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※本記事は、2026年9月1日時点で確認できたメルコイン、メルカリ、Coincheckなどの公開情報をもとに作成しています。
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メルカリで商品を売って得たお金から、ソラナ(SOL)を1円から購入できるようになりました。
メルカリの子会社であるメルコインは2026年8月31日、メルカリアプリの暗号資産取引サービスにソラナ(SOL)を追加しました。
特徴は、メルカリの売上金をもとにしたメルペイ残高などがあれば、銀行口座から暗号資産取引所へ改めて日本円を入金しなくてもSOLを購入できることです。
例えば、メルカリで不要品を売って500円分のメルペイ残高がある場合、そのお金を銀行口座へ一度出金し、別の暗号資産取引所へ入金し直す必要はありません。
ただし、「Coincheckなどの取引所を使わずにSOLを購入できる」という意味ではありません。
メルカリで購入するSOLは、メルコインが取引を媒介し、Coincheckを相手方として売買する仕組みです。
利用するにはメルコインの暗号資産取引口座に加え、Coincheckの「連携口座」を開設する必要があります。
さらに、すでに通常のCoincheck口座を持っている場合は連携口座を申し込めないなどの条件もあります。
この記事では、メルカリでSOLを購入する仕組みと、本当に「取引所へ入金せず仮想通貨投資を始められる」のか、Coincheckを直接利用する場合との違いも含めて解説します。
目次
- 1 メルカリでソラナ(SOL)の取引がスタート
- 2 本当に「取引所へ入金」せずSOLを買える?
- 3 ただしSOLの取引相手はCoincheck
- 4 SOLを買うにはCoincheck連携口座が必要
- 5 売買手数料無料でも「取引コストゼロ」ではない
- 6 購入したSOLを外部ウォレットへ送ることはできない
- 7 メルコイン利用者の約9割は暗号資産未経験者
- 8 【独自視点】仮想通貨の入口が「取引所」ではなくなり始めている?
- 9 9月14日までSOL初購入で200ポイント
- 10 1円から買えるからこそ価格変動には注意
- 11 自分に合う国内仮想通貨取引所を診断
- 12 まとめ:売上金からSOLへ、仮想通貨投資の入口が変わる?
- 13 出典・参考
メルカリでソラナ(SOL)の取引がスタート
メルコインは2026年8月31日、メルカリの暗号資産取引サービスでソラナ(SOL)の取引を開始しました。
SOLは、分散型アプリケーション(DApps)の開発や実行環境などを提供するブロックチェーン「Solana」で利用されるネイティブトークンです。
メルコインではこれまでBTC、ETH、XRPの3銘柄を提供していました。
2026年6月にはCoincheckとの連携によってDOGE、SHIB、BCH、LINK、SAND、AVAX、XLM、DOT、MANA、LTC、GRT、PEPEの12銘柄を追加しています。
今回SOLが加わったことで、メルカリアプリ内で取引できる暗号資産は合計16銘柄となりました。
新しく追加されたSOLも、メルカリの売上金をもとにしたメルペイ残高などを利用して1円から購入できます。
SOLそのものの価格が数千円や数万円だったとしても、1SOLを丸ごと購入する必要はありません。
購入したい日本円の金額を指定し、その金額に相当するSOLを購入できます。
本当に「取引所へ入金」せずSOLを買える?
