ソラナ(Solana)のエコシステムアップデート

暗号資産市場からはお祭りムードが抜け、少し落ち着いてきたムードになりつつありますが、ブロックチェーン上には日々どんどん新しいサービスが生まれています。

今回は、5月下旬時点でのソラナのエコシステムについて振り返ります。ウェブサイトによれば現在ソラナ(Solana)上のDeFi(分散型金融)は35、アプリケーションは26個、DEX(分散型取引所)7つなどを含め全部で157のアプリケーションがリストされています。後半で述べるハッカソン等も含めエコシステム構築が進んでいるのが分かります。

ソラナ上のアプリケーション例

ソル(SOL)のコインベース上場

アメリカ大手取引所コインベースProにソル(SOL)の上場が発表されました。コインベースProへの入金はアメリカ時間の5月20日に開始しています。(トレード開始はCoinbaseの技術的な問題で少し遅れが出ているようです)また、提供できる取引ペアは、SOL/USD、SOL/BTC、SOL/EUR、SOL/GBP、SOL/USDTです。SOLはすでにバイナンス(Binance)やFTX、Huobi Global、OKExなどに上場しており、今回ここにコインベースが加わる形になっています。

大手ニュースチャンネルでソラナ(Solana)について言及

先日アメリカのテレビ局CNBCのチャンネルで、資産運用会社である、ヴァン・エック(Van Eck)の最高経営責任者(CEO)であるジャン・ヴァンエック(Jan Van Eck)氏によって一瞬ですがソラナ(Solana)に言及されるシーンがありました。

価格の暴落のタイミングでのインタビューで、マーケットが少し勢いを弱めるタイミングも必要だと述べています。また、クリプトの技術に関しても、革命的だとの考えも示していました。

またキャスターからゴールドマンサックスのレポートによるとイーサリアムはビットコインよりも大きくなると言われていますがどう思いますか?との質問に対しては、「イーサリアムが一番使われるか、一番早く動くかなど考える必要があります。卵を一つの籠に盛るなという格言にしたがって複数の籠に卵を盛る投資の仕方をするべきでしょう、イーサリアムにはSolanaのような競合もいますし、これからどうなるか分からない、まだ赤ちゃんのような状態です」と述べています。

ソラナ(Solana)ハッカソン

Solana Season

現在ソラナ(Solana)シーズンというグローバルハッカソンが開催されています。NFTや分散型金融などのクリプトエコシステムにおける主要なカテゴリで新しく登場するプロジェクトを支援し、また将来性があるものについてはシードファンディングを行い開発をサポートしています。近日中にDEMOや結果発表が行われるので、ここからソラナ上のどんなプロジェクトが出てくるのかにも注目が集まります。

国内コミュニティの状況

ソラナ(Solana)は日本コミュニティも活動しており、不定期でミートアップなども開催されています。前回はRaydiumからゲストを呼んでトークが行われました。残念ながらアーカイブは残っていませんが、リアルタイムで参加すればコミュニティの声を聞くことができます。最新の情報についてはSolana Japanのツイッターから取得できます。

Twitter:Solana Japan

おすすめの記事
【墨汁速報】ビットコイン下落の背景にSECが仮想通貨最大手バイナンスとCZを証券取引法違反で提訴
仮想通貨ニュース
【墨汁速報】ビットコイン下落の背景にSECが仮想通貨最大手バイナンスとCZを証券取引法違反で提訴
仮想通貨取引所最大手のバイナンスとCEOのチャンポン・ジャオ(CZ)氏が米国証券取引委員会(SEC)に証券取引法違反で提訴された。バイナンスとCZ氏は2023年3月に既に米商品先物取引委員会(CFTC)によって「未登録の仮想通貨デリバティブ(派生商品)の提供」の疑いで提訴されていた。