「マージ(The Merge)」の後のイーサリアム、次は何が起こる?

イーサリアムのThe Merge(マージ)が9月15日に無事行われました。The Mergeとは、イーサリアムのコンセンサスアルゴリズムをプルーフオブワーク(PoW)からプルーフオブステーク(PoS)に変更するアップグレードで、これによってイーサリアムが環境にやさしいブロックチェーンになり、今後のアップデート(シャーディングなど)のための土台を固めることにもなります。

イーサリアムのThe Merge(マージ)が9月15日に無事行われました。The Mergeとは、イーサリアムのコンセンサスアルゴリズムをプルーフオブワーク(PoW)からプルーフオブステーク(PoS)に変更するアップグレードで、これによってイーサリアムが環境にやさしいブロックチェーンになり、今後のアップデート(シャーディングなど)のための土台を固めることにもなります。

世界が見守ったThe Merge

The Mergeの瞬間を見届けるために世界中のイーサリアムに関わる人達がそれぞれライブビューイングに参加したり、ツイッター上で見守ったりしました。イーサリアムファウンデーションがYouTube上で開催したオンラインビューイングでも、Q&Aが行われたり、The Mergeのためのオリジナルソングが披露されたりしました。

このビューイングパーティの中で「今みんな凄く興奮していて、イーサリアムを応援してくれているんだけど、このみんなのエネルギーとやる気について何かメッセージはありますか?」とイーサリアム共同創業者のヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin )氏に質問がありました。これに対してブテリン氏は、「伝えたいメッセージはたくさんあるんだけど、これはイーサリアムが成熟したシステムになる道のりの始めの段階で、まだこの後たくさんのステップが残っています。スケーリングの問題も解決しないといけないし、プライシーの問題もあるし、一般の人がが安心して使えるようにするのも課題だし、頑張ってそれぞれが自分のできることややるべきことに取組んで実現していかないといけない。マージを見届けるのは初期のイーサリアムから理想のイーサリアムに変化する場に居合わせる象徴なので、その他のエコシステムのパーツも一緒につくっていきましょう」という旨のコメントをしています。

The Mergeの影響は?

The Mergeは無事成功し、イーサリアムコミュニティは祝福モードに包まれ、ユーザー側のアクションも特に必要とせずにPoSに移行することができました。

前からThe Mergeが行われること自体分かっていたからか、イーサリアムの価格やトランザクションを見ても大きな変化はありません。マージ成功の良いニュースがあったにも関わらず、価格はむしろ下落していますが、暗号資産全体で冬の相場ということもあってかあまり大きく騒がれてもいません。

イーサリアム状況
参照:https://ethereum.org/ja/

The Mergeの後のロードマップは?

ビーコンチェーンのローンチ、そしてThe Mergeが完了しており、その次のステップはシャーディングです。イーサリアムファウンデーションのウェブサイトでは2023年に予定されていることが掲載されています。

シャーディングとは、データベースを分割して負荷を分散させることで、コンピュータサイエンスでは一般的な概念です。イーサリアムの文脈では、シャーディングはレイヤー2のロールアップと相乗的に働き、大量のデータ処理の負担をネットワーク全体に分散させます。これによってネットワークの混雑を緩和し、1秒あたりに処理可能なトランザクション数を増加させることができます。(イーサリアムファウンデーションウェブサイトより翻訳)

イーサリアムアップグレード状況

参照:https://ethereum.org/en/upgrades/sharding/

スケーラビリティの向上に向けて開発が進むイーサリアムに今後も目が話せません。

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この記事はstakefishからコンテンツ協力を得て提供しています。stakefishは暗号資産ユーザー向けのステーキングサービスを提供しています。Ethereumをはじめとした様々なノード運用の実績を元にサービスを提供しており、ユーザーは秘密鍵を渡すことなくステーキングができます。stakefishによるステーキングサービスの詳細を知りたい方は是非下記のリンクをご参照ください。

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