アメリカのオンラインスポーツベッティング企業のドラフトキングス(DraftKings)は10月20日、ゾンビのNFTなどを発行しているデッドフェラズ(DeadFellaz)とのコラボレーションを発表した。プロアメリカンフットボールリーグであるNFLに所属する13人のプロ選手が限定版NFTカードとなって発行される。
NFLの13選手がNFTカードになって登場
今回のコラボレーションでは、クリーブランド・ブラウンズ所属のニック・チャブ(Nick Chubb)選手、フィラデルフィア・イーグルス所属のジェイレン・ハーツ(Jalen Hurts)選手などが、限定版NFTカードになって登場する。
これらのカードは、ドラフトキングのマーケットプレイスにて10月25日に販売する予定であり、レインメーカーズフットボール(Reignmakers Football)というコンテストでのみ使用できる。
ドラフトキングとNFL選手会は2021年12月に、2022-2023のNFLシーズンにドラフトキングスのマーケットプレイスにデビューするゲーム化NFTコレクションを開始する計画を発表していた。この契約により、ドラフトキングは現役のNFL選手に対して、名前、画像、肖像の本格的な使用を含むライセンス権を付与することが可能となった。
ファンタジー・スポーツ業界を革新
ドラフトキングスのマットカリッシュ(Matt Kalish)共同創設者は、「デッドフェラズは、Web3で最も文化的な関連性と影響力のあるNFTプロジェクトの一つとして、今日まで自分自身を確立している」と話している。
また、デッドフェラズの共同創業者であるベティ(Betty)氏とサイキ( Psych)は、「我々は、このコレクションでドラフトキングスと協力することを楽しみにしている」と語った。また「我々は、Web3空間からファンタジースポーツファンのような他のコミュニティへの橋渡しをするのが好きだ。今回のレインメーカーズとのコラボレーションは、ファンタジー・スポーツ業界を革新し、同業界にWeb3の価値をもたらすための強力な機会を提供する」とも話している。
参考
・Deadfellaz and DraftKings Announce First-of-its-Kind Collaboration Ahead of Halloween Weekend