金を仮想通貨で買える?Coincheckがジパングコイン(ZPG)取扱開始、仕組みを解説
金を仮想通貨で買える?Coincheckがジパングコイン(ZPG)取扱開始、仕組みを解説

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※本記事は、2026年9月2日時点で確認できたCoincheck、ジパングコイン公式サイトなどの公開情報をもとに作成しています。
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「金に投資してみたいけれど、金貨や金地金を買うのは少しハードルが高い」という人に、新たな選択肢が増えました。

Coincheckは2026年8月31日、金(ゴールド)の価格に概ね連動することを目指す暗号資産「ジパングコイン(ZPG)」の取扱いを開始しました。

ZPGは、1ZPGが金現物1グラムと同等の価値(円換算)を持つよう設計された暗号資産です。

Coincheckでは販売所で購入・売却できるほか、「Coincheckつみたて」や「Coincheck貸暗号資産サービス」にも対応しています。

 

ただし、ZPGを購入することと、金地金そのものを購入することは同じではありません。

ZPGは金価格への連動を目指す暗号資産であり、2026年9月2日時点では保有しているZPGを金現物へ交換することはできません。

また、CoincheckではZPGを取引所(板取引)で売買したり、外部ウォレットへ送金したり、外部から受け取ったりすることもできません。

この記事では、ジパングコインとは何なのか、金価格への連動を目指す仕組み、Coincheckでの購入方法、金現物やBitcoin(BTC)との違い、利用する際の注意点を初心者向けに解説します。

 

Coincheck

 

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Coincheckがジパングコイン(ZPG)の取扱いを開始

Coincheckは2026年8月31日、ジパングコイン(ZPG)の取扱いを開始しました。

ZPGは三井物産デジタルコモディティーズが発行する、金価格への連動を目指して設計された暗号資産です。

Coincheckで利用できるサービスを整理すると次のとおりです。

 

項目 内容
銘柄 ジパングコイン(ZPG)
取扱開始日 2026年8月31日
Coincheck販売所 購入・売却に対応
Coincheckつみたて 対応
Coincheck貸暗号資産サービス 対応
Coincheck取引所(板取引) 非対応
外部への送金 非対応
外部からの受取 非対応

 

BitcoinやEthereumなどと同じく暗号資産に分類されますが、ZPGには金価格への概ねの連動を目指しているという大きな特徴があります。

ジパングコイン(ZPG)とは?1ZPG=金1グラム相当を目指す暗号資産

ジパングコイン(ZPG)は、三井物産デジタルコモディティーズが発行している暗号資産です。

ZPG公式サイトでは、1ZPGは金現物1グラムと同等の価値(円換算)を有する暗号資産と説明されています。

 

ZPGの仕組みでは、三井物産がロンドン市場から金現物を調達します。

その後、三井物産デジタルコモディティーズがZPGを発行し、発行に対応する金現物を用いた仕組みによって、1ZPGが金1グラム相当の価値となることを目指しています。

ZPGの価格は、ロンドン受渡の相対取引市場を基準に、市況や各暗号資産交換業者が設定する取引スプレッドなどを反映して決まります。

 

そのため、金価格の変動はZPGにも影響すると考えられますが、1ZPGの取引価格が常に金現物1グラムの価格と完全に一致することを保証するものではありません。

市場環境や為替、取引スプレッドなどによって差が生じる可能性があります。

ZPGを買えば「金を持っている」ことになる?

ZPGは金価格への連動を目指す仕組みを持っていますが、ZPGそのものは暗号資産です。

金貨や金地金を購入した場合のように、自宅や貸金庫で実物の金を保有するわけではありません。

 

さらにZPG公式サイトでは、2026年9月2日時点ではZPGを実際の金現物と交換することはできないと案内しています。

将来的には金現物と交換可能にすることが予定されていますが、現時点で利用できるサービスではありません。

そのため、「金を仮想通貨で買える?」という今回のテーマをより正確に表現すると、金現物そのものを購入するのではなく、金価格への連動を目指す暗号資産を購入できるという仕組みです。

金現物・金ETF・ZPGは何が違う?

