ザ・サンドボックスがリアルタイムエンゲージメントプラットフォームのアゴラと提携

分散型ゲームのプラットフォームであるザ・サンドボックス(The Sandbox)は10月4日、メタバース内でのリアルタイムのエンゲージメントとソーシャルインタラクションを強化するため、リアルタイムエンゲージメントプラットフォームのアゴラ(Agora)との提携を発表した。

リアルタイムの音声と映像を通じてつながることが可能に

アメリカのカリフォルニア州に本社を置くアゴラは。リアルタイムの音声、映像、インタラクティブライブストリーミング、チャットなどをアプリケーションに組み込むためのAPIを開発者に提供している。今回の提携により、ザ・サンドボックスのプレイヤーは、リアルタイムの音声と映像、チャットを通じてつながることができるようになる。そして、クリエイター間のより良いコラボレーションや体験を促進するという。

ザ・サンドボックスは、パートナーシップにアゴラを選んだ理由として、メタバースに理想的なリアルタイムエンゲージメントプラットフォームを提供していることを挙げている。アゴラの包括的な製品は、3D空間オーディオ、永続的なテキストチャット、インタラクティブなライブストリーミング機能をシームレスに統合している。ザ・サンドボックスは、プレイヤー間の強力な社会的関係を促進するために、これらの機能を展開する予定だ。

有意義なコミュニティを形成する能力をさらに高めることができる

ザ・サンドボックスのセバスチャン・ボルジェ(Sebastien Borget)共同設立者は、「アゴラとのパートナーシップを通じて、私たちはプレイヤーがつながり協力し、コミュニケーションし、有意義なコミュニティを形成する能力をさらに高めることができる」と語った。

また同氏は、「これは、ザ・サンドボックスプラットフォームにおけるコミュニティのソーシャルな可能性を刺激的にレベルアップさせるもので、他のプラットフォームと比較して、プレイヤーにもクリエイターにもすぐに明らかになるだろう」とも述べている。

参考
The Sandbox partners with Agora to power next-gen social interactions in the metaverse

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