
目次
最初に
SBI VCトレードの特徴、手数料、取扱銘柄、ステーキング、入金方法、口座開設の流れまで、これから暗号資産投資を始める方に必要な情報をまとめました。
暗号資産(仮想通貨)投資を始めたいものの、どの国内取引所を選べばいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
SBI VCトレードは、SBIグループ傘下の暗号資産取引所で、手数料の分かりやすさやサービスの豊富さ、ステーキング対応銘柄の多さが特徴です。
2026年6月24日には、米ドル建てステーブルコインのRLUSDと円建てステーブルコインのJPYSCが追加され、一時的に取扱銘柄数は42銘柄となりました。
その後、2026年7月22日にメイカー(MKR)の取扱いが廃止され、さらに8月5日にはDAIの現物取引と、OMG、XTZ、SAND、AXS、BAT、APEの取扱いが廃止されました。
2026年8月12日時点では、SBI VCトレード公式サイトで全35銘柄の取引が可能と案内されています。現物取引は販売所と取引所を合わせて重複を除く34銘柄、取引所形式の板取引はNIDTを含む8銘柄です。
また、積立は30銘柄、貸コインは32銘柄、レバレッジ取引は13銘柄、ステーキングは16銘柄に対応しています。
※2026年8月5日12時にDAIの現物取引、OMG、XTZ、SAND、AXS、BAT、APEの取扱いが廃止されました。DAIについては現物取引は終了しましたが、レバレッジ取引は継続されています。そのため、SBI VCトレード公式サイトの「全35銘柄」には、レバレッジ取引のみ継続しているDAIも含まれます。
SBI VCトレードとは?SBIグループが運営する国内暗号資産取引所
SBI VCトレードは、金融サービスを幅広く展開するSBIグループ傘下の国内暗号資産取引所です。
暗号資産交換業者として、関東財務局長第00011号の登録を受けています。
販売所・取引所の両方に対応しているほか、積立、貸コイン、レバレッジ取引、ステーキングなど、サービスの幅も広めです。
特にステーキングは16銘柄に対応しており、対象銘柄を保有しながら報酬を受け取りたい人にも選択肢となります。
SBI VCトレードの主な特徴
- SBIグループが運営
- SBIグループ傘下の国内暗号資産取引所
- 関東財務局に登録された暗号資産交換業者
- 暗号資産・電子決済手段など全35銘柄の取引が可能
- 2026年6月24日にRLUSDとJPYSCが追加
- 2026年7月22日にMKRの取扱いを廃止
- 2026年8月5日に7銘柄の現物取引などを廃止
- 現物取引は重複を除く34銘柄
- 取引所形式の板取引は8銘柄に対応
- サービスが豊富
- 積立暗号資産:30銘柄
- 貸コイン:32銘柄
- レバレッジ取引:13銘柄
- ステーキング:16銘柄
- 長期保有向けのサービスも利用できる
- ステーキング対象は16銘柄
- 特別な申込みや手続きをせずに利用できる
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所)/レバレッジ取引 |
| 全取引対象銘柄数 | 35銘柄 |
| 現物取引対応 | 販売所・取引所の重複を除き34銘柄 |
| 積立対応 | 30銘柄 |
| 貸コイン対応 | 32銘柄 |
| 取引所対応 | 8銘柄 |
| レバレッジ対応 | 13銘柄 |
| ステーキング対応 | 16銘柄 |
| ステーキング対象銘柄 | ETH、SOL、TRX、ADA、HBAR、AVAX、SUI、TON、DOT、NEAR、ATOM、FLR、APT、ALGO、XDC、OAS |
※2026年8月5日にDAIの現物取引と、OMG、XTZ、SAND、AXS、BAT、APEの取扱いが廃止されました。DAIのレバレッジ取引は継続されています。
※取扱銘柄数や対象サービスは変更される場合があります。最新情報はSBI VCトレード公式サイトでご確認ください。
SBI VCトレードの手数料は高い?主要コストを確認
取引所選びでは、取引手数料だけでなく、日本円の入出金や暗号資産・電子決済手段の入出庫にかかるコストも重要です。
SBI VCトレードは、口座開設、口座維持、日本円の入出金、暗号資産・電子決済手段の入出庫など、無料となる手数料が多い取引所です。
ただし、販売所ではスプレッド、取引所ではメイカー・テイカー手数料、レバレッジ取引では変動制のファンディングレートが発生します。ファンディングレートは市場状況によって、利用者が支払う場合と受け取る場合があります。
基本手数料
| 項目 | 現物取引 | レバレッジ取引 |
|---|---|---|
| 口座開設手数料 | 無料 | 無料 |
| 口座維持手数料 | 無料 | 無料 |
| 取引手数料 | 販売所:無料(スプレッドあり) 取引所:メイカー・テイカー手数料 |
無料 |
