OCEAN ACADEMY(オーシャンアカデミー)とは?内容や使い方を解説

オーシャンプロトコル(Ocean Protcol)は、さまざまなデータセットをトークン化し、ブロックチェーン上で取り扱うことを可能とするプロジェクトです。

オーシャンプロトコルには、ブロックチェーンやWeb3の知識がない人であってもオーシャンプロコトルを始めることができるように教育プログラムが用意されており、それが「Ocean Academy(オーシャンアカデミー)」です。

この記事では、このオーシャンアカデミーの内容、使い方について解説していきます。

関連:オーシャンプロトコル(Ocean Protocol)とは?ブロックチェーンを活用したデータマーケットプレイス

Ocean Academy(オーシャンアカデミー)の概要

オーシャンアカデミーを簡単に説明すると、「オーシャンプロトコルのことが学べる無料のEラーニングサービス」と言えるでしょう。

オーシャンアカデミーは、オーシャンプロトコルを学びたい初学者やオーシャンプロトコルを使ってデータを収益化したい投資家、ステークホルダーやデータサイエンティストなどが新しいデータエコノミクスに参加するための足掛かりとなることを目標としています。

もともとは、Ocean Ambassader(オーシャンプロトコルのコミュニティリーダープログラム)が、新しいアンバサダーの参加を支援するために始めたコミュニティ活動でもあります。オーシャンアカデミー内のプログラム「Ocean 101」を修了したユーザーは、Ocean Ambassadorに申し込み、オーシャンプロトコルを広める活動に参加することも可能です。

Ocean Academy(オーシャンアカデミー)の教育プログラムの内容

現在オーシャンアカデミーで公開されている教育プログラムは以下の二つです。

  1. Ocean101
  2. Data DeFi

それぞれ、概要を簡単に解説します。

Ocean101

Ocean101は23章からなる入門コースで、ブロックチェーンテクノロジーを使用してデータを収益化する方法を学びたいと考えている人が対象となっています。

イーサリアムウォレットのインストール方法や、ブロックチェーンの基本概念など初歩的な内容から、スマートコントラクトと、それらがデータサイエンスの文脈でどのように使用されるかについてまで学ぶことが可能です。

また、オーシャンプロトコルのインフラストラクチャが提示されており、データとアルゴリズムから価値を生み出す方法について詳しい解説がされます。

Ocean101の終わりには修了証明書が授与され、アンバサダーになるための手続きについてガイダンスも行われます。

Data DeFi

Data DeFiは、トークン化されたデータアセットを使ったDeFiに関する内容を学べるプログラムです。

全6章にわたって、オーシャンプロトコルが実現するコンセプトが解説されており、データとDeFiのそれぞれの背景にある重要なアイデアに関して学ぶことができます。

Ocean Academy(オーシャンアカデミー)の使い方

では、オーシャンアカデミーの使い方を簡単に解説します。

オーシャンアカデミーのWebサイトにアクセスすると、以下のようなトップページが表示されます。右上のメニューから「SIGN UP」をクリックします。

#

以下のような登録フォームが表示されるので、必要事項を入力して、「Sign Up」をクリックします。

#

これでオーシャンアカデミーの登録が完了しました。

トップページの右上メニューから、「LOG IN」をクリックし、オーシャンアカデミーにログインします。

#

ログインが完了したら、トップページ内の「GET STARTED」をクリックすることで教育プログラムを開始することができます。(英語が苦手な方は、ブラウザの翻訳機能を使うことをおすすめします)

#

こちらが教育プログラムの画面です。左側のテキストを読んで学習し、右上のテストに回答します。回答したら、右下の「SUBMIT ANSWER」をクリックすることで答え合わせをします。

#

ページの最下部から前の章、次の章に移動することもできます。

#

また、左上のメニューアイコンをクリックすることで、任意の章・任意のプログラムに飛ぶこともできます。

#

また、右上のメニューからユーザー名をクリックすることで、個人の学習状況を確認できます。
#

こちらがユーザー画面です。章タイトルがピンク色に変わっているものは、テストに正解した(学習が完了した)章を意味します。

#

また、全ての章を完了させた際には、認定証をこのユーザーページからダウンロードできます。

#

終わりに

オーシャンアカデミーは、これからオーシャンプロトコルを学びたいユーザーにとって最適な学習ツールとなっています。筆者も実際に挑戦してみましたが、初心者向けの内容から、理解するのに時間を要するレベルが高い内容まで揃っており、一通りの知識を身につけることができると感じました。

オーシャンプロトコルのことをもっと深く学びたいという場合には、ぜひチェックしてみてください。

執筆:ねこまん(@kasoutuu

【参考】
Ocean Protocol 公式サイト
Ocean Academy 公式サイト

【こんな記事も読まれています】
オーシャンプロトコル(Ocean Protocol)とは?ブロックチェーンを活用したデータマーケットプレイス
Ocean Protocol(オーシャンプロトコル)のユースケース紹介「ROBONOMICS」
DataUnion(データユニオン)とは?【Ocean Market】

おすすめの記事
【墨汁速報】イーサリアム2.0のステーキング大台の1000万ETH「3兆円」超え ETH価格に反して預入の勢い止まらず
仮想通貨ニュース
【墨汁速報】イーサリアム2.0のステーキング大台の1000万ETH「3兆円」超え ETH価格に反して預入の勢い止まらず
イーサリアム2.0のデポジットコントラクトへステーキング(預入)されたイーサー数がついに1000万ETH、約3兆円を突破。これはバリデータの登録アカウントが31万以上されたことになり、ネットワークのセキュリティ向上とETHのロックという大きな影響を持つことになる。