ダップレーダーがNFTのユーティリティに関する調査レポートを発表

分散型アプリケーション(DApps)やNFTなどの分析を行っているダップレーダー(DappRadar)は2月15日、NFTのユーティリティに関する調査結果を発表した。

NFTがさらに成長するためにはさらに多くの実世界での応用を提供する必要がある

今回の調査は、イスラエルのスタートアップ企業であるアルソマイン(Alsomine)と共に行ったものだ。ダップレーダーの調査によると、2022年のNFT市場は、合計247億ドル(約3兆3,000億円)相当の取引量を記録した。2021年の取引は251億ドル(約3兆3,600億円)であり、わずかに減少している。イーサリアム(ETH)の価格が前年比で60%下落していることから、同社はNFT市場の活動が素晴らしい回復力を示したと評価している。また、ユニークトレーダーも前年比で19.75%増加し、合計690万人に達した。

2022年のNFT市場の成長理由として、実用性と測定可能なメリットに焦点が当てられるようになったことを挙げている。NFTがさらに成長するためには、限定コンテンツや体験にとどまらず、さらに多くの実世界での応用を提供する必要があるという見解が示された。

NFTが利用しやすく便利な支払方法を提供することが重要

今回の調査によると、NFTの消費者の60%は、「ユーティリティNFT」という言葉を聞いたことがなく、ユーティリティNFTの特典を利用したのは10%だと分かった。さらに回答者の92%は、さまざまな種類の特典やユーティリティを提供するNFTを持つことにメリットを感じていることが分かっています。

ユーティリティNFTの最も重要な側面についての調査では、31%の回答者が、「利益を生む」あるいは「節約できる」ことを最も重要なものとして評価しています。次いで、「資産の所有」(22%)、「ゲームとメタバース」(19%)、「メンバーシップとアクセス」(18%)となっている。これらの調査結果から、NFTは単に見栄えが良いだけではなくなりつつあると見解を示している。

また、NFT購入のときに重要視することに関する調査では、「クレジットカードを使用してNFTを購入できる」(30%(が2番目に多かった。また全体の30%がクレジットカードによるNFT購入を望んでいたのに対し、女性の回答者の38%がクレジットカードでの購入を希望していることが判明している。この結果に対して、多様な購買層を惹きつけ維持するためには、NFTが利用しやすく便利な支払方法を提供することの重要性が浮き彫りになったとコメントしている。

参考
・Behavior Report – What Do Consumers Want from NFTs?

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