
目次
結論
Yuttycoinは、お笑い芸人・ゆってぃ氏本人および所属事務所「プロダクション人力舎」とは無関係のミームコインです。
人力舎は2026年3月10日に公式声明を発表し、「弊社及びゆってぃは全く関与をしておりません」と注意喚起しました。
今回の件は、著名人名を使ったミームコインがいかに簡単に作成・流通してしまうかを示す事例でもあります。
Pump.funのようなプラットフォームでは誰でも短時間でトークンを作成できるため、話題性だけを狙った便乗型コインが今後も登場する可能性があります。
ミームコインは短期間で大きく価格が変動することもありますが、著名人名が使われているからといって本人公認とは限りません。
仮想通貨投資を検討する場合は、まず公式プロジェクトかどうかを確認すること、そして信頼できる国内取引所を利用することが重要です。
この記事の3つの要点
- YuttycoinはSolana上で流通が確認されているミームコインで、ゆってぃ本人や所属事務所とは無関係です。
- Pump.funのような仕組みにより、誰でも短時間で仮想通貨を発行できる環境が広がっています。
- 著名人名のコインでも本人公認とは限らないため、投資前に公式情報を確認することが重要です。
Yuttycoin問題──人力舎の声明とゆってぃ本人の反応
人力舎の公式声明
プロダクション人力舎は2026年3月10日、「所属タレントの名前等を使用した仮想通貨について注意喚起のお願い」と題する告知を公開しました。
弊社所属タレントの名前、タレント本人を連想させるようなビジュアルを用いた仮想通貨が発行されていることが確認されました。
この度確認いたしました「Yuttycoin」につきまして、弊社及びゆってぃは全く関与をしておりません。
また、弊社及び弊社所属タレントは特定の仮想通貨プロジェクトに関与することもございません。
もし被害に遭われた場合や、不審な情報を見かけた場合は警察庁・金融庁・消費者庁等公的機関にご相談ください。
プロダクション人力舎(2026年3月10日)
ゆってぃ本人の反応
ゆってぃ本人も同日、自身のXで「なんだこのニュース。きょうれつぅぅぅ!」と投稿しました。
報道ベースで存在を知ったとみられる反応で、少なくとも公認プロジェクトではないことを示す材料の一つになっています。
人力舎の声明と本人の投稿を合わせてみると、現時点でYuttycoinをゆってぃ本人や所属事務所の公式案件とみなす根拠はありません。
Yuttycoinとはどんなコインか
確認できる基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | Yuttycoin / Yutty Coin |
| 流通チェーン | Solana |
| 関連プラットフォーム | Pump.fun系での流通が確認 |
| 本人関与 | なし(人力舎が公式に否定) |
| 注意点 | 著名人名を想起させるが、公式案件とは確認できない |
Yuttycoinは、名称やビジュアル面でゆってぃを想起させるミームコインとして流通が確認されています。
DEX Screener上でも、SolanaのPump.fun関連ペアとして表示されていました。
一方で、記事公開時点で一次ソースベースで慎重に言えるのは「本人・事務所は無関係」「Solana上で流通が確認されるミームコインである」という点までです。
運営者の素性や過去案件との直接的な同一性については、報道ベースの情報はあるものの、断定は避ける必要があります。
Pump.funとは─誰でもコインを作れる仕組みの光と影
Pump.funは、Solana上で誰でもコインを作成できる仕組みを持つプラットフォームです。
公式の作成画面でも、コイン名やティッカー、説明文などを入力して作成できる仕様が示されています。
また「All coins created on Pump are fair-launch」と説明されています。
Pump.funの基本的な仕組み
Pump.funでは、価格形成にボンディングカーブが用いられます。
個別コイン画面でも「bonding curve progress」が表示され、一定の時価総額に達すると流動性がRaydiumへ移される仕組みです。
深刻なリスクも指摘されている
Solidus Labsの調査では、Pump.fun上のトークンの98.6%が、実質的に価値を失うポンプ・アンド・ダンプ型の挙動を示したとされています。
つまり、作成が簡単であることは、短命で投機性の強いトークンが大量に生まれやすいことも意味します。
また米国では2025年1月30日、Pump.funをめぐって未登録証券の販売などを主張する集団訴訟が提起されています。
法的論点─パブリシティ権と投資被害の問題
著名人名の無断利用
ゆってぃのような著名人の名前を想起させる形でトークンを流通させる行為は、日本法上、パブリシティ権などの観点から問題となる可能性があります。
ただし匿名ウォレットや海外サービスを介している場合、発行主体の特定自体が難しいケースもあります。
被害に遭った場合の相談先
- 金融庁 金融サービス利用者相談室:0570-016811
- 消費者ホットライン:188
- 最寄りの警察署・警察相談窓口
- 国民生活センター・消費生活センター
また、こうしたトラブルを避けるためには、金融庁に登録された国内の暗号資産交換業者を利用することも重要です。
海外の無登録サービスや匿名性の高い取引環境では、問題が起きた場合に十分な保護を受けられない可能性があります。
国内で利用者が多い仮想通貨取引所には、次のようなサービスがあります。
国内で選ばれている仮想通貨取引所(タイプ別)
▶ 少額から試したい仮想通貨が初めての方
- bitFlyer:1円から取引・積立が可能
▶ 手数料を抑えたい人
- SBI VCトレード:入出金・送金手数料が原則無料
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まとめ
Yuttycoinは、ゆってぃ本人や所属事務所とは無関係のミームコインです。
人力舎は2026年3月10日に公式声明を出し、関与を明確に否定しました。
今回の件は、著名人名を使ったミームコインがいかに簡単に流通し得るかを示す事例でもあります。
有名人名のコインを見かけた場合は、まず公式発表を確認することが重要です。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の仮想通貨への投資を推奨するものではありません。
出典
- プロダクション人力舎(2026年3月10日)
- ゆってぃ公式X
- Pump.fun公式サイト
- Solidus Labs Report