Web3ゲーム企業のホライズンがポリゴンなどから約58億円の資金調達に成功

Web3を推進しているホライズン・ブロックチェーン・ゲームズ(Horizon Blockchain Games)は10月4日、シリーズAラウンドで4,000万ドル(約58億円)の資金調達に成功したと発表した。

ポリゴンやユービーアイソフトも資金提供

ホライズンは、Web3ゲームやアプリケーションを簡単に構築できるシークエンス(Sequence)プラットフォーム、Web3のトレーディングカードゲームのスカイウィーヴァー(Skyweaver)などを開発している。同社は、シークエンスエコシステムを成長させ、スカイウィーヴァーをさらに充実させるという。ほかにも、セミ・ファンジブル・トークン(SFT)やWeb3ゲームのアイテム等を取引できる分散型市場ニフティスワップ(Niftyswap)の立ち上げを計画している。

今回の資金調達は、投資運用プラットフォームのブレバン・ハワード・デジタル(Brevan Howard Digital)と投資アドバイザーのモルガン・クリーク・デジタル(Morgan Creek Digital)が主導し実施された。ほかにはポリゴン(Polygon)やゲーム開発会社のユービーアイソフト(Ubisoft)が参加した。個人投資家としては、P2Eゲームのアクシー・インフィニティ(Axie Infinity)の開発会社であるスカイ・メイヴィス(Sky Mavis)の共同設立者アレクス・ラーセン(Aleks Larsen)などが参加している。

ホライズンとポリゴンは2019年からコラボ

ポリゴンのサンディープ・ネイルワル(Sandeep Nailwal)共同創設者は、「ホライズンとポリゴンは2019年からコラボレーションしており、私たちはその関係を深めることを楽しみにしている」と語っている。また同氏は、「私たちは、世界の大企業をポリゴンに取り込んでおり、開発者のためのシークエンスプラットフォームを持つことは素晴らしいことで彼らのWeb3への旅はシームレスになる」とコメントした。

ホライズンのピーター・キールティカ(Peter Kieltyka)共同創設者兼CEO(最高経営責任者)は、「私たちは常にweb3の将来について長期的なビジョンを持っており、エコシステムをサポートするために補完的な製品を慎重に構築している」と話している。

執筆:かにたま

参考
Horizon raises $40M to make web3 easy, fun, and powerful for users and buildersク

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