【墨汁速報】Uniswap公式UIの取引制限を追加 SynthetixやOpynなどのデリバティブトークン

イーサリアム上で最大手の非中央集権取引所ユニスワップ(Uniswap)は、規制懸念からUniswap公式UIからの米株デリバティブトークンや、ショートトークンなどの取引を制限する実装を発表。

Uniswap公式での取引制限

イーサリアム上の非中央集権取引所Uniswapのプロトコルを開発するUniswap Labsによると、規制懸念により特定トークンの売買を制限すると発表。対象のトークンはUniswap上では全体の取引量からみて一部であり、より良い環境を作るためであるとしている。

Uniswap.app公式自体はイーサリアム上のコントラクトにアクセスするためのものであり、実質的には売買を完全規制することができない。一方でDEXアグリゲーターである1inchは、対象のブラックリストに入れられたトークンを取引できないという報告も上がっており、DeFi全体へ波紋を呼んでいるようだ

Synthetixなどの「合成資産」が対象

公開されたUniswapの取引制限リストによると、対象となるのは129トークンであり、主に

Synthetixの米株デリバティブ(合成資産)
Synthetixの為替トークンやゴールド(合成資産)
Synthetixのショートトークン(合成資産)
Opynプット、コールトークン(オプション取引)

やUMA、MirrorなどのマイナーDeFiデリバティブトークンなどだ。

DeFiデリバティブと規制懸念

Synthetixでは、SNXを担保に合成資産をデリバティブトークンとして発行や取引をすることができ、これらの合成資産にはテスラ($TSLA)やアップル($APPL)の他、Forexの為替やゴールド、ビットコインやイーサリアムのショートを行なうことができるインバーストークンなどほとんどの合成資産が含まれている。

またDeFiオプション取引を提供しているOpynではプットやコールを活用し、DeFi上で多彩な取引戦略が可能となる一方で、これらの米株やオプション取引はCFTC(米商品先物取引委員会)の管轄下であるため、ライセンス問題などが今後出て来る可能性もあるだろう。

▼墨汁サロンではイーサリアム2.0の最新動向や32ETHステーキングのやり方の解説や検証、テクニカル分析理論、最新のDeFiやファンダメンタルなどをより深く解説しています。

墨汁バナー

墨汁うまいと学ぶ仮想通貨の世界

おすすめの記事
【墨汁速報】被害額約360億円12万ETH以上 イーサリアムとSolanaのブリッジ”Wormhole”がハッキング被害
仮想通貨ニュース
【墨汁速報】被害額約360億円12万ETH以上 イーサリアムとSolanaのブリッジ”Wormhole”がハッキング被害
イーサリアムとSolana(SOL)とのブリッジを提供するプロジェクト「Wormhole」はハッカーによって約360億円分のETHが流出した。対象のハッカーの保有するアドレスは93,750ETHを保有しており、Wormhole公式の発表によると合計で12万ETHが被害対象になっているという。