【墨汁速報】トランプ大統領の「トランプメディア」がクリプト・ドットコムと提携、仮想通貨ETFを複数ローンチ予定=報道

仮想通貨推進派として知られるドナルド・トランプ大統領の設立したテクノロジー企業「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(Trump Media & Technology Group:ナスダック$DJT)」は米国の仮想通貨取引所「クリプト・ドットコム(Crypto.com)」と提携し、一連の仮想通貨ETF(上場投資信託)をローンチする予定だとプレスリリースで発表した。

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トランプメディアとクリプトドットコムが提携

「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(Trump Media & Technology Group=以下トランプメディア)」は米国仮想通貨取引所の「クリプト・ドットコム(Crypto.com)」と提携し、一連の仮想通貨ETFをローンチする予定だとプレスリリースにて発表した。このクリプトドットコムとの提携は法的拘束力を持たないものの、トランプ政権発足前に自身のミームコインである「トランプコイン(Official Trump)」をソラナ上でローンチしたり、NFTコレクションの売上であるETHを保有するなど仮想通貨推進派であるトランプ大統領の正当な戦略であると言えるだろう。

トランプメディアはSNSである「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」やストリーミングプラットフォームのトゥルースプラス、さらにフィンテックブランドのトゥルース・ファイ(Truth.Fi)の運営会社であり、今回のクリプトドットコムとの提携によりトゥルース・ファイブランドとして一連の仮想通貨ETFをローンチする予定だ。

 

 

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ビットコインやクロノスのバスケット上場投資信託

トランプメディアがローンチ予定の仮想通貨ETFはクリプトドットコムのブローカーディーラー法人「フォリス・キャピタルUS LLC(Foris Capital US LLC)」を介して提供され、仮想通貨を中心に米国のエネルギー産業のような多様な証券を含むという。またクリプトドットコムは仮想通貨ETFの現物を保管するカストディ業務を担い、ビットコイン(BTC)やクロノス(CRO)、イーサリアム(ETH)などといったその他仮想通貨を複数含むユニークなETFバスケットを提供する予定となっている。

これらの仮想通貨ETFは2025年内のローンチを予定しており、最終契約と米国証券取引委員会(SEC)による承認を必要とする。クリプトドットコムのCEOはトランプメディアとの提携は光栄であり、クロノス(CRO)を含む初の仮想通貨ETFとなるだろうとし、「仮想通貨バスケットETFのローンチ後、世界中の1.4億人を超えるユーザーはETFを利用することができる」と述べている。

SECの人員整理や親仮想通貨派で固めている今、ソラナETFに続いて複数の仮想通貨ETFが承認されることは想像に容易いだろう。

 

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