
目次
- 1 メタプラネットは今後どうなる?直近の材料と注視点
- 1.1 この記事の結論
- 1.2 3つの重要ポイント(直近6ヶ月の一次情報)
- 1.3 1. メタプラネットは何をしている会社?(一次情報で整理)
- 1.4 2. 直近の材料まとめ(自社株買い/借入/決算)
- 1.5 3. 今後どうなる?株価が動く主な要因(チェックリスト)
- 1.6 4. 3つのシナリオ(強気・中立・弱気)
- 1.7 5. 初心者向け:5分でできる確認手順
- 1.8 6. リスクと注意点
- 1.9 日本の主要仮想通貨取引所
- 1.10 BitTrade(ビットトレード)
- 1.11 SBI VCトレード
- 1.12 Coincheck(コインチェック)
- 1.13 bitbank(ビットバンク)
- 1.14 OKJ(オーケージェー)
- 1.15 bitFlyer(ビットフライヤー)
- 1.16 6社比較まとめ表
- 1.17 あなたに最適な取引所は?
- 1.18 FAQ
- 1.19 参考資料・出典
メタプラネットは今後どうなる?直近の材料と注視点
メタプラネット(3350)の今後を一次情報(決算・適時開示)で整理。BTC保有、資本政策(自社株買い・借入)、収益事業の伸びから、注視点と確認手順を解説。この記事の結論
メタプラネットの今後は「ビットコイン価格の変動」と「資本政策(自社株買い・借入・希薄化)」の実行が最重要です。直近は、BTC保有3万枚超の継続、最大750億円・1.5億株の自社株買い枠、BTC担保の与信枠(最大5億米ドル)と借入実行が、材料の軸になります。- 注視点①:BTC保有量・取得方針(増える/維持/減る)
- 注視点②:資本政策(自社株買いの進捗、借入の増減、希薄化の有無)
- 注視点③:Bitcoin Income Generation事業(オプション収益など)の伸び
3つの重要ポイント(直近6ヶ月の一次情報)
- 自社株買い枠:取得上限 150,000,000株(13.13%)/取得価額の総額 上限750億円/期間 2025年10月29日〜2026年10月28日。2025年11月は取得0株(状況開示)。
- BTC担保の借入:2025年12月1日に50百万米ドルの借入を実行(与信枠は5億米ドル、累計実行は2.8億米ドルと開示)。担保は同社保有BTC。
- Q3の収益(会社資料):2025年度第3四半期は売上高24億円・営業利益13.4億円(主因はビットコイン・インカム事業の成長)。通期予想として売上高68億円・営業利益47億円を維持と資料で説明。
1. メタプラネットは何をしている会社?(一次情報で整理)
メタプラネットは、ビットコイン(BTC)を戦略資産として保有しつつ、BTCを活用した収益創出(例:オプションプレミアム等)を伸ばす方針を示している会社です。決算資料では、BTC関連のKPI(BTCイールド、BTCゲイン等)や、収益源としてのビットコイン・インカム事業の位置づけが説明されています。保有BTCはどれくらい?(確認できる最新値)
同社の開示では、少なくとも2025年11月30日時点で30,823 BTCを保有している旨が、借入実行に関する文書内で示されています(担保余力の説明に使用)。また、決算説明資料でも2025年9月30日時点のBTC保有量を30,823 BTCと記載しています。収益源は?(Bitcoin Income Generation)
決算説明資料では、2025年度第3四半期における売上・利益の改善が、ビットコイン・インカム事業の成長を反映したものと説明されています。売上高は主にBTCオプションのプレミアム収入によるもの、という趣旨も記載があります(詳細は資料参照)。 ポイント:「トレジャリー(保有)」と「インカム(収益化)」の両輪で、BTC価格の影響を受けながらも収益源の拡大を目指す、という読み方が基本になります。2. 直近の材料まとめ(自社株買い/借入/決算)
材料①:自社株買い(最大750億円・1.5億株)
会社開示によると、自社株買いは上限150,000,000株(13.13%)・上限750億円、期間は2025年10月29日〜2026年10月28日です。別途、2025年11月1日〜11月30日の取得は0株という「取得状況」も開示されています(毎月の進捗確認が可能)。材料②:BTC担保の借入(与信枠5億ドル、12/1に5,000万ドル実行)
会社開示では、2025年10月28日に公表済みの与信枠(クレジット・ファシリティ)に基づき、2025年12月1日に50百万米ドルの借入を実行したとしています。担保は同社の保有BTCで、当時の保有量(30,823BTC相当)と比較して十分な担保余力がある、という説明もあります。また、与信枠は5億米ドルで、累計の実行は2.8億米ドルと開示されています。材料③:Q3決算(売上24億円・営業利益13.4億円、通期予想維持)