今回のニュースで特に注目したいのが、購入までのお金の流れです。
一般的な暗号資産取引所で日本円から暗号資産を購入する場合『銀行口座など → 暗号資産取引所へ日本円を入金 → 暗号資産を購入』という流れがあります。
一方、メルカリでメルペイ残高を持っている場合は『メルカリで商品を売る → メルペイ残高 → SOLを購入』という流れで購入できます。
メルコインの公式ガイドでは、メルペイ残高や無償ポイントを保有している場合、あらかじめ暗号資産取引用のお金をチャージしなくても購入できると案内されています。
購入画面ではメルペイ残高などを利用でき、暗号資産は1円から購入可能です。
例えば、不要になったゲーム機をメルカリで売却し、3,000円分のメルペイ残高があるとします。
そのうち500円だけSOLを購入するといった使い方もできます。
「暗号資産を買うために銀行から取引所へ日本円を入金する」という作業をせず、すでにメルカリ内にあるお金から暗号資産取引を始められるという意味では、購入までの動線が短くなったといえるでしょう。
ただしSOLの取引相手はCoincheck
ここで注意したいのが、SOLを誰から購入しているのかという点です。
メルカリアプリだけで操作が完結するため、メルコインから直接SOLを購入しているように感じるかもしれません。
しかし、今回追加されたSOLについて、メルコインは直接の売買相手ではありません。
利用者はメルコインの媒介によって、Coincheckを相手方としてSOLを売買します。
仕組みを整理すると次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 操作するアプリ | メルカリ |
| 取引の媒介 | メルコイン |
| SOLの取引相手 | Coincheck |
| 利用するサービス | Coincheck販売所の現物取引 |
| 購入できる金額 | 1円から |
| 購入した暗号資産の管理 | Coincheckで分別管理 |
つまり、「Coincheckへ自分でログインして日本円を入金し、SOLを購入する」仕組みではありませんが、裏側ではCoincheckの販売所サービスが利用されています。
メルカリアプリが、利用者と暗号資産取引所をつなぐ入口になっていると考えると分かりやすいでしょう。
SOLを買うにはCoincheck連携口座が必要
メルカリアプリを持っていれば、誰でもすぐSOLを購入できるわけではありません。
SOLなどCoincheck取扱銘柄を購入するには、メルコインの暗号資産取引口座に加えて、メルカリアプリからCoincheckの連携口座を申し込む必要があります。
主な利用条件や手続きは次のとおりです。
- 日本国内に居住している
- 利用手続き時点で18歳以上75歳未満
- メルカリで本人確認を完了する
- パスキーを登録する
- メルコインの暗号資産取引口座を開設する
- Coincheck連携口座を申し込み、審査を完了する
特に注意したいのが、すでに通常のCoincheck口座を持っている場合、メルカリからCoincheck連携口座を新たに申し込むことはできないという点です。
つまり、今回の仕組みは「既存のCoincheck口座とメルカリを後から連携するサービス」ではありません。
すでにCoincheckを利用している人と、メルカリ経由で新しく連携口座を開設する人では、利用する口座や購入ルートが異なります。
売買手数料無料でも「取引コストゼロ」ではない
SOLを1円から購入できることに加え、連携口座サービスでは暗号資産の売買に関する手数料は無料です。
ただし、「売買手数料無料=取引コストがまったくない」という意味ではありません。
SOLなどCoincheckとの連携口座で取引する暗号資産には、Coincheckのスプレッドを含んだ価格が提示されます。
スプレッドとは、一般的に暗号資産の購入価格と売却価格の差として表れる取引コストです。
売買に関する手数料は無料ですが、Coincheckのスプレッドを含んだ価格で取引するため、実際の購入価格と売却価格には差があります。
特に短期間で売買を繰り返す場合は、「1円から購入できる」「売買手数料無料」という部分だけでなく、実際の購入価格と売却価格も確認した方がよいでしょう。
購入したSOLを外部ウォレットへ送ることはできない
メルカリでSOLを購入する場合、Coincheckを直接利用する場合との大きな違いがあります。
