米国の金融関連会社であるファインダー(Finder)は5月24日、NFTゲームに関する調査結果を発表した。この調査は複数の国を対象に行ったものであり、米国では9.4%がNFTゲームを遊んだ経験があることが明らかになった。
約70%はP2Eゲームを知らない
米国でのNFTゲームの普及具合に関する調査も実施されている。結果は、プレイ・トゥ・アーン(P2E)ゲームを知らない人が69.6%、P2Eゲームを知っている人が13.9%、年内に遊ぶ予定である人が7.1%、プレイしたことがある人が9.4%だった。この調査結果通りに進めば、2022年末には16.5%となり、調査段階から1.8倍になる予定だ。
また性別ごとの調査結果では、P2Eゲームを知らない人が男性63.2%で女性75.6%だった。既にプレイしたことのある人は男性13.3%で女性5.6%だった。男性が女性に比べておよそ2.4倍もP2Eゲームをプレイしているという結果となった。この結果についてファインダーは、2022年末には男女差は多少縮まる見込みだとの見解も示している。
インドの33%がP2Eゲームプレイ経験あり
また今回の調査は、北米や南米、欧州、アジアなど26か国でも実施している。対象国の中で最もP2Eゲームをプレイしたことのある人がいる割合の高い国はインドで、33.8%がプレイ経験があり11.0%が今後プレイを計画していると回答した。2位は香港で、28.7%がプレイしたことがあり、7.6%がプレイを計画している。3位はUAEで、27.3%がプレイしたことがあり、12.4%がプレイを計画していると回答している。
一方で北米や欧州でプレイをしたことがある人が少なく、米国は26か国中18位という結果となった。一番プレイした人の数が少ないのはスウェーデンで、4%がプレイしたことがあると回答した。日本は調査対象外だった。今回の調査についてファインダーは、2022年末までにNFTゲームをプレイする人の割合は、6%から15%になると予想している。
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