決算説明資料では、2025年度第3四半期は売上高24億円・営業利益13.4億円と説明されています。要因はビットコイン・インカム事業の成長で、通期として売上高68億円・営業利益47億円の見通しを維持としています。なお、未実現のBTC評価益は「コア損益見通しに含めない」趣旨の記載もあり、評価益と事業収益を分けて読む姿勢が重要です。 ここまでのまとめ:「自社株買い(株式側)」「借入(資金調達側)」「インカム事業(収益側)」の3点セットが、直近の“材料の柱”です。3. 今後どうなる?株価が動く主な要因(チェックリスト)
「メタプラネット 今後どうなる」の答えは、結局のところ “どの要因が次に動くか” を点検できるかで精度が変わります。以下をチェックリストとして、材料の出方に応じて判断を更新してください。要因①:BTC価格(最重要)
- BTC価格の上昇・下落は、保有資産の評価と市場心理に影響
- BTC担保の借入がある場合、価格下落局面では追加担保が必要になる一般論があり、開示でも注意喚起が記載
要因②:資本政策(自社株買い/借入/希薄化)
- 自社株買いの進捗:月次の「取得状況」開示で確認(取得が進むか、進まないか)
- 借入の増減:与信枠の追加実行・返済の有無(累計実行額の変化)
- 希薄化の有無:新株予約権、優先株などの発行方針・実行(決算短信では永久型優先株の設計思想などの説明あり)
要因③:Bitcoin Income Generation(収益事業)の伸び
- 四半期売上・営業利益の推移(Q3で伸びた理由が継続するか)
- 収益源がBTCのボラティリティに依存する面があるため、好不調の条件(市場環境)をセットで確認
4. 3つのシナリオ(強気・中立・弱気)
将来の株価を断定することはできませんが、一次情報から整理すると「こうなったら、こう評価されやすい」という分岐は作れます。強気シナリオ(起こり得る条件)
- BTC価格が上昇トレンドを維持し、担保余力への不安が後退
- 自社株買いが実際に進み、需給面で支えになる
- インカム事業の売上・利益が四半期で継続的に積み上がる
中立シナリオ(レンジになりやすい条件)
- BTC価格が横ばい〜上下に振れつつ、材料が“確認待ち”になる
- 自社株買い枠はあるが、取得が限定的(または未実行)
- インカム事業は伸びるが、四半期ごとの変動が大きい
弱気シナリオ(注意したい条件)
- BTC価格が急落し、追加担保・リスク管理への懸念が増える(一般論として開示でも注意記載)
- 資金調達(借入の増加や希薄化を伴う発行)が「株主価値を損なう」と市場に受け取られる
- インカム事業の収益が鈍化し、通期見通しの達成に不透明感が出る
5. 初心者向け:5分でできる確認手順
メタプラネットの「今後どうなる」を追う最短ルートは、見る資料を固定することです。以下の3ステップで十分です。STEP1:月次の「自己株式の取得状況」を確認
- 今月、何株買ったか(0株の月もある)
- 累計の取得状況
STEP2:借入(Credit Facility関連)の開示を確認
- 今回の借入額、累計の実行額(与信枠5億ドルのうちどれだけ使っているか)
- 担保・返済条件(随時返済可など)
STEP3:決算説明資料で「BTC保有」と「インカム事業」を確認
- BTC保有量(期末・最新記載日)
- インカム事業の売上・利益(四半期で増えているか)
- 通期見通し(維持 or 修正)
6. リスクと注意点
BTC担保借入の一般的リスク(追加担保)
BTCを担保に借り入れる場合、BTC価格の下落により追加担保が必要になることが一般論としてあり、会社開示でもその注意が記載されています。金利・スプレッドや実行条件は開示の範囲で確認してください。希薄化リスク(株式/優先株など)
資金調達は、株主価値を高める場合もあれば、希薄化として受け取られる場合もあります。決算短信では永久型優先株(同社の設計思想)の説明もあるため、「何を目的に、どの形で調達するのか」を必ず確認しましょう。評価益と事業収益は分けて読む
決算説明資料では、未実現のBTC評価益は「コア損益見通しに含めない」趣旨の記載があります。投資判断の材料としては、評価益だけでなく事業のキャッシュ創出力(インカム事業)も併せて確認するのが安全です。 免責:本記事は公開情報の整理を目的としており、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。日本の主要仮想通貨取引所
BitTrade(ビットトレード)
国内最多クラス46銘柄|2円から始められる暗号資産投資
なぜBitTradeが選ばれるのか
