
目次
- 1 ビットコインが11.5万ドルに接近した2025年9月を振り返る|上昇要因と価格予想の読み方
- 1.1 2025年9月、なぜ11.5万ドルが注目されたのか
- 1.2 上昇材料① 米国のインフレ指標と利下げ観測
- 1.3 上昇材料② FRBはその後実際に利下げを実施
- 1.4 上昇材料③ ETFや機関投資家の存在
- 1.5 11.5万ドル突破予想はその後どうなった?
- 1.6 当時の15万~20万ドル予想をどう見るべきだったか
- 1.7 テクニカル分析の価格目標は「確定値」ではない
- 1.8 ビットコイン価格を見るときに確認したい5つのポイント
- 1.9 「買いシグナル」だけで投資判断をしない
- 1.10 日本の暗号資産取引所を選ぶときのポイント
- 1.11 国内暗号資産取引所の選択肢
- 1.12 よくある質問
- 1.13 まとめ
- 1.14 出典・参考
ビットコインが11.5万ドルに接近した2025年9月を振り返る|上昇要因と価格予想の読み方
※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
※本記事は、ビットコインが11.5万ドル付近まで上昇した2025年9月の市場環境を振り返る目的で作成しています。現在のビットコイン価格や将来の価格を予想する記事ではありません。
※暗号資産取引所の取扱銘柄、手数料、最低注文数量、各種サービスは変更される場合があります。本記事では短期間で変化しやすい数値の掲載をできるだけ避けています。
2025年9月、ビットコイン(BTC)は11万ドル台で推移し、11.5万ドルという節目が市場で意識されていました。
当時は米国のインフレ指標や金融政策、暗号資産ETFへの資金流入などが材料視され、「さらに上昇するのではないか」という見方も広がっていました。
実際、その後ビットコインは11.5万ドルを突破し、2025年10月には12.6万ドル台まで上昇しました。
しかし、その後は大きな調整も発生しています。
この値動きから分かるのは、特定の価格目標だけを見るのではなく、「なぜ価格が動いたのか」「予想が外れた場合にどうなるのか」まで考えることの重要性です。
本記事では、2025年9月当時の相場を振り返りながら、ビットコインの価格予想を見るときに確認したいポイントを解説します。
2025年9月、なぜ11.5万ドルが注目されたのか
2025年9月当時、ビットコインは11万ドル台で推移しており、11.5万ドル付近は市場参加者から注目される価格帯の一つでした。
ただし、価格チャート上の「抵抗線」は固定されたものではありません。
市場参加者の注文状況やニュース、経済指標によって変化するため、「この価格を超えれば必ず上昇する」と考えることはできません。
当時の市場では、主に次のような材料が注目されていました。
- 米国のインフレ指標
- FRBの金融政策
- ビットコインETFを通じた資金の動き
- 機関投資家による暗号資産への関心
- ビットコインの過去最高値更新への期待
上昇材料① 米国のインフレ指標と利下げ観測
2025年9月10日に米労働省労働統計局が発表した2025年8月の米生産者物価指数(PPI)は、最終需要ベースで前月比0.1%低下しました。
物価上昇圧力の鈍化を示す経済指標は、FRBによる利下げを意識させる材料になる場合があります。
一般的に政策金利が低下すると、債券などの利回りが低下し、株式や暗号資産などのリスク資産へ資金が向かいやすくなるとの見方があります。
ただし、金利とビットコイン価格が常に同じ方向へ動くとは限りません。
雇用、インフレ、景気、為替、投資家心理など複数の要因が同時に影響します。
上昇材料② FRBはその後実際に利下げを実施
2025年9月17日、FRBはフェデラルファンド金利の誘導目標を0.25ポイント引き下げました。
9月上旬に市場で意識されていた利下げ観測は、結果として実際の政策変更につながったことになります。
ただし、「利下げ=ビットコイン上昇」と単純化するのは避けた方がよいでしょう。
金融市場では事前に政策変更を織り込んで価格が動く場合があり、発表後に材料出尽くしとして反対方向へ動くこともあります。
上昇材料③ ETFや機関投資家の存在
ビットコインの市場環境を考えるうえでは、個人投資家だけでなく、ETFなどを通じた機関投資家の資金動向も重要な要素になっています。
ETFへの資金流入が増える局面では買い需要が意識される一方、資金流出が続けば相場の重荷になることがあります。
そのため、単純に「ETFがあるから上がる」と判断するのではなく、実際の資金流入・流出や市場全体の需給を見る必要があります。
11.5万ドル突破予想はその後どうなった?