| ファンディングレート | - | 変動制 |
| 日本円入金手数料 | 無料 | 無料 |
| 日本円出金手数料 | 無料 | 無料 |
| 暗号資産・電子決済手段の入庫手数料 | 無料 | - |
| 暗号資産・電子決済手段の出庫手数料 | 無料 | - |
※他の取引所やウォレットから送付する際に発生する手数料は、ユーザー負担となる場合があります。
※銘柄によっては入庫または出庫に対応していません。
取引所(板取引)の手数料
SBI VCトレードの取引所では、注文がメイカーとテイカーのどちらに該当するかによって手数料が異なります。
- メイカー手数料:-0.01%
- テイカー手数料:0.05%
メイカー手数料はマイナスに設定されており、メイカーとして約定した場合は、約定代金に応じて日本円でメイカー手数料相当額の還元を受けられます。
販売所のスプレッド
販売所は操作が分かりやすい一方、買値と売値の差であるスプレッドが実質的なコストになります。
相場が大きく動いているときや流動性が低下したときにはスプレッドが広がる場合もあるため、注文を確定する前に提示価格を確認しましょう。
簡単な操作で購入したい人は販売所、取引コストを重視する人は取引所というように、目的に合わせて使い分ける方法があります。
SBI VCトレードの入金方法
SBI VCトレードでは、日本円を入金して暗号資産を購入する方法と、他のウォレットや取引所から対応する暗号資産・電子決済手段を入庫する方法があります。
日本円はペイジーで入金できる
SBI VCトレードの日本円入金には、ペイジー入金を利用します。入金手数料は無料で、メンテナンス時間を除き24時間365日利用できます。
- アプリまたはWebサイトにログインする
- 「入出金」または「資産」メニューを開く
- 日本円(JPY)を選択する
- 利用する金融機関と入金金額を選択する
- 金融機関のサイトで手続きを完了する
- 残高に反映されたことを確認する
入金できない場合の確認ポイント
- SBI VCトレードや金融機関のメンテナンス時間ではないか
- 本人名義の金融機関口座から手続きしているか
- 銀行側で振込制限やシステム障害が発生していないか
- アプリやブラウザが最新の状態になっているか
暗号資産・電子決済手段の入庫方法
- 入庫したい暗号資産・電子決済手段を選択する
- 表示された入庫アドレスと対応ネットワークを確認する
- 送金元のウォレットや取引所から送付する
- 入庫完了後、残高を確認する
暗号資産・電子決済手段を送る際は、銘柄、入庫アドレス、ネットワーク、必要なタグやメモなどを必ず確認してください。
誤ったアドレスや対応していないネットワークへ送ると、資産を失うおそれがあります。また、銘柄によっては入庫や出庫に対応していません。
SBI VCトレードのアプリ・使い方
SBI VCトレードでは、スマートフォンアプリから日本円の入出金、暗号資産の売買、保有資産の確認などを行えます。
初心者は販売所での購入や積立から始め、操作に慣れてから取引所やレバレッジ取引を検討する方法もあります。
基本的な使い方
暗号資産の購入方法
- アプリまたはWebサイトから「販売所」または「取引所」を選ぶ
- 購入したい銘柄を選択する
- 数量または金額を入力する
- 価格や手数料を確認して注文を確定する
資産状況の確認
- 「資産」または「保有残高」画面を開く
- 日本円と暗号資産・電子決済手段の残高を確認する
- 必要に応じて入出金や売買へ進む
レバレッジ取引の方法
- レバレッジ取引メニューを開く
- 対象銘柄を選択する
- 注文方法と数量を入力する
- 証拠金維持率や注文内容を確認する
- 注文を確定する
国内の個人向け暗号資産レバレッジ取引は最大2倍です。
SBI VCトレードでは、証拠金維持率が80%以下になるとロスカットが執行されます。急激な価格変動などによっては、預けた証拠金以上の損失が発生する可能性もあるため注意が必要です。
SBI VCトレードのステーキングとは?16銘柄に対応
ステーキングとは、対象となる暗号資産を保有し、ブロックチェーンの安定稼働に貢献することで、報酬として暗号資産を受け取れる仕組みです。
SBI VCトレードでは、対象銘柄を口座内で保有している利用者が自動的にステーキングの対象となります。
特別な申込みや手続きは不要で、対象期間中の平均保有数量などに応じて、毎月報酬が付与されます。
SBI VCトレードのステーキングの特徴
- 対象銘柄を口座内で保有することで利用できる
- ステーキング対象は16銘柄
- 特別な申込みや手続きは不要
- 対象銘柄の平均保有数量に応じて毎月報酬を受け取れる
- 報酬率は銘柄や時期によって変動する
ステーキング対象銘柄(2026年8月時点)
| 対象銘柄 | 備考 |
|---|---|
| ETH、SOL、TRX、ADA、HBAR、AVAX、SUI、TON、DOT、NEAR、ATOM、FLR、APT、ALGO、XDC、OAS | 全16銘柄 |
