資家保護を強化する制度整備が進む可能性がある
なぜ金商法移行が検討されているのか
暗号資産市場の拡大に伴い、取引の中心が「支払い・送金」から「投資・売買」へと移行してきたことが背景にあります。
資金決済法は本来、決済手段の安全性確保を目的とした法律であるため、下記のような点で、十分に対応しきれないとの指摘が重ねられてきました。
- 投資家保護の枠組み
- 不公正取引への対応
- 情報開示の制度設計
金商法の枠組みを適用することで、株式やデリバティブ取引に近い投資家保護の考え方を取り入れる狙いがあります。
想定されている主な制度変更の方向性
答申段階で示されている主な論点は、次の通りです。
- 未公表情報を利用した取引への規制(いわゆるインサイダー取引への対応)
- 発行体や関係者による情報開示の在り方の整理
- 不公正取引に対する監視・規制体制の明確化
これらはすべて、市場の透明性向上と投資家保護の強化を目的とした整理であり、具体的な制度内容は今後の法案作成過程で詰められることになります。
個人投資家・事業者への影響
現時点では、制度の詳細は今後の法案策定を待つ必要がありますが、少なくとも個人投資家に新たな義務が直ちに課される状況ではないと整理されています。
制度対応の中心は、暗号資産交換業者や発行体など、事業者側に生じる可能性が高いとみられています。
一方で、こうした規制の枠組みが明確化されることで、市場全体の信頼性が高まり、結果として中長期的な市場環境の整備につながる可能性も指摘されています。
このように、暗号資産を取り巻く制度や環境が整理されていく中では、日々の価格動向だけでなく、制度対応や情報発信の姿勢も含めて取引環境を見ていくことが重要になります。
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よくある質問(Q&A)
Q1. 暗号資産はすべて金商法の対象になりますか?
いいえ。現時点で一律に対象になると決まっているわけではありません。
答申では主に「投資性の高い暗号資産」を念頭に制度設計を進める考え方が示されており、
具体的な対象範囲は今後の法案作成過程で明らかになります。
Q2. 個人投資家は何か対応する必要がありますか?
現段階で、個人投資家に直ちに対応が求められる変更はありません。
ただし、暗号資産がより金融商品に近い位置づけになる可能性があるため、
制度改正の進捗や取引所の対応方針を把握しておくことが重要です。
Q3. いつから制度が変わりますか?
金融審議会の答申承認を受け、今後は法案作成・国会提出が進められます。
報道では、2026年の国会提出、その後の成立・施行が想定されていますが、
施行時期や具体的なルールは現時点では確定していません。
まとめ
暗号資産の金商法移行に関する答申承認は、日本の暗号資産規制が投資商品としての側面を制度上どのように整理するかを検討する重要な節目といえます。
制度の詳細は今後の法案次第ですが、市場の透明性向上と投資家保護を目的とした動きである点を踏まえ、引き続き制度改正の進捗を冷静に注視していく必要があります。