2025年9月に市場で意識されていた11.5万ドルという水準は、その後実際に突破されました。
ビットコインは2025年10月6日に12.6万ドルを超える過去最高値を記録しています。
一方で、最高値を更新したからといって、そのまま上昇が続いたわけではありません。
10月の最高値後には大きな価格調整が発生し、11月には10万ドルを下回る場面もありました。
この値動きは、「目標価格に到達したこと」と「その価格を維持できること」は別だという好例です。
当時の15万~20万ドル予想をどう見るべきだったか
2025年には、ビットコインについて15万ドル、20万ドルなど、さまざまな強気予想が市場で示されていました。
しかし、価格予想はあくまで一定の前提条件に基づく見通しです。
実際の価格は、政策変更、景気、需給、規制、地政学リスク、市場心理などによって大きく変わります。
そのため、本記事では特定の将来価格を新たに予想しません。
価格予想を見る際は、数字そのものよりも次の点を確認することが重要です。
- 誰が予想しているのか
- どの時点の情報に基づいているのか
- 予想の前提条件は何か
- 弱気シナリオも想定しているか
- 予想が外れた場合のリスクを考慮しているか
テクニカル分析の価格目標は「確定値」ではない
ビットコイン相場では、移動平均線、サポートライン、レジスタンスライン、フィボナッチ・リトレースメントなど、さまざまなテクニカル指標が使われます。
これらは現在の相場状況を整理する参考にはなりますが、将来の価格を保証するものではありません。
たとえば「この抵抗線を突破すれば次は○ドル」という分析が示されても、直後に経済指標や規制関連ニュースが発表されれば、市場環境が変わる可能性があります。
特定の価格だけを根拠に売買を決めるのではなく、複数の情報を合わせて確認することが大切です。
ビットコイン価格を見るときに確認したい5つのポイント
1. 米国の金融政策
ビットコインを含むリスク資産は、米国の金利や金融政策の影響を受ける場合があります。
FOMCの結果だけでなく、FRBが今後の政策についてどのような見通しを示しているかも確認しましょう。
2. インフレ・雇用指標
CPI、PPI、雇用統計などは金融政策の見通しに影響するため、市場で注目されやすい経済指標です。
単月の数字だけでなく、数カ月単位の傾向を見ることも重要です。
3. ETFの資金動向
ビットコインETFへの資金流入・流出は、米国市場における需要を見る一つの材料です。
ただし、1日だけの大幅流入・流出で長期トレンドを判断しないようにしましょう。
4. レバレッジ取引の過熱
先物市場などでレバレッジポジションが積み上がると、急落時にロスカットが連鎖し、値動きが大きくなる場合があります。
価格だけでなく、市場の過熱感にも注意が必要です。
5. 自分の投資期間
数時間~数日の短期取引と、数年単位の長期保有では確認すべき情報が異なります。
「価格が上がりそうだから」という理由だけでなく、自分がどの程度の価格変動まで許容できるかを考えておきましょう。
「買いシグナル」だけで投資判断をしない
暗号資産の記事やSNSでは、「買いシグナル」「上昇サイン」といった表現を目にすることがあります。
しかし、特定の条件がそろったからといって、その後の上昇が保証されるわけではありません。
投資判断では、強気材料だけでなく次のようなリスクも確認する必要があります。
- 想定以上にインフレが進む可能性
- 金融政策が市場予想から外れる可能性
- ETFから資金が流出する可能性
- 規制環境が変化する可能性
- レバレッジポジションの清算によって急落する可能性
- サイバー攻撃や取引所・プロジェクト固有の問題
日本の暗号資産取引所を選ぶときのポイント
国内暗号資産取引所では、取扱銘柄の追加・廃止、手数料改定、新サービスの開始・終了が行われることがあります。
そのため、「○○銘柄」「手数料○%」といった数字だけで取引所を選ぶと、情報が古くなりやすい点に注意が必要です。
取引所を比較するときは、次のポイントを確認しましょう。
- 金融庁に暗号資産交換業者として登録されているか
- 自分が売買したい暗号資産を取り扱っているか
- 販売所・取引所のどちらに対応しているか
- 日本円の入出金条件
- 暗号資産の送付・受取条件
- 積立やステーキングなど、利用したいサービスがあるか
- セキュリティ機能を設定できるか
国内暗号資産取引所の選択肢
以下では、取扱銘柄数や手数料など変更されやすい数字を固定せず、各取引所の特徴を簡潔に紹介します。
実際に口座を開設する際は、必ず公式サイトで最新の取扱銘柄・手数料・サービス内容をご確認ください。
BitTrade(ビットトレード)
