Web3.0関連企業であるフラスク(FLASK)は4月18日、同社が提供するブロックチェーンゲームのプラットフォームであるナオダ(NAODA)をより多くの人に提供するために、ポリゴン(Polygon)と協力すると発表した。
4月7日にベータサービス提供開始
フラスクは、韓国証券先物取引所の新興株式市場であるコスダック(KOSDAQ)の上場企業だ。フラスクのイ・ビョンジェ(Lee Byoung-jae)CEO(最高経営責任者)は、これまでにEA Studiosが手掛けたスピアヘッド(Spearhead)、EA KoreaのEA Seoul Studioでゼネラルマネージャーを務めている。さらに、FIFAオンラインのいくつかのプロジェクトを主導した。
またナオダのチームは、ブロックチェーン技術ではアクセスしにくく、フラストレーションが溜まるということを理解しているという。そこで、ナオダプラットフォームでは、ソウルバウンドトークン(SBT)やPOP(Proof-of-Participation)といった技術を取り入れている。SBTはNFTの一種で、購入したり、売却したり、交換したりすることができない。そのため、証明書としての活用が期待されている。ナダオでは、ポリゴンネットワーク上のERC-1155コントラクトを使用して、独自のSBTを作成している。一方、POPは、コミュニティやゲーム活動に参加するための証明書となるデジタルバッジだ。POPの第一弾では、コミュニティの構築に焦点を当てたものであり、コミュニティの一員であることを動機づけるミッションを含んでいる。
競争力のあるプラットフォームとゲームの開発を続けていく
ナオダは、4月7日からベータサービスの提供を開始。10日間で6,200以上のSBTをミントしたという。さらにフラスクは、自社と子会社が開発したゲームをポリゴン搭載のナオダプラットフォーム上で2023年下半期に公開する予定だ。
フラスクのイ・ビョンジェCEOは、「私たちは、ゲームがブロックチェーン技術を主流に押し上げることができるという信念を共有するブランドと提携し、ポリゴンのWeb 3.0エコシステムの一員となることを嬉しく思う」と述べている。また、同氏は、「私たちは、ポリゴンチームと最新のソリューションと密接に協力しながら、競争力のあるプラットフォームとゲームの開発を続けていく」と述べている。
参考
・FLASK Collaborates with Polygon to Build Web 3.0 NAODA Ecosystem
【こんな記事も読まれています】
・「ビットコインは4万ドルを目指す強気トレンド」仮想通貨界の第一人者が予測
・「DeFiとNFTが再活発化の兆し」a16z cryptoが仮想通貨のレポート公開
・「2023年第1四半期のNFT取引額は約6,200億円」ダップレーダーがレポート公開