ビットコインを支持するイーロン・マスク率いる米テスラは、SECへ提出した年次報告書内で15億ドルに相当するビットコインへの投資を公表。ビットコイン価格は市場最高値を再度更新し、460万円を記録した。
テスラ長期的な目線でビットコインへ投資
テスラ社の年次報告によると、投資方針のアップデートとして15億ドル(約1,578億円)をビットコインへ投資したことを公表。ビットコインへの投資の他にも多様性のため仮想通貨のようなデジタル資産や、ゴールド、ゴールドETFなどにも投資する可能性について述べている。
このビットコインへの投資は長期的にビットコインを保有するとしており、さらにテスラの支払いオプションとして「ビットコイン支払い」を将来的に行うことも発表。ビットコイン支払いは適用法令に基づき最初は限定的に受付を開始するという。
イーロン・マスクの「#bitcoin」
1月29日日本時間9時、イーロン・マスクはTwitterのプロフィール欄に突如「#bitcoin」と記載。この記載により330万円を推移していたビットコインは約70万円の高騰となる400万円へ上昇していた。既にイーロン・マスクは#bitcoinを消去しており、プロフィール欄には何も記載れていない。
ビットコイン市場最高値460万円を記録
テスラの年次報告書でのビットコイン投資の発表により、1月8日に記録した435万円を有に超え466万円を記録。29日のイーロン・マスクの「#bitcoin」は、テスラがビットコインへ投資している可能性を考えて投機が行われ、1日足らずに上昇分が全戻しとなっていた。
一方、8日の年次報告では「#bitcoin」から実に38%もの上昇を記録。年始に一時失速していたビットコインの高騰をさらに促す形となったことがわかるだろう。2021年はCMEイーサリアム先物の開始や、S&P500で有名なS&Pダウ・ジョーンズインデックスの仮想通貨指数の開始など、機関投資家の流入が更に加速していくことになるだろう。
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