2026年9月1日時点では、メルカリアプリの暗号資産取引サービスで購入した暗号資産を、他社のウォレットなどへ送金することはできません。
SOLも同様です。
一方、Coincheck本体では2026年6月4日からSOLの送金機能が提供されています。
そのため、「SOLの価格変動を見ながら購入・売却したい」という用途と、「SOLを自分のウォレットへ移したい」「Solana上のサービスでSOLを利用したい」
という用途では、必要な機能が異なります。
| 比較 | メルカリ経由 | Coincheckを直接利用 |
|---|---|---|
| 購入 | 1円から | 販売所は500円から |
| メルペイ残高の利用 | 可能 | メルペイ残高を直接利用する仕組みではない |
| 購入前の資金準備 | メルペイ残高や無償ポイントがあれば別途チャージ不要 | Coincheck口座内に購入資金を用意する |
| SOLの売買方法 | メルコインを介したCoincheck販売所取引 | 販売所・取引所に対応 |
| 外部へのSOL送金 | 不可 | 対応 |
少額からメルカリアプリ内で購入できることを重視するのか、購入後にSOLを外部へ送金することまで考えるのかによって、確認すべきサービスは変わります。
Coincheck
Coincheckでは、SOLを販売所や取引所で取り扱っています。
販売所では500円から購入でき、2026年6月からSOLの送金にも対応しています。
SOLを購入後に外部ウォレットへ送る予定がある場合などは、対応サービスや送金手数料、最低送金数量などを公式サイトで確認してください。

メルコイン利用者の約9割は暗号資産未経験者
今回のSOL追加を考えるうえで興味深いのが、メルコインを利用している人の属性です。
メルコインによると、2026年3月末時点で暗号資産取引サービスの累計口座開設数は400万口座を突破しています。
また、2026年3月末時点の利用者アンケートでは、約9割が暗号資産取引の未経験層だったとしています。
これは、暗号資産への入口が従来型の暗号資産取引所だけではなくなっていることを考える材料になります。
これまで暗号資産取引を始める場合「取引所を探す」「口座を開設する」「購入資金を入金する」「銘柄を選んで購入する」という流れが一般的でした。
一方、メルカリでは普段使っているアプリの中から暗号資産取引サービスへ進み、商品を売って得たお金を購入資金に利用できます。
「仮想通貨を買うために新しくお金を用意する」のではなく、「不要品を売って得たお金の一部で暗号資産を買ってみる」という入口が作られていることになります。
【独自視点】仮想通貨の入口が「取引所」ではなくなり始めている?
今回のニュースをCoinChoice独自の視点で見ると、SOLが追加されたこと以上に、「暗号資産取引を始める入口が暗号資産取引所のアプリだけではなくなっている」という点に注目したいところです。
従来はBTCやSOLを買いたいと思った人が、自分で暗号資産取引所を探し、口座を開設して利用を始める形が一般的でした。
しかし、メルコインとCoincheckの連携では、利用者が普段使っているメルカリアプリの中からCoincheckとの暗号資産取引へ進めます。
2026年6月にCoincheck取扱12銘柄が追加され、今回SOLが加わったことで、メルカリアプリ内で取引できる暗号資産は16銘柄まで増えました。
こうした仕組みでは、暗号資産取引所が自社サービスへ利用者を呼び込むだけでなく、普段利用されている別のサービスが暗号資産取引への入口になります。
メルカリの場合、その入口になるのが売上金をもとにしたメルペイ残高です。
今回のSOL追加で重要なのは、「取扱銘柄が1つ増えたこと」だけではなく、「暗号資産を買うまでの動線が普段使うサービスの中へ入り込んでいること」だと考えられます。
一方、購入までの操作が簡単になっても、暗号資産の価格変動リスクやスプレッドがなくなるわけではありません。
入口が身近になるほど、購入前に仕組みやリスクを理解することも重要になります。
9月14日までSOL初購入で200ポイント
SOLの取扱開始にあわせて、メルコインはキャンペーンも実施しています。
2026年9月1日12時から9月14日12時までの期間中、キャンペーンページの「P200をもらう」ボタンからSOLを初めて購入すると、条件を満たした利用者へ200円分のメルカリポイントが付与されます。
