【墨汁速報】イーサリアムL2のスタークネットSTRKのエアドロップを公式に認める スナップショットはいつ?

イーサリアムのL2としてゼロ知識証明をベースとしたロールアップであるスタークネット(Starknet)は前日にリークされたSTRKトークンのエアドロップについて公式に認めた。スタークネットは同様の高額エアドロップが期待されているジーケーシンク(zkSync)を超える調達額を誇り、2023年内に実現されれば最大のエアドロップになる可能性を秘めている。

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スタークネットがエアドロップを認める

スタークネットのガバナンストークンであるSTRKトークンを管理するスタークネット・ファンデーション(Starknet Foundation)は12月1日に声明を発表。11月30日にスタークネットが所有するドメインからSTRKトークンのエアドロップ条件や確認を行うページがアクシデントで公開されてしまい、

・Starknetユーザー
・開発者
・Githubユーザー
・イーサリアムアーリーユーザー
・ETH2バリデータ
・StarkEx(dYdX等)ユーザー

が対象となるということが判明、その後ページは消去されたもの仮想通貨(暗号資産)界隈で瞬く間に話題となった。

約1日が経過した1日、スタークネット・ファンデーションはこのリークについて「STRKトークンのエアドロップを計画している」と認めざるを得ない形となった。

だが上記でリークされた条件はドラフト案となっており、一番重要とも言えるエアドロップ対象となるスタークネットユーザーの条件などは決まっていない。スタークネットファンデーションも条件はまだ確定していないと明記している。

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STRKのスナップショットは?

またスタークネット・ファンデーションはこのSTRKトークンのエアドロップに対し、公式からミスでリークしてしまったことが影響してか「STRKのエアドロップを受け取るかの条件に今後のアクティビティは影響しない」と追記している。

つまり12月1日以降にエアドロップを狙ってスタークネットを利用したとしてもSTRKトークンのエアドロップ対象にならないということになる。
このようなエアドロップ対象者の確定のための期限を「スナップショット(Snapshot)」と呼び、プロジェクトが規定する日以前が対象でそれ以降のユーザーは対象外となるということだ。

STRKトークンのエアドロップ条件は?

予測されるスタークネットユーザーのエアドロップ条件としては、2023年にはいって突如行われたイーサリアムL2のアービトラム(Arbitrum)を参考とする可能性が高く、

・アクティブユーザー(2ヶ月、6ヶ月、9ヶ月以上)
・出来高が1万ドル、5万ドル、10万ドル以上
・公式ブリッジを使い、1万ドル、5万ドル、25万ドルをブリッジ
・4TX、10TX、25TX、100TXの利用

などが考えられるだろう。

スタークネットは2023年2月23日にメインネットローンチをしていることから、最大で10ヶ月のアクティブ期間が設けられることを考慮すると同じような条件となる可能性は高いだろう。

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