【墨汁速報】仮想通貨バブルの予兆か?XでイーサリアムのETHに関する投稿が3日間で+297%

X(旧ツイッター)でのイーサリアムに関する投稿が過去3日巻で+297%を記録した。イーサリアムはビットコインに次ぐ2つ目の仮想通貨ETFであり、ブラックロックが29日にビットコインを超える約2倍のETH現物を購入したことでも話題となっている。

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Xでイーサリアムの投稿が急増

旧ツイッターとして知られるXでの新機能ではアナリティクス機能が新たに追加されイーサリアムのシンボルである「ETH」に関する投稿が過去3日で急増していることがわかった。11月28日時点での#ETHの投稿は1日で119.2万件にも上昇しており、11月末に安定していた1日30万件を大きく上回る+297%を記録している。

イーサリアムは直近の値動きからビットコイン(BTC)やソラナ(SOL)が最高値を更新しているにもかかわらず現物型イーサリアムETFが承認した際の最高値を27日にやっと超えるスローペースとなっている。この値動きからX上ではイーサリアムに対するFUDが増加しており、投稿も減少していたことが伺えるだろう。

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トランプ次期大統領もETHを保有

イーサリアムは時価総額第二位の仮想通貨であり、最も巨大なエコシステムを持つことでも知られている。例えば2020年にブームとなったイーサリアム上での分散金融(DeFi)や2022年のNFTアートなども2017~2018年にイーサリアム上で生まれたものだ。これらのコンセプトや仕組みはイーサリアムエコシステムではないソラナ(Solana)やムーブ(MOVE)チェーンのアプトス(Aptos:$APT)やスイ(Sui:$SUI)でも採用されており、ローンチからほとんど変わらないビットコインとは異なり仮想通貨の技術トレンドの発信のチェーンであると言える。

次期大統領のドナルド・トランプ氏は2021年末からNFTを発行しており、2023年の時点でETHを個人的に保有していることが知られている。トランプ氏の大統領就任は2025年1月となっており、今後よりイーサリアムについての話題が多くなってくることが予想できる。このような減少は大幅な高騰を記録するバブル相場の前の予兆としてよく見られ、2025年は「トランプバブル」となることが考えられるだろう。

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ナスダック(Nasdaq Inc.)は機関投資家向けにビットコインとイーサリアムのカストディサービスを提供するという。ナスダックでは2021年12月にSECによって承認されたヴァルキリー(Valkyrie)のビットコイン先物ETFを上場しており、カストディサービスの提供は仮想通貨業界への参入の大きな1歩となる。