金へ投資する方法はZPGだけではありません。

金地金や金貨などの現物を購入する方法のほか、証券口座から金価格への連動を目指すETFなどを購入する方法もあります。

主な違いを簡単に整理すると次のとおりです。

 

項目 ZPG 金現物 金ETF
購入するもの 暗号資産 金地金・金貨など 証券取引所に上場する金融商品
金価格との関係 概ね連動することを目指す 金そのもの 商品によって金価格への連動を目指す
主に利用する口座 暗号資産取引口座 金販売会社など 証券口座
購入者による現物保管 不要 購入方法によって必要 原則不要
金現物としての受取 現時点では不可 現物を保有 商品によって異なる

 

ZPGは、暗号資産取引口座から金価格への値動きにアクセスできる点が特徴です。

一方、実物の金を自分で保有したい場合は、ZPGとは目的が異なります。

CoincheckならZPGを500円相当から購入できる

CoincheckではZPGを販売所から購入できます。

Coincheck販売所の最小注文数量は、購入・売却とも円建てで500円相当です。

そのため1ZPG分をまとめて購入する必要はなく、500円相当から少額でZPGを購入できます。

 

例えば1ZPGの価格が2万円を超えていたとしても、2万円以上を用意しなければ購入できないわけではありません。

Bitcoinを1BTC単位で購入する必要がないのと同じように、ZPGも一部の数量を購入できます。

 

Coincheck

 

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積立・貸暗号資産にも対応、ただし板取引や外部送金は不可

Coincheckでは、販売所でその都度ZPGを購入するだけでなく、「Coincheckつみたて」と「Coincheck貸暗号資産サービス」でもZPGを利用できます。

Coincheckつみたてを利用すれば、購入時期を分散しながら継続的にZPGを購入する方法を選べます。

貸暗号資産サービスでは、保有する暗号資産を一定期間Coincheckへ貸し出し、契約期間満了後に利用料を受け取る仕組みがあります。

 

ただし、積立を行えば利益が出ることや、貸暗号資産サービスを利用すれば必ず収益を得られることが保証されているわけではありません。

それぞれの利用条件やリスクを確認する必要があります。

 

また、2026年9月2日時点でZPGはCoincheck取引所(板取引)の対象ではありません。

ZPGをCoincheckで購入・売却する場合は、Coincheckが提示する価格で売買する販売所を利用します。

販売所では購入価格と売却価格に差(スプレッド)があるため、金価格の値動きだけでなく、実際に提示される売買価格も確認することが重要です。

 

ZPGはCoincheckから外部への送金や、外部からCoincheckへの受取にも対応していません。

Coincheckで購入したZPGを自分の外部ウォレットへ送ったり、ほかのサービスで保有するZPGをCoincheckへ送ったりすることはできません。

ZPG公式サイトでは将来的に移動などの入出庫サービスを提供する予定としていますが、現時点で利用できる機能とは分けて考えましょう。

BitcoinとZPGは何が違う?

ZPGとBitcoinはどちらも日本では暗号資産に分類されますが、価格形成の考え方は大きく異なります。

 

項目 ZPG Bitcoin
価格の特徴 金価格への概ねの連動を目指す 暗号資産市場の需要・供給などで変動
仕組み 金現物を用いた仕組み 金などの裏付け資産はない
発行主体 三井物産デジタルコモディティーズ 特定の発行企業なし
主な価格変動要因 金価格、為替、市場環境など 暗号資産市場の需給、市場心理など
Coincheckからの外部送金 非対応 対応

 

Bitcoinの値上がりを期待して購入する場合と、金価格への連動を期待してZPGを購入する場合では、資産を保有する目的も異なります。

同じ「暗号資産」という分類だけで判断せず、何の価格に影響を受けるよう設計された資産なのかを理解することが重要です。

ZPGは金価格だけでなく為替の影響にも注意

日本円でZPGを取引する場合は、金相場だけではなく為替も確認しておきたいポイントです。

ZPG公式サイトでは、1ZPGは金現物1グラムと同等の価値を円換算した暗号資産と説明されています。

世界の金市場では米ドル建ての価格が重要になるため、円換算した金価格はドル円相場の影響も受けます。

 

例えばドル建ての金価格が大きく変化していなくても、円安が進めば円換算した金価格が上昇する場合があります。

反対に円高が進めば、ドル建ての金価格が上昇していても、円ベースで見た上昇幅が小さくなる場合があります。

ZPGの価格を見る場合は、金相場と為替の両方を確認すると、値動きを理解しやすいでしょう。

「年率約200%」のZPGキャンペーンとは?

