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SBI VCトレードは1月30日、フレアトークン(FLR)の今後のトークン獲得に関する手続きについて発表。同社がFLRトークンのラップ及びデリゲートを代行するサービスの提供を開始することを明らかにした。
残り85%のFLRトークンの配布方法
暗号資産(仮想通貨)フレア(FLR)は1月10日に最初のトークン配布を実施。今回のエアドロップは2020年12月に仮想通貨XRPの保有者に対して、全配布量の15%が配布された。
残りの85%のFLRトークンの配布方法については、トークンの保有者による投票の結果「デリゲーション報酬としてWFLR(ラップドフレア)保有者に配布される」ことが決定された。そのためFLRトークン保有者は、今後トークンを獲得するためにはラップとデリゲーションの対応が必要となる。
国内大手取引所の対応
残り85%のFLRトークンの付与条件が決定したことを受け、国内の大手暗号資産(仮想通貨)取引所はそれぞれの対応を発表している。
ビットフライヤーは1月20日のブログ投稿で、23日に対象ユーザーにFLRトークンの付与を予定しているとした上で、残り85%のトークンがデリゲーション報酬として付与される場合はユーザー自身で対応する必要があるとし、WFLR(ラップドフレア)への変換など具体的な方法は後日案内することが明記されている。
コインチェックもユーザーが残り85%のFLRトークンの受け取りを希望する場合は、自身でWFLRを保有しデリゲーションを行う必要があることを発表。その具体的な方法は2月下旬に解説記事を公開する予定だという。
GMOコインも1月18日時点で対象者へのFLRトークンの付与が完了したことを発表し、残りの85%分の付与についてデリゲート報酬と付与される場合はユーザー自身で対応する必要があることを説明していた。
SBI VCトレードの対応
SBI VCトレードは1月30日、残り85%のFLRトークンの付与の対応に関して、ラップ及びデリゲートを代行するサービスを提供することを発表した。
サービスの概要は、ユーザーが保有するFLRトークン全量をレンディングし、SBI VCトレードがラップ及びデリゲートを実施する。レンディングの期間は40カ月で、一定期間ごとに運用実績が提示される予定となっている。またレンディングの途中解約は受け付ける方針で、具体的な方法については今後公開される予定となっている。
さらにSBI VCトレードは2月1日、数量100,000FLR以上を条件にFLRトークンの入庫対応を開始することを発表。これにより他取引所からSBIVCトレードにFLRを送金し、ラップ及びデリゲートサービスにエントリーする事で残り85%のFLRトークンも獲得することができるようになる。
2月3日には入庫数量の条件緩和について発表。これまでの100,000FLR以上という条件から、50,000FLR以上に数量条件の引き下げを行った。その後2月14日にさらに入庫数量の条件を「30,000FLR以上」に緩和したことを発表している。