メルカリポイントは1ポイント=1円として、メルカリグループ内の各サービスで利用できます。
ただし、キャンペーンには参加条件があります。
利用する場合は、購入前にメルカリアプリ内のキャンペーンページで対象条件、特典、期間などの最新情報を確認してください。
1円から買えるからこそ価格変動には注意
メルカリでSOLを1円から購入できるようになったことで、初めて暗号資産へ触れる金額面でのハードルは低くなっています。
ただし、少額から購入できることと、投資リスクが小さいことは同じではありません。
SOLを含む暗号資産は価格が大きく変動する場合があります。
購入後に価格が下落すれば、売却時の金額が購入時を下回る可能性があります。
また、Coincheckとの連携口座ではスプレッドを含んだ価格が提示されるため、価格がほとんど変化していなくても、購入価格と売却価格には差があります。
「メルカリで得た売上金だから」と価格や仕組みを確認せず購入するのではなく、購入する暗号資産の特徴やリスクを確認することが重要です。
SOLを売買するだけなのか、将来的に外部ウォレットへ送金して利用したいのかによっても、選ぶサービスは変わります。
自分に合う国内仮想通貨取引所を診断
国内取引所は、売買方法、取扱銘柄、手数料、最低注文金額、積立や送金サービスなどが異なります。
どの取引所が自分に合うか迷っている場合は、暗号資産をどのように購入・保有・利用したいのかを整理したうえで比較してみましょう。

まとめ:売上金からSOLへ、仮想通貨投資の入口が変わる?
メルコインは2026年8月31日、メルカリアプリの暗号資産取引サービスにソラナ(SOL)を追加しました。
利用者はメルカリの売上金をもとにしたメルペイ残高などを利用して、SOLを1円から購入できます。
メルペイ残高や無償ポイントがある場合は、暗号資産を購入する前に別途チャージする必要もありません。
そのため、銀行口座から暗号資産取引所へ日本円を入金してから購入する方法とは異なり、すでにメルカリ内にあるお金から暗号資産取引へ進むことができます。
ただし、SOLの取引そのものをメルコインが行うわけではありません。
メルコインが取引を媒介し、利用者はCoincheckを相手方としてSOLを売買します。
利用するにはCoincheck連携口座の開設・審査が必要で、すでに通常のCoincheck口座を持っている場合は連携口座を申し込めません。
また、暗号資産の売買に関する手数料は無料ですが、Coincheckのスプレッドを含んだ価格が提示され、購入したSOLをメルカリから外部ウォレットへ送金することもできません。
今回のサービスは「暗号資産取引所を使わずSOLを買える」というより、「暗号資産取引所との取引へ、普段使っているメルカリアプリからアクセスできるようになった」と考える方が正確です。
不要品を売って得たお金から1円からSOLを購入できる仕組みは、これまで暗号資産取引所を自分で探して利用するところまで進まなかった層にとって、新しい入口になる可能性があります。
今後は「どの取引所で買えるか」だけでなく、「普段使っているサービスからどれだけ簡単に暗号資産へアクセスできるか」も、国内の暗号資産市場を見るポイントになりそうです。
出典・参考
- メルコイン「『メルカリ』の暗号資産取引サービスでCoincheck取扱銘柄『ソラナ(SOL)』の取引を新たに提供開始」2026年8月31日
- メルコイン「『メルカリ』の暗号資産取引サービスでCoincheck取扱銘柄の取引機能を提供開始」2026年6月8日
- メルカリ「ビットコイン取引とは」
- メルカリ「利用開始の手続き方法(ビットコイン取引)」
- メルカリ「初心者ガイド(ビットコイン取引サービス)」
- メルカリ「購入方法(ビットコイン取引サービス)」
- メルカリ「入出金機能(ビットコイン取引サービス)」
- Coincheck「ソラナ(SOL)をCoincheck販売所および取引所で12月11日取扱い開始」
※本記事は、特定の暗号資産やサービスの購入・利用を推奨するものではありません。
※暗号資産には価格変動、元本割れ、流動性低下、システム障害、不正アクセスなどのリスクがあります。
投資を行う場合は、各サービスの公式情報や手数料、スプレッド、取引条件などを確認し、自身の判断で行ってください。
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