CoincheckではZPGの取扱開始にあわせ、2026年8月31日12時から9月30日23時59分までキャンペーンを実施しています。

キャンペーンページでは「抽選で年率約200%相当のZPGプレゼント」と案内されています。

ただし、ZPGを購入した人全員が年率200%で運用できるという意味ではありません。

 

キャンペーンでは、期間中にエントリーしたうえでCoincheck販売所からZPGを購入すると、購入金額5万円ごとに1口として抽選対象になります。

1口当選した場合は約8,219円相当のZPGが進呈され、当選総口数は最大1,000口です。

複数口の当選もありますが、1人あたりの賞品付与上限は10万円相当となっています。

 

項目 内容
キャンペーン期間 2026年8月31日12時~9月30日23時59分
応募単位 ZPG購入5万円ごとに1口
当選総口数 最大1,000口
1口当選時 約8,219円相当のZPG
1人あたりの賞品上限 10万円相当のZPG

 

Coincheckは、1口5万円に対して約8,219円相当のZPGが当たった場合の割合を、30日で約16.44%とし、これを年率換算して約200%と表示しています。

つまり「年率約200%」は当選した場合の賞品額を年率換算したキャンペーン上の表示です。ZPGそのものに年200%の利息が付くわけでも、購入した人全員が16.44%相当のZPGを受け取れるわけでもありません。

また、参加にはエントリーが必要です。

キャンペーン終了から賞品付与日まで、期間中に購入したZPGと同量以上を保有し続けることも条件となっています。

キャンペーンを利用する場合は、抽選であることや保有条件まで確認しておきましょう。

ZPGのメリットと注意点

ZPGの特徴の一つは、自分で金現物を保管することなく、金価格への値動きにアクセスできる点です。

ZPG公式サイトでは、ZPG自体に保管手数料はかからないと案内しています。

Coincheckでは円建て500円相当から購入できるため、まずは少額から金価格への投資を検討したい場合にも利用できます。

 

一方、ZPGには金現物とは異なる注意点があります。

金価格への連動を目指していても、実際の取引価格が金現物価格と完全に一致することは保証されていません。

Coincheck販売所ではスプレッドがあり、現時点では金現物との交換や外部への送受金もできません。

さらにZPGは暗号資産であるため、発行・流通の仕組みや暗号資産交換業者のシステム、ブロックチェーンなどに関するリスクもあります。

 

Coincheckでは、ZPGの流動性供給者であるデジタルアセットマーケッツがシステムメンテナンスを実施している間、ZPGを取引できないと案内しています。

「金価格への連動を目指しているから安全」と考えるのではなく、金価格の変動リスクと暗号資産としてのリスクの両方を確認する必要があります。

発行会社が破綻した場合はどうなる?

ZPGには発行者に関するリスクへ備える仕組みも設けられています。

ZPG公式サイトによると、発行者である三井物産デジタルコモディティーズがZPG事業を廃止する場合、一定の条件のもとで金現物の市場価格に近似した価格による買取りの仕組みが設けられています。

また、発行者が破綻した場合には、ZPGの時価相当額に関する銀行保証が付与されています。

銀行から支払われる保証金はデジタルアセットマーケッツを通じてZPG保有者へ支払われ、保証金を信託銀行の信託勘定で分別管理する仕組みも設けられています。

 

ただし、購入時の価格、いわゆる「元本」を保証する制度ではありません。

保証金の金額は、保証金の支払いが行われる時点におけるZPGの時価相当額です。

例えばZPGの価格が購入時から下落していた場合、購入時の価格まで補填される仕組みではありません。

 

さらにZPGのホワイトペーパーでは、発行者と保証を行う金融機関が同時に破綻した場合や、倒産手続きに伴う法令上の制約などによって、保証金の全部または一部がZPG保有者へ支払われない可能性も示されています。

「銀行保証がある=投資した金額が必ず戻ってくる」という意味ではない点には注意が必要です。

【独自視点】「金」が暗号資産口座に入ってきた意味は?