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- サービス開始以来ハッキング被害ゼロ:世界水準のセキュリティ体制
手数料・基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 46銘柄(販売所・取引所) |
| 売買手数料 | 販売所:無料(スプレッドあり)/取引所:無料 |
| 入金手数料 | 銀行振込:無料 / クイック入金:無料(住信SBI・PayPay銀行) |
| 出金手数料 | 330円 |
| 最小購入額 | 販売所:500円 / 取引所:2円〜 |
| 積立サービス | ◯(1,000円〜) |
こんな方におすすめ
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SBI VCトレード
大手金融グループの安心感|各種手数料が軒並み無料
なぜSBI VCトレードが選ばれるのか
- 入出金・送金手数料すべて無料:コストを気にせず取引できる
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手数料・基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 36銘柄 |
| 売買手数料 | 販売所:無料(スプレッドあり)/取引所:Maker -0.01%・Taker 0.05% |
| 入金手数料 | 完全無料 |
| 出金手数料 | 完全無料 |
| 送金手数料 | 完全無料 |
| 最小購入額 | 販売所:銘柄により異なる / 取引所:1円〜 |
| 積立サービス | ◯(500円〜) |
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✅ 手数料を徹底的に抑えたい方 → 入出金・送金がすべて無料 ✅ 大手金融グループの安心感が欲しい方 → SBIグループ運営 ✅ ステーキングで長期運用したい方 → 国内最多水準の対応銘柄
Coincheck(コインチェック)
アプリDL数6年連続No.1|初心者に圧倒的人気
なぜCoincheckが選ばれるのか
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手数料・基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 35銘柄(国内最大級) |
| 売買手数料 | 販売所:無料(スプレッドあり)/取引所:BTC・ETH・XRP無料 |
| 入金手数料 | 銀行振込:無料 |
| 出金手数料 | 407円 |
| 送金手数料 | BTC:0.0005BTC(変動型) |
| 最小購入額 | 500円 |
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bitbank(ビットバンク)
アルトコイン取引量 国内No.1|本格派トレーダー御用達
なぜbitbankが選ばれるのか
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手数料・基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 44銘柄(取引所で全銘柄対応) |
| 売買手数料 | Maker:-0.02%(報酬) / Taker:0.12% |
| 入金手数料 | 無料 |
| 出金手数料 | 550円〜770円 |
| 送金手数料 | BTC:0.0006BTC |
| 最小購入額 | 取引所:0.0001BTC |
| 積立サービス | ◯(100円〜) |
こんな方におすすめ
✅ 取引量が多いアクティブトレーダー → Maker報酬で取引するほどお得 ✅ 本格的なチャート分析をしたい方 → TradingView搭載の高機能ツール ✅ アルトコインを板取引したい方 → 44銘柄すべて取引所で売買可能
OKJ(オーケージェー)
スプレッド業界最狭水準|50銘柄の豊富なラインナップ
なぜOKJが選ばれるのか
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手数料・基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 50銘柄(2025年11月・MEME上場反映) |
| 売買手数料 | 販売所:無料 / 取引所:Maker 0.07%・Taker 0.14%(取引量で優遇あり) |
| 入金手数料 | 無料 |
| 出金手数料 | 400円〜1,320円(金額により変動) |
| 送金手数料 | 銘柄により異なる |
