【墨汁速報】米ナスダック 6.6兆円を超えるビットコイン保有のマイクロストラテジーをNASDAQ100に追加

米ナスダックは現地時間13日、6.6兆円相当を超える仮想通貨のビットコイン(BTC)を保有するマイクロストラテジー(MicroStrategy)社の株をNADAQ100に追加に追加することを発表した。リークではナスダックがマイクロストラテジー社は多くの利益をビットコインのキャピタルゲインから受けており、実際に追加されるかは不明となっていた。

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米ナスダック $MSTRをNASDAQ100指数へ追加

米ナスダックは自社が提供するナスダックに上場しているトップ100企業で構成するNASDAQ100の年間調整として

MicroStrategy Incorporated (Nasdaq: $MSTR)
Axon Enterprise, Inc. (Nasdaq: $AXON).
Palantir Technologies Inc. (Nasdaq: $PLTR)

の3社を追加することを発表した。

このマイクロストラテジー社はCEOのマイケル・セーラー氏がビットコイン現物を継続して購入し続けていることで知られており、マイクロストラテジー社の保有するビットコイン数は2024年12月9日時点で42.3万BTC、日本円にして約6.6兆円にも上る。驚くべきはマイクロストラテジー社はブラックロックやフィデリティの運用する現物型ビットコインETFを介しておらず、巨額のビットコインETF保有とは別の上場企業が米国インデックスの1つであるNASDAQ100に追加されたことになる。

NASDAQ100指数とは?

NASDAQ100指数とはナスダックに上場しているトップ100企業が対象の指数(インデックス)だが、「金融企業以外」という条件がある。マイクロストラテジー社がNASDAQ100に追加されるかもしれないというリークは数日前にあったものの、マイクロストラテジー社の約6.6兆円というビットコイン保有資産は巨額の利益を生み出しており、「マイクロストラテジー社は金融企業か?」という点が焦点となった。

結果的にほぼビットコイン企業となっているマイクロストラテジー社はNASDAQ100入りを果たすことができたことで、NASDAQ100連動型ETFに投資をしている場合、間接的にビットコイン現物へ投資する可能性も出てきたことになる。現物型ビットコインETFとNASDAQ100の2つで米国はトランプ氏の思惑通り2025年から仮想通貨の中心となっていくだろう。

 

コラム:2025年は未曾有の仮想通貨バブル?トランプ政権で期待できる理由

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