今回のCoincheckによるZPG取扱開始をCoinChoice独自の視点で見ると、注目したいのは「新しい仮想通貨が1つ増えた」ということだけではありません。

これまで暗号資産取引所で購入する代表的な資産は、BitcoinやEthereum、XRP、Solanaなど、ブロックチェーン市場そのものと関係の深い暗号資産でした。

一方、ZPGが価格連動を目指しているのは、古くから資産として利用されてきた「金」です。

 

つまりCoincheckでは、同じ暗号資産口座からBitcoinと、金価格への連動を目指すZPGの両方へアクセスできるようになりました。

暗号資産取引サービスで扱われる資産が、従来型の暗号資産だけではなく、実物資産の価格と結びついたデジタル資産にも広がっている事例の一つと見ることができます。

 

Bitcoinと金は、ともに法定通貨とは異なる資産として比較されることがありますが、価格形成やリスクは大きく異なります。

BTCと金価格への連動を目指すZPGを、異なる特徴を持つ資産として同じ暗号資産口座から比較できるようになった点は、今回の取扱開始で注目したい変化といえそうです。

CoincheckでZPGを購入する場合

Coincheckでは2026年8月31日から、販売所でZPGを購入できるようになりました。

円建てでは500円相当から購入できます。

ZPGを購入する場合は、Coincheckの口座を開設して本人確認を行い、日本円を入金したうえで販売所からZPGを選択します。

 

CoincheckではZPGのほかにもBTC、ETH、XRP、SOLなど複数の暗号資産を取り扱っています。

金価格への連動を目指すZPGとBitcoinなどほかの暗号資産の違いを確認しながら、自分の目的に合うか判断しましょう。

 

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自分に合う国内仮想通貨取引所を診断

ZPGはCoincheckで購入できますが、BitcoinやEthereumなどを購入する場合は、国内に複数の暗号資産取引所があります。

取引所によって取扱銘柄、売買方法、手数料やスプレッド、最低注文金額、積立や運用サービスなどが異なります。

自分が購入したい暗号資産や利用したいサービスを整理したうえで比較してみましょう。

CoinChoiceでは、5つの質問から自分の投資スタイルに合った国内取引所を探せる診断を用意しています。

 

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まとめ:ZPGは金現物ではなく「金価格への連動を目指す暗号資産」

Coincheckは2026年8月31日、ジパングコイン(ZPG)の取扱いを開始しました。

ZPGは三井物産デジタルコモディティーズが発行する暗号資産で、1ZPGが金現物1グラムと同等の価値(円換算)を持つよう設計されています。

Coincheckでは販売所での購入・売却に加え、「Coincheckつみたて」と「Coincheck貸暗号資産サービス」に対応しています。

 

一方、Coincheck取引所(板取引)での売買や、外部への送金・外部からの受取には対応していません。

また、2026年9月2日時点ではZPGを金現物へ交換することもできません。

「仮想通貨で金そのものを買う」というより、「金価格への連動を目指す暗号資産をCoincheckから購入できるようになった」と理解するのが適切です。

 

Coincheck販売所では円建て500円相当から購入できます。

ただし、金価格や為替の変動、金現物価格との乖離、販売所のスプレッド、暗号資産としてのリスクがあります。

銀行保証についても購入時の元本を保証するものではありません。

ZPG、金現物、金ETF、Bitcoinはそれぞれ仕組みが異なるため、何を保有することになるのか、どのようなリスクがあるのかを理解したうえで判断することが重要です。

 

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出典・参考

 

※本記事は、特定の暗号資産、金、金融商品等の購入・売却を推奨するものではありません。

※ZPGは金価格への連動を目指して設計されていますが、金現物価格と完全に同じ値動きをすることが保証されているものではありません。

※銀行保証はZPG購入時の価格(元本)を保証するものではありません。

※暗号資産には価格変動、元本割れ、流動性低下、システム障害、不正アクセスなどのリスクがあります。

※キャンペーン内容や取扱サービスは変更・終了となる可能性があります。利用前にCoincheckなどの最新の公式情報を確認してください。

投資を行う場合は、それぞれの商品の仕組みやリスクを理解したうえで、自身の判断で行ってください。
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