※テゾス(XTZ)のステーキングサービスは、2026年6月30日をもって終了しています。
※ステーキング年率は固定ではなく、ネットワークの状況などによって毎月変動します。実際に受け取る報酬額は、対象期間中の平均保有数量などに基づいて計算されます。
SBI VCトレードは、暗号資産の売買だけでなく、保有しながら報酬を受け取る運用方法にも対応しています。長期保有を考えている人は、保有予定の銘柄がステーキング対象になっているか確認しておきましょう。
SBI VCトレードの口座開設方法
SBI VCトレードで暗号資産取引を始めるには、本人確認を含む口座開設手続きが必要です。
- メールアドレスを登録する
- パスワードを設定し、規約に同意する
- 電話番号認証を行う
- 氏名・住所などの基本情報を入力する
- 本人確認を行う
- 通常のWeb申込みでは、本人確認書類と顔写真を撮影する
- 「マイナンバーで口座開設」アプリでは、マイナンバーカードのICチップを読み取る
- 審査完了後にログインする
- 日本円を入金して取引を始める
利用できる本人確認書類
通常のWeb申込みで「スマホでかんたん本人確認」を利用する場合は、現住所が記載された次のいずれか1点を使用します。
- 運転免許証
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
※各種保険証、パスポート、運転経歴証明書、マイナンバーの通知カードは利用できません。
※外国籍の方は、在留カードまたは特別永住者証明書が必要です。
「マイナンバーで口座開設」アプリを利用する場合
条件を満たす個人の方で、マイナンバーカードと対応するスマートフォンを持っている場合は、「マイナンバーで口座開設」アプリを利用できます。
同アプリでは、マイナンバーカードのICチップに搭載された電子証明書を利用して本人確認を行うため、本人確認のための顔写真撮影が不要となります。
同アプリを利用した申込みは最短5分で口座開設が完了すると案内されていますが、申込内容や確認状況によっては時間がかかる場合があります。
※外国籍の方、法人の方、マイナンバーカードの電子証明書に登録された氏名情報が旧姓併記となっている方は、「マイナンバーで口座開設」アプリを利用できません。
口座開設時の注意点
- 本人確認書類に現在の住所が記載されているか確認する
- 本人確認書類の文字や写真が鮮明に写るように撮影する
- 登録情報と本人確認書類の内容を一致させる
- 氏名、住所、生年月日などを正確に入力する
- 審査状況によっては口座開設まで時間がかかる場合がある
SBI VCトレードのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・SBIグループが運営している ・全35銘柄の取引が可能 ・ステーキング対象が16銘柄 ・積立30銘柄、貸コイン32銘柄に対応 ・レバレッジ取引は13銘柄に対応 ・日本円の入出金手数料が無料 ・暗号資産・電子決済手段の入出庫手数料が無料 |
・販売所ではスプレッドの負担がある ・取引所形式に対応する銘柄は8銘柄に限られる ・レバレッジ取引には大きな損失リスクがある ・銘柄によって利用できるサービスが異なる ・取扱銘柄やサービス内容が変更されることがある |
暗号資産は価格変動が大きく、元本割れのリスクがあります。余裕資金の範囲内で取引し、サービス内容や手数料、リスクを確認してから利用しましょう。
まとめ|SBI VCトレードはこんな人に向いている
SBI VCトレードは、SBIグループが運営する国内取引所を利用したい人、取扱銘柄やサービスの豊富さを重視する人、積立やステーキングを利用して長期保有したい人に向いています。
2026年6月24日にRLUSDとJPYSCが追加され、一時的に取扱銘柄数は42銘柄となりました。その後、7月22日にMKR、8月5日にDAIの現物取引とOMG、XTZ、SAND、AXS、BAT、APEの取扱いが廃止されました。
2026年8月12日時点では、SBI VCトレード公式サイトで全35銘柄の取引が可能と案内されています。現物取引は販売所・取引所の重複を除き34銘柄で、DAIはレバレッジ取引のみ継続しています。
積立は30銘柄、貸コインは32銘柄、取引所は8銘柄、レバレッジ取引は13銘柄、ステーキングは16銘柄に対応しています。
売買だけでなく、積立、貸コイン、ステーキングなども利用できるため、複数の方法で暗号資産を運用したい人にとっても検討しやすい取引所です。
取扱銘柄やサービス内容は今後も変更される可能性があるため、口座開設や取引を行う前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。
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