米国証券取引委員会(SEC)が、ビットコイン(BTC)に次ぐ時価総額2位のイーサリアム(ETH)を運用するイーサリアム現物ETFを23日付けで最終承認したことがわかった。SECは5月末に米証券取引所側の取り扱いを承認しており、イーサリアムETFの承認待ちとなっていた。
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SECイーサリアムETFを承認し取引開始へ
米国証券取引委員会(SEC)は23日付けでイーサリアムETF発行者に対して正式にローンチを許可するS-1の承認を通知したという。2024年5月末に米証券取引所側がイーサリアムETFを取り扱うためのルール変更を行う19-b4を承認しており、S-1の承認が売買開始に必要となっていた。
既にCboe(シカゴ・オプション取引所)は同社が申請していたフィデリティやフランクリン・テンプルトンを含む5つのイーサリアムETFの売買開始を20日付けで発表しており、S-1の承認が予定通りのスケジュールで行われたということになる。
今回の承認により
・ブラックロック(BlackRock)
・フィデリティ(Fidelity)
・グレースケール(Grayscale)
・ビットワイズ(Bitwise)
・ヴァンエック(VanEck)
・アーク(Ark)
・インベスコ・ギャラクシー(Invesco Galaxy)
・フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)
の8つがローンチすることとなる。
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— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) July 22, 2024
イーサリアムETF取引開始はいつ?
今回の承認によりCboeは、23日よりイーサリアム現物ETFの上場を発表している。つまり予定でいけば現地時間9:30AM、日本時間でいうと23日の22:30の開始ということになる。
既に各イーサリアムETFの発行者はイーサリアムに関するページを次々と公開しており、ブラックロックが提供するiシェアーズ・イーサリアム・トラスト・ETF(iShares Ethereum Trust ETF=$ETHA)のページが1時間前に公開されている。
出典:Blackrock - イーサリアム現物ETFの公式ページ
ビットコイン現物ETFは約半年前に承認されており、承認後のETFからの資金流入で円建て過去最高となる1000万円を記録した。これらを考慮するとイーサリアム価格も年末にかけての大幅な高騰が期待できるだろう。
コラム:イーサリアムETF承認はなぜETH価格高騰に影響してないのか?
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