販売所・取引所に加え、複数の暗号資産関連サービスを提供
BitTradeでは、暗号資産の販売所・取引所のほか、積立、貸暗号資産などのサービスを提供しています。
銘柄によって利用できるサービスや取引条件が異なるため、取引予定の銘柄について個別に確認しましょう。
SBI VCトレード
SBIグループが運営する国内暗号資産取引所
SBI VCトレードでは、暗号資産の現物取引などに加えて、積立、貸コイン、ステーキングなど複数のサービスを提供しています。
取扱銘柄数や各サービスの対象銘柄は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
Coincheck(コインチェック)
スマートフォンから利用しやすい国内暗号資産取引所
Coincheckでは暗号資産の売買に加えて、積立などのサービスを提供しています。
取扱銘柄、最低注文金額、入出金手数料などは変更される可能性があるため、利用時点の公式情報を確認しましょう。
bitbank(ビットバンク)
注文板を利用した暗号資産取引を検討したい人の選択肢
bitbankでは暗号資産の現物取引などを提供しており、チャートや注文板を確認しながら取引できます。
利用できる取引方法やサービスは変更される場合があるため、最新の取引ルールを確認してください。
GMOコイン
現物取引やレバレッジ取引など複数の取引方法を提供
GMOコインでは販売所や取引所など複数の取引サービスを提供しています。
取扱銘柄、手数料、注文数量、レバレッジ取引の条件などはサービスや銘柄によって異なるため、利用前に公式情報を確認しましょう。
よくある質問
ビットコインは11.5万ドルを突破しましたか?
はい。
2025年9月に市場で意識されていた11.5万ドルをその後突破し、2025年10月には12.6万ドルを超える過去最高値を記録しました。
ただし、その後には大きな価格調整も発生しています。
ビットコインの価格予想は当たりますか?
価格予想が当たる保証はありません。
価格予想は、その時点の経済環境や市場データなどをもとに作られたシナリオの一つです。
予想価格だけでなく、その根拠や前提条件、下落リスクも確認しましょう。
利下げが行われるとビットコインは必ず上昇しますか?
必ず上昇するわけではありません。
政策金利はビットコイン価格に影響する要因の一つですが、景気、インフレ、ETFの資金動向、投資家心理など複数の要因が価格に影響します。
初心者はどの暗号資産取引所を選べばいいですか?
すべての人に最適な取引所はありません。
自分が取引したい銘柄、利用したい取引方法、入出金条件、セキュリティ機能などを比較して選びましょう。
取扱銘柄数だけで決めないことが大切です。
取引所の手数料はこの記事で比較できますか?
本記事では、変更される可能性がある具体的な手数料を固定表示していません。
実際に利用する際は、各取引所の公式手数料ページで最新情報をご確認ください。
まとめ
2025年9月、ビットコイン市場では11.5万ドル突破が注目されていました。
その後、ビットコインは実際に11.5万ドルを超え、2025年10月には12.6万ドルを超える過去最高値を記録しました。
しかし、その後は大きな調整も発生しています。
この値動きから分かる重要なポイントは、次の通りです。
- 価格目標を突破しても上昇が続くとは限らない
- 金融政策や経済指標は重要だが、価格を決める唯一の要因ではない
- 強気予想だけでなく下落シナリオも考える
- テクニカル分析の数値は将来価格を保証しない
- 取引所は固定の銘柄数や手数料ではなく、自分に必要な機能で比較する
ビットコインの価格は今後も大きく変動する可能性があります。
「○ドルまで上がる」という予想だけを追うのではなく、その予想がどのような前提に基づいているのかを確認し、自分が許容できるリスクの範囲で判断することが大切です。
出典・参考
- U.S. Bureau of Labor Statistics「Producer Price Index - August 2025」
- Federal Reserve「FOMC statement - September 17, 2025」
- Coinbase「Bitcoin Price」
- SBI VCトレード公式サイト
- Coincheck公式サイト
- bitbank公式サイト
- BitTrade公式サイト
- GMOコイン公式サイト
免責事項:暗号資産は価格が大きく変動する可能性があり、元本は保証されません。本記事は特定の暗号資産の購入・売却を推奨するものではありません。投資判断は、ご自身で情報を確認したうえで行ってください。
記事内容再構成:2026年8月12日