| 最小購入額 | 500円 |
| 積立サービス | ◯(1,000円〜) |
こんな方におすすめ
✅ スプレッドを抑えて取引したい方 → 国内最狭水準で売買コスト削減 ✅ 話題の新興銘柄を買いたい方 → SUI・APT・TONなど50銘柄対応 ✅ ステーキング・Flash Dealsで運用したい方 → 高利回りサービス充実
bitFlyer(ビットフライヤー)
ビットコイン取引量9年連続No.1|創業以来ハッキング被害ゼロ
なぜbitFlyerが選ばれるのか
- BTC取引量9年連続国内No.1:圧倒的な流動性で約定しやすい
- 創業以来ハッキング被害ゼロ:業界最高水準のセキュリティ
- 1円から取引可能:少額から気軽にスタートできる
手数料・基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 39銘柄(現物) |
| 売買手数料 | 販売所:無料(スプレッドあり)/取引所:0.01%〜0.15% |
| 入金手数料 | 住信SBIネット銀行:無料 / その他:330円 |
| 出金手数料 | 三井住友銀行:220〜440円 / その他:550〜770円 |
| 送金手数料 | BTC:0.0004BTC / XRP・MONA・XLM:無料 |
| 最小購入額 | 1円 |
| 積立サービス | ◯(1円〜・国内唯一の超少額対応) |
こんな方におすすめ
✅ セキュリティ最優先の方 → 創業以来ハッキングゼロの実績 ✅ 1円から超少額で始めたい方 → 国内唯一の1円積立対応 ✅ レバレッジ取引もしたい方 → bitFlyer Lightningで最大2倍
6社比較まとめ表
| 取引所 | 取扱銘柄数 | 取引所手数料 | 出金手数料 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| BitTrade | 46 | 無料 | 330円 | 銘柄数最多クラス |
| SBI VCトレード | 36 | Maker -0.01% | 無料 | 手数料の安さNo.1 |
| Coincheck | 35 | BTC/ETH無料 | 407円 | アプリNo.1・初心者向け |
| bitbank | 44 | Maker -0.02% | 550円〜 | 本格トレーダー向け |
| OKJ | 50 | 0.07%〜 | 400円〜 | スプレッド最狭 |
| bitFlyer | 39 | 0.01%〜 | 220円〜 | BTC取引量No.1 |
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※情報は2025年12月時点のものです。最新の手数料・サービス内容は各公式サイトでご確認ください。 ※暗号資産は価格変動リスクがあります。投資は余裕資金で、ご自身の判断で行ってください。
FAQ
Q. メタプラネットの今後は結局、何を見ればいい?
A. BTC価格+資本政策(自社株買い・借入・希薄化)+インカム事業の四半期推移の3点です。特に自社株買いは月次で進捗が出るため、定点観測に向いています。Q. 自社株買いはもう始まっている?
A. 枠自体は2025年10月29日からの期間で設定されていますが、会社開示では2025年11月の取得は0株とされています。月次の「取得状況」で確認できます。Q. 借入(Credit Facility)はプラス材料?
A. 資金の機動性が増す点は材料になり得ます。一方で、担保管理や借入の増減はリスク評価にもつながります。開示では借入目的として「追加BTC取得」「インカム事業拡大」「状況次第で自社株買い」などが挙げられています。Q. 保有BTCは増えている?
A. 決算説明資料では2025年9月30日時点で30,823BTCと記載があり、借入実行の開示でも2025年11月30時点の保有として30,823BTCが示されています。以降の増減は次の開示で確認が必要です。Q. まず何から見ればいいか分からない
A. 迷ったら、①月次の自社株買い進捗 → ②借入の開示 → ③決算説明資料の順で固定してください。これだけで「材料の出方」を見失いにくくなります。参考資料・出典
- 自己株式の取得状況に関するお知らせ(2025年12月1日、PDF)
- Notice Regarding Execution of Loan under Credit Facility Agreement(2025年12月5日、PDF)
- 2025年12月期 第3四半期決算短信(2025年11月13日、PDF)
- Q3 Earnings Deck(JP)(2025年11月14日、PDF)
- (補足・報道)Reuters:自社株買い枠設定に関する報道(2025年10月28日前後)